安達千夏
安達 千夏(あだち ちか、1965年9月23日[1] - )は、日本の小説家。山形県山形市出身[2]。
来歴
[編集]事務機器販売会社に勤めたのち結婚、その後に創作をはじめる。1998年「あなたがほしい je te veux」で第22回すばる文学賞を受賞し小説家デビュー。
1999年「あなたがほしい je te veux」で第120回芥川龍之介賞候補。2003年「おはなしの日」で三島由紀夫賞候補。
著書
[編集]- 『あなたがほしい je te veux』1999年、集英社、のち文庫
- 初出:『すばる』1998年11月号
- 『モルヒネ』2003年、祥伝社、のち文庫
- 『おはなしの日』2004年、集英社、のち文庫
- 遠くからくる光(『すばる』2004年6月号)
- おはなしの日(『すばる』2003年12月号)
- 草の名を(『すばる』2003年4月号)
- 『見憶えのある場所』(2007年、集英社)
- 初出:『すばる』2006年6月号
- 『かれん』(2009年、角川書店)のち文庫
- 『ちりかんすずらん』祥伝社、2009
- 『マキリ』講談社 2010
- 『千のキス』祥伝社、2012
単行本未収録作品
[編集]- 絢子さんには好きな言葉がある(『すばる』2001年1月号)
- ライト・マイ・ファイア(『すばる』2001年3月号)
- 夜に啼く鳥(『すばる』2001年10月号)
- 風のゆく道(『すばる』2004年12月号)
- 孔雀色の砂で(『すばる』2005年8月号)
- 忘れないで(『すばる』2006年3月号)
- ダリアと官僚とセックス(『すばる』2007年6月号)
- 殺人者の夢(『すばる』2008年2月号)
- 夏に帰る日(『すばる』2008年10月号)
- 「冬の鞄」すばる 2010年4月号
アンソロジー
[編集]- LOVERS(「ウェイト・オア・ノット」収録)
- 2001年6月15日、祥伝社、ISBN 9784396631918
- 2003年9月、祥伝社文庫、ISBN 9784396331221
- Friends
- 2003年7月、祥伝社、ISBN 9784396632298
- 2005年9月、祥伝社文庫、ISBN 9784396332433