宮沢文作
宮沢 文作(みやざわ ぶんさく、1884年(明治17年)12月25日[1][注 1] - 没年不明)は、大正から昭和時代前期の警察官。東京市赤坂区長、芝区長。
経歴
[編集]宮沢今朝吉の長男として長野県に生まれる[2][1][3]。中央大学を卒業後、警視庁に奉職し、丸の内、築地、神田錦町、両国、象潟各警察署勤務、上野、芝、愛宕各警察署長を歴任した[2][1][3]。
1936年(昭和11年)9月、赤坂区長に就任し、1938年(昭和13年)10月、芝区長に転じた[4]。1943年(昭和18年)1月、退官し、日本医療団参事となった[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『大衆人事録 第14版 東京篇』972頁では2月25日生。『人事興信録 第14版 下』ミ91頁では12月生。
出典
[編集]- ^ a b c 日本官界情報社 1942, ミ27頁.
- ^ a b 帝国秘密探偵社 1942, 972頁.
- ^ a b c 人事興信所 1943, ミ91頁.
- ^ “江戸東京を知る_大東京35区物語_歴代区長一覧”. 東京都総務局. 2020年5月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 東京篇』帝国秘密探偵社、1942年 。
- 日本官界情報社 編『日本官界名鑑 昭和17年版』日本官界情報社、1942年 。
- 人事興信所 編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年 。