大川隆子
大川 隆子 | |
---|---|
生誕 | 1945年2月12日(79歳) |
出身地 | 日本 大阪府 |
学歴 | 東京藝術大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 声楽家(ソプラノ) 音楽教育者 オペラ歌手 |
大川 隆子(おおかわ たかこ、1945年(昭和20年)[1]3月6日[2] - )は日本の声楽家(ソプラノ)、音楽教育者。
経歴
[編集]大阪府出身[2]。東京藝術大学卒業。畑中良輔に師事。文化庁派遣芸術家在外研究員としてウィーンとミラノに留学[3]。モーツァルトの4大オペラ『フィガロの結婚』伯爵夫人、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーナ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルデリージ、『魔笛』パミーナでオペラ歌手としての地位を確立。ワーグナー『タンホイザー』エリーザベト、『ワルキューレ』ジークリンデで力量を示し、ヴェルディ『椿姫』ヴィオレッタ、プッチーニ『ラ・ボエーム』ミミ、『蝶々夫人』蝶々さん、ヨハン・シュトラウス2世『こうもり』ロザリンデなどに出演、二期会オペラのプリマドンナとして活躍。團伊玖磨『ちゃんちき』や三木稔『春琴抄』のヨーロッパ・ツアーにも参加。新国立劇場の舞台には『魔笛』、水野修孝『天守物語』に出演[3]。コンサート歌手としては国内の主要オーケストラと共演し、宗教曲も数多く歌っている。1984年(昭和59年)、2002年(平成14年)にリヒャルト・シュトラウスのリートでリサイタルを開催するなど、公演回数は記録されているだけで83回を数える[4]。二期会会員[5]。青の会会員。
元東京音楽大学音楽学部教授[4][6]。門下生に西川直美[7]、池田浩子[8]、工藤容子[9]、土浜純代[10]、原尾祥子[11]、原千恵子[12]、鈴木美智子[13]、奈良原繭里[14]、森朋子[15]、西澤真奈美[16]、岡部絵実[17]、山崎朝子[18]、前原加奈[19]、吉澤敦子[20]、林可子[21]、宇野春美[22]、近藤絹代[23]などがいる。
主な顕彰
[編集]- 1974年度(昭和49年度) 第2回ジロー・オペラ賞受賞。
主なディスコグラフィー
[編集]- 讃美歌集第二編 第4集 クリスマス名曲選1~さやかに星はきらめき 大川隆子ほか 1997/10/22 ビクターエンタテインメント
- ヘンゼルとグレーテル (日本語版) フンパーディンク作曲、日本フィルハーモニー交響楽団、指揮:山田一雄、出演:大川隆子ほか 1998/9/4 キングレコード
脚注・出典
[編集]- ^ “大川隆子”. Webcat Plus. 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b “大川隆子”. もしもし情報局. 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団第130回(2005年)定期演奏会パンフレット
- ^ a b “大川隆子”. Researchmap. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “二期会アーティスト検索”. 二期会21. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “ソリストを公募しました。”. みなと第九を歌う会. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “井上雅人オペラティック・ミニコンサート 2018”. いわき湯本温泉 旅館こいと. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “池田浩子”. 流山市音楽協会. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “アーティストプロフィール”. COMPOSIUM2002. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “土浜純代”. 日本声楽家協会. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “ソリスト”. えびなの第九. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “原知恵子さん/イタリア語留学/イタリア・ペルージャ”. And Vision. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “PROFILE”. 鈴木美智子. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “アーティスト”. オペラサロン トナカイ. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “講師紹介”. Pante Salon. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “講師について”. ひかりピアノ教室. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “演奏家のご紹介”. 河村音楽企画. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “メンバー紹介”. 美しい日本の歌の会. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 前原加奈. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “辺保陽一のBlog”. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “わらびリリックオペラ實驗劇場カルメン”. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “指導陣”. オラリオン混声合唱団. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “ソプラノ近藤絹代のブログ”. 2020年2月24日閲覧。