堕天使殺人事件
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『堕天使殺人事件』(だてんしさつじんじけん、英題:THE FALLEN ANGEL MURDER CASE)は、新世紀「謎」倶楽部による長編推理小説。この作品は新世紀「謎」倶楽部のメンバーらによるリレー形式で執筆が進められている。
執筆のルール
[編集]この作品はリレー形式で執筆が行われており、以下のルールがあらかじめ定められた。
- 全体的な打ち合わせは一切行わない
- 各執筆者はそれまでの原稿を引き継いで執筆する
- 真相や伏線に関する質問は禁止
- 構想および執筆の時間は原則2週間
目次・執筆者
[編集]- 第一章 悪魔の犯罪(二階堂黎人)
- 第二章 天使の婚礼(柴田よしき)
- 第三章 堕天使の来歴(北森鴻)
- 第四章 黙示録の獣(篠田真由美)
- 第五章 堕天使、空を飛ぶ(村瀬継弥)
- 第六章 棺の花嫁(歌野晶午)
- 第七章 殺戮の聯環(西澤保彦)
- 第八章 アージニャー・チャクラの戦慄(小森健太朗)
- 第九章 <<堕天使>>の最期(谺健二)
- 第十章 探偵、登場!(愛川晶)
- 第十一章 堕天使昇天-森江春策の推理(芦辺拓)
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
北海道・小樽市。観光客で賑わう小樽運河である日、小船に載せられたウェディングドレス姿の女性の死体が発見される。この死体は頭・胴体・両腕・両脚が縫合された死体だったが、なんとそれぞれが別人のものと判明する。それと前後して仮名文字新聞社札幌支局へ「堕天使」を名乗る人物から、女性を惨殺し死体を解体する様子を映したビデオテープが犯行声明文とともに送りつけられる。翌日、今度は苫小牧市内の林の中に停められたマイクロバスの中で、9名の男性が惨殺されているのが発見される。現場に急行した苫小牧署の美科由紀子警部がバスの車内に女性のいたらしい痕跡を発見し、捜査本部は前日の小樽のバラバラ死体と同じ犯人の犯行と断定、大量虐殺事件として捜査を開始する。しかしその後も全国各地で第2、第3の縫合死体が発見され、日本中が堕天使への恐怖につつまれる…。
主な登場人物
[編集]この作品にはそれぞれの執筆者の既存の作品の登場人物も登場している。
- 美科由紀子 - 苫小牧警察署の警部。堕天使殺人事件の捜査主任となる。
- 佐々木泰三 - 苫小牧警察署の警部補。
- 井上一也 - 苫小牧警察署の巡査部長。
- 平林庄助 - 仮名文字新聞社・札幌支局のデスク。
- 村上敦史 - 三多摩日報の新聞記者
- 折原けい - みやこ新聞文化部の記者。『裏京都シリーズ』に登場。
- 藤田先生 - 『藤田先生のミステリアスな一年』に登場。
- 鯉口純平 - 『未明の悪夢』に登場。
- 根津愛 - 『根津愛(代理)探偵事務所シリーズ』に登場。
- 桐野義太 - 宮城県警黒岩署の刑事。『根津愛(代理)探偵事務所シリーズ』に登場。
- 森江春策 - 日本一地味な探偵。本職は刑事弁護士。『森江春策の事件簿シリーズ』に登場。