吉野一穂

吉野 一穂(よしの かずほ、1953年11月12日 - )は、日本の少女小説家東京都出身[1]

経歴・人物

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東京都立江北高等学校を経て、同志社大学神学部を卒業[1]。大学在学中の1976年集英社主催の第9回「小説ジュニア」青春小説新人賞 (現在のノベル大賞の前身) を受賞し[1][2]、大学卒業後の翌1977年11月に、受賞作を含む短編集『感情日記』にて、集英社文庫コバルトシリーズよりデビューした。小説作品のほか、1989年6月からは週刊ヤングジャンプで漫画「天使のボディーガード」の原作を担当し、同作を連載した。この作品は単行本になっていない。

釣りが趣味であり、野球では巨人ファンであるという[1]

著作リスト

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集英社文庫コバルトシリーズ(コバルト文庫)

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  • 感情日記 (1977年11月)
  • 新宿オデッセイ (1978年12月)
  • 青春はブルーなシナリオ (1981年5月)
  • 青春に悔いあり (1982年9月)
  • サラダデイズ・ペーパー : ぼくとわたしのpink体験コレクション (1985年2月)
  • ピンクピーチ・ノート : ぼくとわたしのpink体験コレクション2 (1985年11月)
  • デザートにはらぶ・みすてりぃ (1986年6月)
  • ピンクのモーツァルト : ぼくとわたしのムフフ体験コレクション 1 (1987年9月)
  • ピンクのモーツァルト : ぼくとわたしのムフフ体験コレクション 2 (1988年3月)
  • シスターズ : リサのダイエットブック (1988年11月)
  • シスターズ 2 : リサのプロポーズ大作戦 (1989年8月)
  • シスターズ 3 : リサのワイキキフィットネス (1990年6月)

集英社スーパーファンタジー文庫

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ポプラ社

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  • 恋して幽霊研究部♡学園七不思議にキャー!? (1992年10月)

寄稿

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  • 小説ジュニア 1976年8月号 (第11巻第8号) (集英社) - 「感情日記」寄稿
  • 小説ジュニア 1976年10月号 (第11巻第10号) (集英社) - 「私のミルクボーイ」寄稿
  • 小説ジュニア 1976年12月号 (第11巻第12号) (集英社) - 「白聖夜」寄稿
  • 小説ジュニア 1977年1月号 (第12巻第1号) (集英社) - 「さらば ひとつの青春」寄稿
  • 小説ジュニア 1978年2月号 (第13巻第2号) (集英社) - 「バンザイ!! 万歳倶楽部」寄稿
  • 小説ジュニア 1980年3月号 (第15巻第3号) (集英社) - 「男ただいま十七歳」寄稿
  • 小説ジュニア 1980年7月号 (第15巻第7号) (集英社) - 「新刊ア・ラ・カルト『知的恋愛の本』富島健夫著」 (正本ノンとの対談) 寄稿
  • 小説ジュニア 1981年9月号 (第16巻第9号) (集英社) - 「今月の、この一冊 さまざまな十二の恋の物語 一穂とノンの読後対談『青春前期』富島健夫著」 寄稿
  • 小説ジュニア 1981年11月号 (第16巻第11号) (集英社) - 「恋人紹介所始末記」寄稿
  • 小説ジュニア 1982年4月号 (第17巻第4号) (集英社) - 「五億円をどうぞ!」寄稿
  • コバルト 1984年夏号 (5巻2号) (集英社、1984年7月) - 「中野島スキャンダル」寄稿
  • コバルト 1987年秋号 (6巻4号) (集英社、1987年10月) - 「ブルマーの季節」寄稿
  • Hobby's jump 16(集英社、1988年12月) - 「自家製パーティー大作戦!」掲載
  • 週刊ヤングジャンプ 1989年第27号 - 1989年第37号? - 漫画「天使のボディーガード」作画:後藤友彦 連載

脚注

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  1. ^ a b c d 『青春に悔いあり』集英社文庫 コバルト・シリーズ 1982年 奥付上「著者略歴」より
  2. ^ 『最新文学賞事典』日外アソシエーツ株式会社・紀伊国屋書店、1989年10月発行 101ページより。

関連項目

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