宮崎サンシャインズ
宮崎サンシャインズ | |
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Miyazaki Sunshines | |
会社名 | 宮崎サンシャインズ株式会社 |
創設 | 2022年 |
所属リーグ | |
九州アジアリーグ | |
歴代チーム名 | |
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本拠地 | |
未発表(主たる使用球場は西都原運動公園野球場) | |
宮崎県(2023年 - ) | |
永久欠番 | |
なし | |
獲得タイトル | |
球団組織 | |
監督 | 本村信吾 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒889-1603 宮崎県宮崎市清武町正手1丁目80-1-5号 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3350001018061 |
事業内容 | スポーツ事業(プロ野球団の運営) |
代表者 | 堀之内秀一郎 |
宮崎サンシャインズ(みやざきサンシャインズ、英語: Miyazaki Sunshines)は、日本のプロ野球球団。宮崎県を拠点に独立リーグ・九州アジアリーグに所属する。2022年に設立され、2023年よりリーグ戦に参加している。
概要
[編集]2022年に「宮崎県民球団をつくる会」が、宮崎県を本拠地とし、球団名を「宮崎サンシャインズ」として独立リーグの九州アジアリーグに2023年からの参入を目指して加盟申請を行なった[1]。
2022年9月9日に九州アジアリーグへの新規加盟申請が承認された[2]。
加盟時点で球団運営会社は2022年中に設立される予定と報じられ[1]、12月5日に設立(12月1日付)が発表された[3]。また、加盟承認後に宮崎市出身の金丸将也が監督と報じられた[4][5]。
開催球場
[編集]2022年11月7日に、2023年シーズンのホーム開幕戦は都城運動公園野球場で開催されることがリーグより発表された[6]。2023年1月26日に発表された日程(主催39試合、うち公式戦33試合、ソフトバンク3軍および4軍との交流戦6試合)では、14試合が球場未定だった[7][8]。決定済の球場では西都原運動公園野球場が最多の17試合で、以下大王谷運動公園野球場(日向市、3試合)、宮崎県総合運動公園硬式野球場(サンマリンスタジアム宮崎、交流戦のみ、3試合)、都城運動公園野球場2試合となっていた[7][8]。2月13日の修正版日程では前回の未定試合のうち6試合が宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアムで開催されると発表された[9]。開催が発表された球場の試合は、平日も含めすべてデーゲームである[9][10]。3月13日に発表された修正版日程で、未決定だった試合のうち、3試合を宮崎市清武総合運動公園野球場(SOKKENスタジアム)で、3試合を南郷町中央公園野球場(南郷スタジアム)で開催することが発表された(未決定は2試合)[11]。5月19日に、未定だった2試合を小林総合運動公園野球場で実施することが発表された[12]。最終的に2023年の球場別開催試合数は西都原21、アイビー5、サンマリンと小林が各3、都城・大王谷・南郷各2、清武1となった[13]。
2023年12月26日に、2024年シーズンのホーム開幕戦は、前年公式戦での使用がなかった宮崎県総合運動公園第二硬式野球場(ひなたひむかスタジアム)で開催されることがリーグより発表された[14]。2024年2月9日に発表された日程(主催36試合、うち公式戦35試合、佐賀インドネシアドリームズとの練習試合(公式戦予備日程)1試合)では、18試合が球場未定である。決定済の球場では南郷スタジアムが最多の7試合で、以下門川海浜総合公園野球場(門川町、3試合)、宮崎市清武総合運動公園野球場(SOKKENスタジアム、3試合)、天福球場(日南市、3試合)、宮崎県総合運動公園第二硬式野球場(ひなたひむかスタジアム、2試合、ホーム開幕戦)となっている[15]。初の公式戦開催となるのは、前記のひなたひむかのほかに門川と天福である。2月15日に発表されたソフトバンク3・4軍との交流戦はアイビースタジアム4試合、西都原2試合となっている[16]。その後、3月29日までに未定分が確定し[17]、最終的に小林が13試合で最多開催となった(実際の試合数も同じ)。
歴史
[編集]2022年
[編集]- 5月 - 球団の運営会社となる宮崎県民球団をつくる会が設立[18]。
- 9月9日 - 九州アジアリーグへの新規加盟申請が一般社団法人九州アジアプロ野球機構理事会において承認される[2]。
- 11月5日 - 選手トライアウトを西都市で実施[19]。
- 11月10日 - 第1回トライアウト合格者を発表[20]。
- 12月1日 - 運営会社「宮崎サンシャインズ株式会社」が設立される(発表は12月5日)[3]。
2023年
[編集]- 1月18日 - 選手30人との契約を1月12日に完了したと発表[21]。
- 1月26日 - 記者会見を開き、ユニフォームを発表[22]。またこの日、元京都共栄学園高等学校野球部監督の神前俊彦がチームアドバイザーを務めていると報じられた[23]。
- 3月18日 - 参加初年度の開幕戦(対北九州)を都城運動公園野球場で開催(1-12で敗戦、7回コールド)[24][25]。
- 4月3日 - リーグ戦の一環として実施されるソフトバンク4軍との交流戦(HAWKSベースボールパーク筑後)で初勝利を挙げる[26]。
- 5月12日 - 対大分B-リングス戦(アイビースタジアム)で、ホームゲームおよび対リーグ内他球団戦での初勝利を挙げる[13]。
- 9月7日 - 監督の金丸が選手登録して兼任監督となる[27]。
- 9月15日 - 初年度の公式戦を終了、11勝64敗3分の勝率.149で4位に終わる[28][29]。他チームから大きく離れた結果について、リーグ代表の徳丸哲史は2023年9月発売の雑誌インタビューで「想定内」と述べ、「リーグのレベルを上げることを考えればよくない状況かもしれませんが、球団側も運営できなければ意味がないので、まずは基盤を作ってもらい、そこから強化という流れにしてもらえればと思います」と述べた[30]。
2024年
[編集]- 6月20日 - 選手兼任監督の金丸の退任(選手としては引退)と、コーチの益田海成が監督代行に就任することが発表される[31][32]。今シーズンも成績が低迷して退任発表時点で22連敗を記録しており、6月になって金丸自身から退任の申し入れがあったと報じられている[32]。
- 7月5日 - ヘッドコーチとして、元福岡ダイエーホークス選手の本村信吾が就任したことを発表[33][34]。
- 7月24日 - 対大分戦で今季のホーム初勝利を挙げるとともに[35]、連敗を30でストップした[36]。
- 9月16日 - 当シーズンの公式戦を終了、10勝63敗3分で前年に続いて4位(最下位)だった[37]。
- 9月24日 - コーチの神前の退任を発表[38]。
- 11月7日 - コーチの深江義和(登録名:KAZU)の退任と、ヘッドコーチの本村の監督就任をそれぞれ発表[39][40]。
- 12月13日 - 投手コーチとして、日本内外複数のリーグでプレー経験を持つ杉尾拓郎の就任を発表した[41]。
成績
[編集]年度 | 監督 | 順位 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
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2023 | 金丸将也 | 4 | 78 | 11 | 64 | 3 | .149 | 42.0 |
2024 | 金丸将也 →益田海成(代行) | 4 | 76 | 10 | 63 | 3 | .137 | 45.0 |
選手・指導者
[編集]ロゴマークキャラクター
[編集]天照大神をモチーフとしたキャラクターが描かれており[18]、2023年1月にTwitterアカウントにて「テラちゃん」という名称でツイートを始めると告知された[42]。ただし「マスコット」とは明言されていない。
球団歌
[編集]北海道発祥のアカペラグループ「じゃ~んずΩ」が作詞作曲した『輝け宮崎サンシャインズ』が球団歌となっている[43]。
応援団
[編集]球団公認の私設応援団として「宮崎日向会」がある[44]。
一方球団は2025年シーズンから公式チアリーディングチーム「ララシャイン」を発足させることを2024年12月に発表し、ローカルアイドルグループの「AjuG-irls」がメンバーを務めるほか、それとは別枠でメンバーを公募した[45]。
脚注
[編集]- ^ a b “県内初の野球独立リーグチーム「宮崎サンシャインズ」誕生へ プロ目指す選手後押し”. 宮崎日日新聞. (2022年9月9日) 2022年9月9日閲覧。
- ^ a b “宮崎サンシャインズ 新規加盟承認のお知らせ”. 九州アジアプロ野球機構 (2022年9月9日). 2022年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月9日閲覧。
- ^ a b 運営会社設立のごあいさつ - ウェイバックマシン(2023年1月10日アーカイブ分) - 宮崎サンシャインズ(2022年12月5日)2023年1月10日閲覧。
- ^ “県内初のプロ野球チーム誕生 「宮崎サンシャインズ」発足 宮崎県”. テレビ宮崎. (2022年9月9日). オリジナルの2022年9月9日時点におけるアーカイブ。 2022年9月9日閲覧。
- ^ “九州独立リーグ、新球団宮崎サンシャインズの加盟承認 監督は元広島金丸将也氏”. 日刊スポーツ. (2022年9月9日). オリジナルの2022年9月9日時点におけるアーカイブ。 2022年9月9日閲覧。
- ^ 九州アジアリーグ [@kyushuasia] (2022年11月7日). "〜ヤマエグループ 九州アジアリーグ 2023シーズン開幕日について〜". X(旧Twitter)より2022年11月7日閲覧。
- ^ a b 九州アジアリーグ [@kyushuasia] (2023年1月26日). "〜2023シーズン 試合日程について〜(3月〜6月)". X(旧Twitter)より2023年1月26日閲覧。
- ^ a b 九州アジアリーグ [@kyushuasia] (2023年1月26日). "〜2023シーズン 試合日程について〜(7月〜9月)". X(旧Twitter)より2023年1月26日閲覧。
- ^ a b 九州アジアリーグ [@kyushuasia] (2023年2月13日). "〜2月13日更新 2023シーズン 試合日程について〜(3月〜6月)". X(旧Twitter)より2023年2月13日閲覧。
- ^ 九州アジアリーグ [@kyushuasia] (2023年2月13日). "〜2月13日更新 2023シーズン 試合日程について〜(7月〜9月)". X(旧Twitter)より2023年2月13日閲覧。
- ^ 2023シーズン試合日程(3月13日更新) - ウェイバックマシン(2023年4月9日アーカイブ分) - 九州アジアリーグ(2023年3月13日)2023年4月9日閲覧。
- ^ 試合日程変更(9月23日、24日分) - ウェイバックマシン(2023年5月21日アーカイブ分) - 九州アジアプロ野球機構(2023年5月19日)2023年5月21日閲覧。
- ^ a b 宮崎サンシャインズ 2023年度試合・日程 - 一球速報.com
- ^ 2024シーズン ホーム開幕カード - 九州アジアベースボールリーグ(2023年12月26日)2023年12月26日閲覧。
- ^ 2024シーズン日程のお知らせ - 九州アジアベースボールリーグ(2024年2月9日)2024年2月9日閲覧。
- ^ 2024シーズン福岡ソフトバンクホークス戦試合日程のお知らせ - 九州アジアベースボールリーグ(2024年2月15日)2024年2月16日閲覧。
- ^ 2024シーズン試合日程について(3月29日) - 九州アジアベースボールリーグ(2024年3月29日、リンクされているPDFも参照)2024年3月31日閲覧。
- ^ a b “12月に誕生-宮崎サンシャインズ”. 夕刊デイリー. (2022年9月13日) 2023年1月22日閲覧。
- ^ “宮崎県内初のプロ野球チーム「宮崎サンシャインズ」が初めてのトライアウト開催”. テレビ宮崎. (2022年11月5日). オリジナルの2022年11月5日時点におけるアーカイブ。 2022年11月5日閲覧。
- ^ 第1回トライアウト合格者発表 - ウェイバックマシン(2022年11月10日アーカイブ分) - 宮崎サンシャインズ(2022年11月10日)2022年11月10日閲覧。
- ^ 選手30名と正式契約を結びました - ウェイバックマシン(2023年1月28日アーカイブ分) - 宮崎サンシャインズ(2023年1月18日)2023年1月29日閲覧。
- ^ “今季からプロ野球独立リーグに参戦「宮崎サンシャインズ」 ユニフォームなどを披露”. 宮崎放送. (2023年1月26日) 20223-01-26閲覧。
- ^ “【野球】高校球界の名物監督が九州独立リーグのコーチに 神前俊彦氏「私は野球難民」”. デイリースポーツ. (2023年1月26日) 2023年1月26日閲覧。
- ^ 九州アジアリーグ [@kyushuasia] (2023年3月18日). "〜3月18日 試合終了〜". X(旧Twitter)より2023年3月18日閲覧。
- ^ “宮崎県内初のプロ野球球団 宮崎サンシャインズ 都城市で開幕戦”. 宮崎放送. (2023年3月18日) 2023年3月19日閲覧。
- ^ 田尻耕太郎 (2023年4月4日). “宮崎サンシャインズ、ソフトバンク4軍に”歴史的1勝”!監督は元広島カープ投手「やっぱり長かった」”. Yahoo!ニュース 2023年4月4日閲覧。
- ^ 【公示】金丸将也監督選手兼任登録のお知らせ - 宮崎サンシャインズ(2023年9月7日)2023年9月7日閲覧。
- ^ 宮崎サンシャインズ [@45sunshines] (2023年9月15日). "2023年9月15日のポスト". X(旧Twitter)より2023年9月15日閲覧。
- ^ 2023 ヤマエグループ 九州アジアリーグ 勝敗表 - 一球速報.com
- ^ 「ヤマエグループ 九州アジアリーグ 動き出したアジア戦略を成功に導き野球を通じた経済&人材交流を活性化させる」『Baseball Times』2023 Autumn (vol.55)、エス・アイ・ジェイ、2023年9月19日、pp.38 - 39
- ^ 退任のお知らせ - 九州アジアベースボールリーグ(2024年6月20日)2024年6月20日閲覧。
- ^ a b “宮崎サンシャインズの金丸将也監督 成績不振を理由に退任”. NHK宮崎放送局. (2024年6月20日) 2024年6月20日閲覧。
- ^ 本村信吾コーチ入団のお知らせ - 宮崎サンシャインズ(2024年7月5日)2024年7月5日閲覧。
- ^ 宮崎サンシャインズ ヘッドコーチ就任のお知らせ - 九州アジアベースボールリーグ(2024年7月5日)2024年7月5日閲覧。
- ^ 宮崎サンシャインズ [@45sunshines] (2024年7月24日). "【7月24日vs大分 18回戦】". X(旧Twitter)より2024年9月25日閲覧。
- ^ 宮崎サンシャインズ 2024 ヤマエグループ九州アジアリーグ - 一球速報.com
- ^ “サンシャインズ大分に2連敗 今季最終戦、最下位”. 宮崎日日新聞. (2024年9月17日) 2024年9月25日閲覧。
- ^ 退任のお知らせ - 九州アジアベースボールリーグ(2024年9月24日)
- ^ 退任のお知らせ(11月7日) - 九州アジアベースボールリーグ(2024年11月7日)2024年11月7日閲覧。
- ^ 宮崎サンシャインズ 監督就任のお知らせ - 九州アジアベースボールリーグ(2024年11月7日)2024年11月7日閲覧。
- ^ 杉尾拓郎氏投手コーチ就任のお知らせ - 宮崎サンシャインズ(2024年12月13日)2024年12月13日閲覧。
- ^ 宮崎サンシャインズ [@ZPdKQVQwpmXw9rp] (2023年1月21日). "宮崎サンシャインズからのお知らせ". X(旧Twitter)より2023年1月22日閲覧。
- ^ “「輝け宮崎サンシャインズ」アカペラグループ「じゃ~んずΩ」が球団歌に込めた思い”. 宮崎放送. (2023年3月23日) 2023年3月24日閲覧。
- ^ 宮崎日向会 (@sunshines_hnt) - X(旧Twitter)
- ^ 2025シーズンより公式チア「ララシャイン」が発足します! - 宮崎サンシャインズ(2024年12月19日)2024年12月22日閲覧。
関連項目
[編集]- 四国アイランドリーグplus - かつて宮崎県に球団を設置する構想があった。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 宮崎サンシャインズ (@45sunshines) - X(旧Twitter)
- 宮崎サンシャインズ (@miyazaki_sunshines) - Instagram