大竹英洋
大竹 英洋(おおたけ ひでひろ、1975年 - )は、日本の自然写真家。北アメリカ大陸ノースウッズ地域をフィールドとする。梅棹忠夫・山と探検文学賞、日経ナショナル ジオグラフィック写真賞最優秀賞受賞、土門拳賞受賞。
人物・経歴
[編集]京都府舞鶴市生まれ。東京都世田谷区育ち[1][2]。東京都立戸山高等学校を経て、1999年一橋大学社会学部卒業[1][3]。一橋大学ワンダーフォーゲル部出身[4]。大学卒業後、ジム・ブランデンバーグに弟子入りしようと北アメリカ大陸ノースウッズに訪れ、以降同地で撮影活動を行う。ナショナルジオグラフィック日本版[5]や写真絵本[6]などで作品を発表[7][1]。兵庫県神戸市在住[8][4]。2018年、著書『そして、ぼくは旅に出た。――はじまりの森ノースウッズ』で第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞[9][10]。2019年、日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2018ネイチャー部門最優秀賞を受賞[11]。2021年、初の写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』で第40回土門拳賞を受賞[12]。
著書
[編集]- 『動物の森 : 1999-2001』葉っぱの坑夫 2004年
- 『ノースウッズの森で(月刊たくさんのふしぎ第246号)』福音館書店 2005年
- 『春をさがして : カヌーの旅(月刊たくさんのふしぎ第253号)』福音館書店 2006年
- 『もりのどうぶつ (こどものとも0.1.2.第177号)』福音館書店 2009年
- 『ノースウッズの森で(たくさんのふしぎ傑作集)』福音館書店 2011年
- 『もりはみている (こどものとも年少版第463号)』福音館書店 2015年
- 『カリブーの足音 : ソリの旅(月刊たくさんのふしぎ)』福音館書店 2016年
- 『そして、ぼくは旅に出た。 : はじまりの森ノースウッズ』あすなろ書房 2017年
- 『春をさがして : カヌーの旅(たくさんのふしぎ傑作集)』福音館書店 2020年
- 写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』クレヴィス 2020年
脚注
[編集]- ^ a b c 「大竹英洋」メリーゴーランド京都
- ^ 「もりはみている」世田谷区立図書館
- ^ 「大竹 英洋」
- ^ a b 「梅棹忠夫賞の大竹英洋さん 20日、松本で記念講演会」信濃毎日新聞2018/05/01
- ^ 「ナショナル ジオグラフィック日本版」写真家 大竹英洋
- ^ 「福音館書店」ウェブサイト 大竹英洋
- ^ 「大竹英洋さんインタビュー 2」東京FM
- ^ 「米誌日本版のコンテストで最優秀 神戸の自然写真家」神戸新聞2019/3/19 05:30
- ^ 「大竹英洋氏「第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞のお知らせ」A&F CORPORATION2018.04.25
- ^ 「梅棹忠夫文学賞に大竹英洋さん 神戸の写真家」朝日新聞2018年5月21日03時00分
- ^ スペシャル写真賞グランプリ ミャンマーに残るロヒンギャの今 日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2018日経ナショナル ジオグラフィック社2019/2/13
- ^ 土門拳賞に大竹英洋氏 写真集「ノースウッズ」人と自然の物語紡ぐ毎日新聞、2021/3/19
外部リンク
[編集]- hidehiro otake photography
- 大竹英洋 Hidehiro Otake (@hidehirootake) - Instagram
- ナショナルジオグラフィック日本版のポートフォリオ