宮崎空港駅
宮崎空港駅 | |
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駅舎(2010年7月) | |
みやざきくうこう Miyazaki Airport | |
◄田吉 (1.4 km) | |
所在地 | 宮崎県宮崎市大字赤江242[1][2] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■宮崎空港線 |
キロ程 | 1.4 km(田吉起点) |
電報略号 | ミク |
駅構造 | 高架駅[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 887人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1996年(平成8年)7月18日[1] |
備考 | 直営駅 みどりの窓口 有[1][3] |
宮崎空港駅(みやざきくうこうえき)は、宮崎県宮崎市大字赤江にある、九州旅客鉄道(JR九州)宮崎空港線の駅[1]。同線の終着駅である[1]。
2003年(平成15年)8月10日に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の那覇空港駅が開業するまでは日本最南の空港駅であった。
歴史
[編集]- 1996年(平成8年)7月18日:開業[4]。
- 2015年(平成27年)11月14日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2022年(令和4年)4月1日:宮崎支社の発足により、鹿児島支社から同支社へ移管[6]。
- 2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[7]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[8]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する高架駅で、ホームは少しカーブしている[1]。駅舎から外に出るとすぐ前が宮崎空港旅客ターミナルビルの入口とバスターミナルであり、列車から航空会社カウンターまでの距離が短い。エスカレーター、エレベーターが完備されている。
JR九州本体が業務を行う直営駅だが、駅長の配置はない。みどりの窓口が設置されている[1][2][3]。
ICカード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。タッチパネル式のICカード対応自動券売機が設置されており、SUGOCAポイントのチャージやICカードでの特急券の購入などが行える。また、改札内にもICカードチャージ機が設置されている。
2015年8月6日より向谷実作曲の接近メロディ・発車メロディが使用されている。なお、この曲は「ニコニコ超会議2015」内のブースにおいて、小倉駅在来線ホーム・大分駅・宮崎駅の発車メロディの先行公開を行った際、会場に中継で参加した宮崎県知事の河野俊嗣から「宮崎空港駅にも発車メロディーを作ってほしい」という要望を受け、会場にシンセサイザーを持ち込んでいた向谷が即興で制作したもので、曲名は「ブーケンビリアン」である。
事務管コードは▲942201を使用している。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 |
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1・2 | ■宮崎空港線 | 南宮崎・宮崎・延岡方面[9] |
- 改札口(2022年1月)
- みどりの窓口と自動券売機(2022年1月)
- ホーム(2022年1月)
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は887人である[10]。
当駅から宮崎市街地へは宮崎交通の路線バスの方が便数が多い。一方、大分市・延岡市・日向市方面へは、当駅開業を境に直通バスがなくなり、競合する公共交通機関は存在しない(この方面へのアクセスの歴史は宮崎空港線#歴史も参照のこと)。
空港ビル周辺にも民家や空港以外の施設(事業所など)があることなどから、周辺住民・施設利用者も当駅を利用することが多い。
開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1996年 | 784 |
1997年 | 753 |
1998年 | 751 |
1999年 | 774 |
2000年 | 773 |
2001年 | 814 |
2002年 | 828 |
2003年 | 774 |
2004年 | 762 |
2005年 | 763 |
2006年 | 786 |
2007年 | 789 |
2008年 | 786 |
2009年 | 724 |
2010年 | 712 |
2011年 | 732 |
2012年 | 782 |
2013年 | 818 |
2014年 | 788 |
2015年 | 840 |
2016年 | [11]864 |
2017年 | [12]909 |
2018年 | [13]955 |
2019年 | [14]928 |
2020年 | [15]321 |
2021年 | [16]458 |
2022年 | [17]760 |
2023年 | [10]887 |
駅周辺
[編集]当駅は宮崎空港の敷地内に位置し、駅北側にエプロン・誘導路・滑走路が広がっていて駅ホームから航空機や、「航空大学校」と書かれた格納庫を見ることができる[1]。南側には空港駐車場が広がっている。
当駅の出入口は旅客ターミナルビル1階の最も西にある出入口前、バス乗り場、タクシー乗り場でもある旅客ターミナルビル前歩道内に設置されており、ビル自体には直結していないが、駅出入口のすぐ隣にビルの出入口ドアがある。
旅客ターミナルビル1階には弁当類・特産・名産の食品(青島せんべい、鯖寿司など)を売る店などがあり、駅寄りの場所には金融機関のATMもある。
空港立地のため周囲は平坦な地で、海(赤江灘 - 日向灘)までは東へ約1キロメートル強の距離である。海までの間には病院、養護学校、ゴルフ場が存在している。なお、航空大学校は滑走路を挟んで北側にあり、一般アクセスでの最寄駅は南宮崎駅(同駅からタクシー)になる。
- 宮崎空港
- 国立病院機構宮崎東病院
- 宮崎カントリークラブ青島コース
- 宮崎県立赤江まつばら支援学校
- 国道220号
- ソラシドエア本社
- 宮崎空港温泉 貸切露天風呂 ほのかの湯 宮崎空港店
- 付近にはレンタカー営業所が7社ある
- 駅前にコンビニエンスストアは無いが、宮崎空港1階にセブン-イレブンがある。
バス路線
[編集]宮崎空港#バスを参照。
隣の駅
[編集]- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■宮崎空港線
- 特急「にちりん」「にちりんシーガイア」「ひゅうが」「36ぷらす3」発着駅
- 田吉駅 - 宮崎空港駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、27頁。
- ^ a b “鹿児島支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月2日閲覧。
- ^ a b 駅情報 - JR九州.2021年12月9日閲覧
- ^ “JR九州 宮崎空港線20周年セレモニー”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年7月25日)
- ^ 『宮崎エリアでSUGOCAが始まります!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2015年9月17日。オリジナルの2017年10月13日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ “JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
- ^ “北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ “鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “宮崎空港駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月19日閲覧。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月24日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月27日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月24日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 宮崎空港駅(駅情報) - 九州旅客鉄道