寺本英仁
てらもと えいじ 寺本 英仁 | |
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生誕 | 1971年8月21日(53歳) 島根県邑南町 |
国籍 | 日本 |
職業 | 株式会社Local Governance 代表 |
著名な実績 | 総務省地域力創造アドバイザー[1] プロフェッショナル仕事の流儀 A級グルメ構想 |
代表作 | 『ビレッジプライド 「0円起業」の町をつくった公務員の物語』 |
公式サイト | https://local-governance.com/ |
補足 | |
寺本 英仁(てらもと えいじ、1971年8月21日 - )は、島根県邑南町の元地方公務員。2022年3月31日で邑南町役場を退職し、株式会社Local Governanceを設立。
経歴
[編集]1994年(平成6年)3月、東京農業大学農学部卒業。4月、島根県石見町役場入庁。2004年(平成16年)10月、町村合併(羽須美村・瑞穂町・石見町の一村二町合併)により邑南町が誕生し、それに併せて邑南町役場職員となる。
2009年(平成21年)10月、邑南町での産業おこしの取り組み(道の駅瑞穂の運営・インターネットサイトみずほスタイルの取り組み・邑南町発の全国公募型特産品コンテスト「Oh!セレクション」の立ち上げなど)を担当したことが評価され、小泉内閣発足時に発足した「地域産業おこしに燃える人」の第3期メンバーに選出。2012年(平成24年)、邑南町が掲げるA級グルメ構想を担当したことが評価され、総務省地域力創造アドバイザーに就任。2013年(平成25年)には、地元の島根県立矢上高等学校と取り組んだ邑南町おみやげスイーツプロジェクトがグッドデザイン賞を受賞[2]。2016年(平成28年)、地域おこしのトップランナーとしてNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』に取り上げられる。地域おこし協力隊を活用した耕すシェフ制度は2016年度グッドデザイン賞を受賞した[3]。
2018年(平成30年)11月、まちづくりの経緯を自身の著書『ビレッジプライド 「0円起業」の町をつくった公務員の物語』に綴り、ブックマン社より出版。尾崎行雄記念財団(東京都)「咢堂(がくどう)ブックオブザイヤー2018」において地方部門大賞を受賞した[4]。また、食生活ジャーナリストの会が開催する第3回「食生活ジャーナリスト大賞」(2018年度)「食文化」部門において大賞を受賞した[5]。2019年5月より「にっぽんA級(永久)グルメ連合アドバイザー」に就任。2020年には、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」[6]において、『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員2020賞』、『特別協賛社賞-「電通CP塾賞」』を受賞。同年、一般社団法人at Will Work主催の『これからの日本をつくる100の“働く”をみつけよう「Work Story Award 2020」』」[7]においてイノベーション部門賞を受賞。藻谷浩介と共著の『東京脱出論』を出版している[8]。
2022年(令和4年)3月31日に邑南町役場を退職し、にっぽんの田舎を元気にする株式会社Local Governanceを設立。内閣府地域活性化伝道師就任、北海道鹿部町地域力創造アドバイザー就任、広島県北広島町地域力創造アドバイザー就任、プラットホームサービス(株)取締役兼ちよだ地方連携ネットワーク地方連携特命官就任、東亜大学医療学部栄養学科客員准教授就任。
著書
[編集]- 『ビレッジプライド 「0円起業」の町をつくった公務員の物語』ブックマン社 ISBN 978-4893089090(2018年11月9日)
- 『東京脱出論』ブックマン社 ISBN 978-4893089366(2020年11月23日)
- 「スーパー公務員と言われた僕が役場を辞めた理由: 前例踏襲・横並び・役場の流儀はアフターコロナに通用しない」時事通信出版局 (2022年8月25日)
出演番組・取組が紹介された番組
[編集]- テレビ朝日『若き未来の匠に聞く 邑南町のおいしい食材』(2015年9月5日)
- NHK総合『にっぽん紀行』夢のレストラン 再び〜島根 邑南町〜(2015年11月23日)
- NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』“答えは、地域にある 地方公務員・寺本英仁”(2016年9月26日)
- TBS『あさチャン!』(2016年11月25日)
- TBS『がっちりマンデー』儲かる村立町立ビジネス(2017年3月12日)
- 日本テレビ『スッキリ!!』(2017年5月18日)
- NHK BS1スペシャル『あなたの隣の奇跡 地域を動かした人々の物語』(2019年10月15日)
- BSテレ東『日経モーニングプラスFT』(2022年1月5日)
- NHK松江放送局『しまねっとNEWS610』元”スーパー地方公務員”新たな挑戦(2022年5月24日)
- NHK広島 コネクト「ヒントは“現場”にあり!〜町おこしの達人・新たな挑戦〜」(2022年12月2日)
- NHKBS1「中国地方推し!」コネクト「ヒントは“現場”にあり!〜町おこしの達人・新たな挑戦〜」(2023年1月19日放送予定)
- NHK島根 邑南町「A級グルメ」が消える? 困惑の中 民間の模索も(2023年4月14日)
- ABEMA NEWSチャンネル出演【地域おこし協力隊って何?移住先でのトラブル経験者】(2023年4月21日)
新聞、雑誌掲載
[編集]- 雑誌『自遊人』-「未来を変える ソーシャルデザイン 。」(2019年2月号)
- 月刊「事業構想」(2019年3月号)
- 中日新聞-あの人に迫る (2019年2月22日)
- 朝日新聞-連載:ひと (2019年7月30日)
- 毎日新聞-毎日フォーラム・食×農×福「食い物による地域再生」 (2019年8月9日)
- 毎日新聞-毎日フォーラム・創る 地域活性リポート (2019年10月10日)
- 時事通信社-『地方行政』連載-「ビレッジプライド」のその後 (2020年6月11日~)
- 山陰中央新報-山陰のニュース(2020年12月8日)
- 朝日新聞-「フロントランナー」地方創生プロデューサー・寺本英仁さん A級グルメで田舎を元気に(2022年4月9日)
- 山陰中央新報-談論風発(2021年4月11日より連載)
- 福井新聞-特集 ふくいをヒラク (2022年3月27日)
- 日本経済新聞-中国経済-「A級グルメ」全国を元気に(2022年8月10日)
- 北海道新聞-「聞く語る」-「A級グルメ」構想仕掛け人で鹿部町アドバイザ-(2022年9月2日)
- 中国新聞-「歩く・聞く・考える」-A級グルメと町おこし コロナ後の田舎を元気に(2022年9月14日)
- 山陰中央新報-元邑南町スーパー公務員 寺本さん新著出版(2022年9月15日)
- 週間新潮-[A級グルメが日本の田舎を元気にする]書評(2022年10月13日)
- 山陰中央新報-談論風発(2022年10月17日)
- 日本経済新聞-「A級グルメ」仕掛け人 寺本さん追う映画制作(2022年12月5日)
- 山陰中央新報掲載【談論風発 ドキュメンタリー映画制作】(2023年1月8日)
- 日本経済新聞-「2023年 中国地方を耕す(5) 地方に活力 まずは公務員」(2023年1月12日)
- 山陰中央新報掲載【A級グルメ構想の推進】(2023年4月16日)
脚注
[編集]- ^ “地域人材ネット”. 総務省. 2019年2月17日閲覧。
- ^ 「GOOD DESIGN AWARD 2013」
- ^ 「GOOD DESIGN AWARD 2016」
- ^ “咢堂ブックオブザイヤー2018”. 一般財団法人尾崎行雄記念財団 (2016年9月29日). 2019年2月17日閲覧。
- ^ 第3回「食生活ジャーナリスト大賞」
- ^ 「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」
- ^ at Will Work主催:これからの日本をつくる100の“働く”をみつけよう「Work Story Award 2020」
- ^ 『東京脱出論』 2020年11月23日、ブックマン社
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 寺本 英仁 (eiji.teramoto.50) - Facebook
- 株式会社Local Governance