安倍 高貞(あべ の たかさだ、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・能登守。
貞観元年(859年)清和天皇の大嘗会に際して御禊後次第司判官に任ぜられる(この時の官位は兵部少丞正七位下)。民部大丞を経て、貞観11年(869年)巡爵により従五位下・能登守に叙任された。
『日本三代実録』による。