善師野駅
善師野駅 | |
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駅全景 | |
ぜんじの ZENJINO | |
◄HM01 富岡前 (2.1 km) (3.7 km) 西可児 HM03► | |
所在地 | 愛知県犬山市善師野真土4-2 |
駅番号 | HM 02 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 広見線 |
キロ程 | 4.0 km(犬山起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 1,401[1]人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)4月24日 |
備考 | * 無人駅(自動券売機 有) 管理駅:犬山 |
善師野駅(ぜんじのえき)は、愛知県犬山市善師野真土にある名古屋鉄道広見線の駅。駅番号はHM02。普通列車の停車駅で、毎時4本程度停車する。
歴史
[編集]駅構造
[編集]2面2線相対式ホームの地上駅。駅集中管理システムが導入された無人駅である。改札口は各ホームの犬山寄りに1箇所ずつあり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[3])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。
改札内には互いのホームを行き来できる通路はないが、犬山寄りの改札外に構内踏切が設置されている。
東海自然歩道の汲み取り式トイレが、駅に隣接している。また駅南側が小さいながらロータリーとなっている。
駅集中管理システム導入以前は駅への入り口が4箇所あり、新可児駅方面ホームへの入り口が北東側先端から2両め位の(西可児駅方向)に、犬山駅方面ホームへの入り口が富岡前駅方向の先端から3両目くらいの場所にあり、過去には、木造駅舎もあった。2004年(平成16年)3月より、南を併走する道路から駅までの道路が拡幅されロータリーが出来た。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | HM 広見線(犬山〜新可児)[4] | 下り | 新可児ゆき[5] |
2 | 上り | 犬山・名鉄名古屋・金山方面[5] |
- 駅舎
- ホーム
- 駅名標
配線図
[編集] ← 犬山・ 名古屋方面 | → 新可児方面 | |
凡例 出典:[6] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,087人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中215位、広見線(11駅)中7位であった[7]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は387人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中287位、広見線・八百津線(16駅)中11位であった[8]。
『愛知県統計書』『愛知県統計年鑑』『犬山市の統計』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。
年 | 乗車人員 | 乗降人員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
総数 | 定期 | |||
1949(昭和24)年度 | *258 | *488 | 期間は1949年5月 - 1950年4月末[9] | |
1950(昭和25)年度 | *151 | *307 | 期間は1949年11月 - 1950年10月末[10] | |
1951(昭和26)年度 | *208 | *418 | [11] | |
1952(昭和27)年度 | 188 | 387 | [12] | |
1953(昭和28)年度 | 236 | 468 | [13] | |
1954(昭和29)年度 | 222 | 444 | [14] | |
1955(昭和30)年度 | 203 | 407 | [15] | |
1956(昭和31)年度 | 216 | 435 | [16] | |
1957(昭和32)年度 | 213 | 329 | [17] | |
1958(昭和33)年度 | ||||
1959(昭和34)年度 | ||||
1960(昭和35)年度 | ||||
1961(昭和36)年度 | ||||
1962(昭和37)年度 | ||||
1963(昭和38)年度 | ||||
1964(昭和39)年度 | ||||
1965(昭和40)年度 | 320 | 263 | 645 | [18][19] |
1966(昭和41)年度 | 285 | 239 | 572 | [19] |
1967(昭和42)年度 | 225 | 183 | 451 | [19] |
1968(昭和43)年度 | 233 | 186 | 468 | [19] |
1969(昭和44)年度 | 281 | 234 | 562 | [19] |
1970(昭和45)年度 | 245 | 200 | 491 | [18][19] |
1971(昭和46)年度 | 243 | 186 | 489 | [18][19] |
1972(昭和47)年度 | 243 | 183 | 488 | [18][19] |
1973(昭和48)年度 | 258 | 182 | 517 | [18][19] |
1974(昭和49)年度 | 255 | 192 | 511 | [18][19] |
1975(昭和50)年度 | 255 | 197 | 513 | [18][19] |
1976(昭和51)年度 | 266 | 204 | 539 | [18][20] |
1977(昭和52)年度 | 267 | 204 | 543 | [18][20] |
1978(昭和53)年度 | 244 | 180 | 506 | [18][20] |
1979(昭和54)年度 | 245 | 177 | 502 | [18][20] |
1980(昭和55)年度 | 224 | 163 | 459 | [18][21] |
1981(昭和56)年度 | 206 | 151 | 425 | [18][22] |
1982(昭和57)年度 | 206 | 147 | 424 | [18][23] |
1983(昭和58)年度 | 195 | 136 | 414 | [18][24] |
1984(昭和59)年度 | 191 | 134 | 402 | [18][25] |
1985(昭和60)年度 | 207 | 136 | 426 | [18][26] |
1986(昭和61)年度 | 209 | 134 | 430 | [18][27] |
1987(昭和62)年度 | 199 | 129 | 415 | [18][28] |
1988(昭和63)年度 | 202 | 125 | 420 | [18][29] |
1989(平成元)年度 | 196 | 121 | 407 | [18][30] |
1990(平成 | 2)年度209 | 132 | 428 | [18][31] |
1991(平成 | 3)年度198 | 122 | 410 | [18][32] |
1992(平成 | 4)年度193 | 113 | 387 | [18][33] |
1993(平成 | 5)年度198 | 125 | 401 | [18][34] |
1994(平成 | 6)年度187 | 121 | 378 | [18][35] |
1995(平成 | 7)年度181 | 118 | 364 | [18][36] |
1996(平成 | 8)年度193 | 129 | 389 | [18][37] |
1997(平成 | 9)年度200 | 140 | 403 | [18][38] |
1998(平成10)年度 | 209 | 152 | 424 | [18][39] |
1999(平成11)年度 | 208 | 152 | 420 | [18][40] |
2000(平成12)年度 | 215 | 161 | 434 | [18][41] |
2001(平成13)年度 | 215 | 158 | 435 | [18][42] |
2002(平成14)年度 | 229 | 170 | 468 | [18][43] |
2003(平成15)年度 | 245 | 191 | 495 | [18][44] |
2004(平成16)年度 | 239 | 184 | 491 | [18][45] |
2005(平成17)年度 | 275 | 217 | 553 | [18][46] |
2006(平成18)年度 | 286 | 231 | 574 | [18][47] |
2007(平成19)年度 | 304 | 243 | 608 | [18][48] |
2008(平成20)年度 | 356 | 282 | 712 | [18][49] |
2009(平成21)年度 | 394 | 322 | 790 | [18][50] |
2010(平成22)年度 | 417 | 343 | 834 | [18][51] |
2011(平成23)年度 | 449 | 898 | [18] | |
2012(平成24)年度 | 495 | 994 | [18] | |
2013(平成25)年度 | 544 | 1087 | [18] | |
2014(平成26)年度 | 573 | 1150 | [18] | |
2015(平成27)年度 | 629 | 1263 | [18] | |
2016(平成28)年度 | 671 | 1341 | [18] | |
2017(平成29)年度 | 714 | 1430 | [18] | |
2018(平成30)年度 | 748 | 1498 | [18] | |
2019(令和元)年度 | 749 | 1502 | [18] | |
2020(令和 | 2)年度651 | 1299 | [18] | |
2021(令和 | 3)年度1401 | [1] |
* 千人単位からの概算値
駅周辺
[編集]広見線では犬山駅から当駅までが愛知県であり、岐阜県との県境に近い駅である。線路は小高い丘の合間を走っており、周辺には緑が多い。南側のやや高いところに交通量の多い道路がある。駅からこの道路まで道が通じており、この道の突き当たりを左折し、少し上ったところが「善師野公民館」である。
ハイキングコースは、善師野駅 - 継鹿尾山(つがおさん)等があり、鳩吹山(はとぶきやま)へ登り可児川駅へ出るコースもある。
当駅の近辺には、江戸時代の中山道(今渡付近で合流)と名古屋を結んでいた木曽街道の「善師野宿」があった。木曽街道は、当時の名古屋地区と江戸とを結ぶ主要な街道であった。
道路交通施設
[編集]- 国道41号(名濃バイパス)善師野インターチェンジ
- 尾張パークウェイ・清水インターチェンジ
- 東海自然歩道 - 駅が最寄で、ハイキングのコースの出発点あるいは終点として利用される。犬山駅方面ホーム出口を出て、トイレ脇の道からハイキングコースに入っていく。
ニュータウン
[編集]バス
[編集]- 犬山市コミュニティバス「善師野駅西」バス停
- 市民健康館・塔野地西・犬山駅東口経由総合犬山中央病院行き
- 四季の丘・もえぎヶ丘経由善師野台北行き
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年11月14日閲覧。
- ^ 善師野駅 - 電車のご利用案内、2019年3月23日閲覧
- ^ a b “善師野(HM02)(ぜんじの) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 『愛知県統計書. 昭和24年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和27年刊行』、愛知県、1952年、332頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和28年刊行』、愛知県、1953年、316頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、335頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和30年刊行』、愛知県、1955年、311頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和31年刊行』、愛知県、1956年、309頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和32年刊行』、愛知県、1957年、325頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和33年刊行』、愛知県、1958年、341頁
- ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和34年刊行』、愛知県、1959年、385頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az “犬山市の統計(オープンデータ)”. 犬山市. 2022年8月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 犬山市企画開発課(編)『犬山市の統計 昭和51年版』、犬山市、1976年、41頁
- ^ a b c d 犬山市総務部総務課(編)『犬山市の統計 昭和55年版』、犬山市、1980年、45頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、241頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、243頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、237頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、227頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、225頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、227頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、231頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、223頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、223頁
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成12年度刊』、愛知県、2001年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成13年度刊』、愛知県、2002年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成14年度刊』、愛知県、2003年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成15年度刊』、愛知県、2004年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成16年度刊』、愛知県、2005年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成17年度刊』、愛知県、2006年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成18年度刊』、愛知県、2007年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成19年度刊』、愛知県、2008年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成20年度刊』、愛知県、2009年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成21年度刊』、愛知県、2010年、第10章 運輸・通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成22年度刊』、愛知県、2011年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成23年度刊』、愛知県、2012年、第10章 運輸・情報通信
- ^ 愛知県県民生活部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成24年度刊』、愛知県、2013年、第10章 運輸・情報通信
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 善師野駅 - 名古屋鉄道