寿長

寿長
生年不明 - 896年
諡号 寿長
宗派 真言宗
寺院 金剛峯寺
真然
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寿長(じゅちょう、生年不明 - 896年寛平8年))は、真言宗金剛峰寺初代座主[1]

生涯

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出生など不明な点が多く、幼少期に高野山に登ったという記録がある。空海の没後に荒廃していた高野山復興の立役者のひとりだった真然に師事して密教灌頂を授かり、後に真然が東寺長者となった際に寿長は高野山を掌握する[2]

889年寛平元年)3月に金剛峰寺の初代座主職に就き復興に尽くしたが、その後を継いだ無空の離山後に高野山は再び1世紀にわたる暗黒期に陥ってしまう[2]

896年寛平8年)、死去[3]

脚注

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  1. ^ 『真言宗』(小学館1985年
  2. ^ a b 『人物物故大年表日本人編』(日外アソシエーツ2005年
  3. ^ 『古代荘園史料の基礎的研究 - 第1巻』(石上英一、塙書房、1997年
先代
真然
高野山金剛峯寺座主
第3世:
次代
無空