宮崎漁港 (富山県)

宮崎漁港(みやざきぎょこう)は、富山県下新川郡朝日町宮崎にある第1種漁港である[1]

概要

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かつての宮崎漁港付近は砂礫の海浜地であったが[1]1950年昭和25年)2月、宮崎部落が漁港建設期成同盟会を結成。その後、村民大会を以て宮崎漁港建設を決議。さらに富山、新潟両県の付近沿岸町村の漁民に呼び掛けて賛同を得て、関係方面へ強力な陳情を展開した結果、富山県および農林省(現・農林水産省)より係員の視察が行われるに至った[2]

1951年7月28日に農林省告示第270号による漁港指定、続いて1953年(昭和28年)1月6日に農林省告示第1号による漁港管理者の指定を受けた[1]。当初は砂浜に砂防突堤を設置・延長する方式であったが、漁船の大型化に伴って泊地が必要になり、東防波堤の延長と泊地の拡大がはかられ、東防波堤が1956年(昭和31年)11月17日に完成した[3][4]1966年(昭和41年)11月2日には第1期漁港整備工事が完成し[5]、以降も外郭施設、水域施設、係留施設等の基本施設などが順次整備され、現在に至る[1]

主な港湾施設

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宮の崎橋

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基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県下新川郡朝日町
用途 道路橋
路線名 宮崎漁港臨港道路
着工 1988年(昭和63年)度
開通 1994年平成6年)5月14日
構造諸元
全長 250 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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宮崎漁港臨港道路(延長400m)の橋で、橋長は250m。テラス状に張り出した高架橋になっている全国的にも珍しい2階建て構造である。総事業費9億7,000万円かけて1988年(昭和63年)度に着工し、1994年平成6年)5月14日に開通した[6]

周辺

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出典

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  1. ^ a b c d 宮崎漁港(富山県管理・第1種)(富山県、2022年10月6日閲覧)
  2. ^ 『宮崎村の歴史と生活 -船と石垣の村-』(1954年8月20日、宮崎村誌編纂委員會編纂、宮崎村役場発行)478頁。
  3. ^ 『町制施行30周年記念 あさひ 町制要覧/昭和59年版(朝日町町勢要覧 昭和59年版)』(1984年8月、朝日町役場発行)7頁。
  4. ^ 土屋義人, 山口正隆, 白井亨, 河田恵昭, 芝野照夫, 山下隆男, Syamsudin A.R.「富山県宮崎海岸の海浜過程について」『京都大学防災研究所年報. B』第24巻B-2、京都大学防災研究所、1981年4月、433-473頁、CRID 1050845760506503936hdl:2433/70456ISSN 0386-412XNAID 120001113378。「2頁、『2.宮崎・市振海岸の沿革』より」 
  5. ^ 『町制施行30周年記念 あさひ 町制要覧/昭和59年版(朝日町町勢要覧 昭和59年版)』(1984年8月、朝日町役場発行)10頁。
  6. ^ 『広報あさひ』1994年6月号(No.466)24頁『今月の表紙 新時代への掛け橋「宮の崎橋」完成』より。