堂目卓生
堂目 卓生(どうめ たくお、1959年 - )は、日本の経済学者。専門は、経済思想史。
岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士(京都大学)[1]。立命館大学経済学部を経て、大阪大学大学院経済学研究科教授。
受賞歴
[編集]- 2005年、日経・経済図書文化賞-著書 The political Economy of Public Finance in Britain, 1767-1873に対して
- 2008年、サントリー学芸賞(政治経済部門)-著書『アダム・スミス』に対して[2]
- 2019年、紫綬褒章[3][4]
著書
[編集]単著
[編集]- 『古典経済学の模型分析――リカード、マルサス、シスモンディの動学理論』(有斐閣, 1992年)
- History of Economic Theory: A Critical Introduction, (E. Elgar, 1994).
- The political Economy of Public Finance in Britain, 1767-1873, (Routledge, 2004).
- 『アダム・スミス――『道徳感情論』と『国富論』の世界』(中央公論新社[中公新書], 2008年)
共著
[編集]- 『経済学―名著と現代』(日本経済新聞出版社,2007年)
訳書
[編集]- 『森嶋通夫著作集(第6巻)』(岩波書店, 2003年)に所収
脚注
[編集]- ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000073778
- ^ “サントリー学芸賞”. サントリー文化財団. 2020年6月15日閲覧。
- ^ 秋の褒章に754人25団体産経ニュース2019年11月2日(2019年11月2日閲覧)
- ^ 『官報』号外第151号、2019年11月3日