大田ステファニー歓人
大田 ステファニー 歓人 (おおた ステファニー かんと) | |
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誕生 | 1995年??月??日 日本 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 日本映画大学卒業[1] |
活動期間 | 2023年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『みどりいせき』(2024年) |
主な受賞歴 | すばる文学賞(2023年) 三島由紀夫賞(2024年) |
デビュー作 | 「みどりいせき」(2023年) |
公式サイト | 大田ステファニー歓人 (@ill_big_donuts) - X(旧Twitter) |
ウィキポータル 文学 |
大田 ステファニー 歓人(おおた ステファニー かんと、1995年- )は、日本の小説家。東京都生まれ。日本映画大学卒業。
人物・経歴
[編集]日本映画学校在学中に関川夏央の指導を受ける[2]。卒業後に映像関係などの仕事を経て、ゴミ収集の清掃員として働きながら小説を執筆する[3]。
2023年、闇バイトに巻き込まれる高校生を描いた「みどりいせき」で第47回すばる文学賞を受賞してデビュー[4]。贈賞式での受賞スピーチがSNSで広まり話題を呼ぶ[5]。 2024年、『みどりいせき』で第37回三島由紀夫賞受賞。同作には舐達麻のリリックからの引用があるなど、ヒップホップから影響を受けた文体を特徴とする[6]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『みどりいせき』(2024年2月 集英社 ISBN 978-4-08-771861-4)
- 初出:『すばる』2023年11月号
単行本未収録
[編集]エッセイ
[編集]- 「受賞記念エッセイ はつえせー」[7] - 『青春と読書』2024年1月号
- 「憂鬱な気持ち持つ陽気な躁鬱」 - 『群像』2024年3月号
- 「プリ食える」 - 『新潮』2024年3月号
- 「今」 - 『ハーパーズ バザー』2024年4月号
- 「日日是好日」 - 『すばる』2024年4月号 - 6月号
- 「生きるために」 - 『文藝』2024年夏季号
- 「受賞記念エッセイ 宇宙の先」 - 『新潮』2024年7月号
- 「身体を記す the 愛s on me」 - 『文學界』2024年10月号
- 「みんなの読書」 - 『すばる』2025年1月号
対談
[編集]- 「すばる文学賞・小説すばる新人賞 受賞作刊行記念特集 対談 金原ひとみ×大田ステファニー歓人」[8] - 『青春と読書』2024年3月号
- 「『みどりいせき』刊行記念対談 大田ステファニー歓人×豊﨑由美 作家誕生」[9] - 『すばる』2024年7月号
脚注
[編集]- ^ “【第47回すばる文学賞】卒業生の大田ステファニー歓人さんの小説『みどりいせき』が受賞”. 日本映画大学 (2023年9月13日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “第47回すばる文学賞・受賞者インタビュー 大田ステファニー歓人”. 集英社. 2024年2月1日閲覧。
- ^ “すばる文学賞・大田ステファニー歓人さん 1文字も書かないで「概念小説家」やってました 連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#6”. 好書好日 (2023年11月8日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “第47回すばる文学賞”. 朝日新聞. (2023年9月27日) 2024年2月1日閲覧。
- ^ “(4ページ目)「パワハラ、モラハラ、ブラック、搾取…マジ意味わかんない。小説はあんまり儲からないかもしれないけど一人でやってるから自分でケツ拭けないことはしないです」ごみ清掃員からすばる文学賞を受賞した大田ステファニー歓人《前編》 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け”. 集英社オンライン (2024年2月3日). 2024年5月16日閲覧。
- ^ “「マスメディアはゴミ、俺が片づけてやります」。“俺なりの夏目漱石『坊っちゃん』”を書いて、すばる文学賞を受賞した大田ステファニー歓人のパンチライン《後編》 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け”. 集英社オンライン (2024年2月3日). 2024年5月16日閲覧。
- ^ 受賞記念エッセイ「はつえせー」大田ステファニー歓人
- ^ “すばる文学賞受賞作『みどりいせき』刊行記念対談 金原ひとみ×大田ステファニー歓人「ひとみ姉さんの本みたいに人の支えになるものを俺も書きたいっす」”. 集英社. 2024年2月24日閲覧。
- ^ “『みどりいせき』刊行記念対談 大田ステファニー歓人×豊崎由美「作家誕生」”. 集英社 文芸ステーション. 2024年9月11日閲覧。