小林淳一 (編集者)
小林 淳一(こばやし じゅんいち、1965年6月5日 - )は、日本の雑誌編集者である。元『Invitation』『東京カレンダー』編集長。『女優美学』編集長。
来歴・人物
[編集]1989年に立教大学経済学部を卒業、ぴあに入社、『TVぴあ』編集部に配属される。同誌では、1994年度より「TVぴあドラマ大賞」を創設、北川昌弘、木村立哉らを審査委員に起用し、特集を充実させ、一時代を築いた。2000年『ケイゾク/雑誌』(TVぴあ臨時増刊)を編集。
2000年に『Weeklyぴあ』へ異動、副編集長に就任。『Invitation』編集部の準備室へ異動。2003年3月号の「創刊0号」を編集、副編集長を経て、2005年に『Invitation』編集長に就任した(編集長第1号:12月10日発売=2006年1月号「日本映画は、バブルなのか?」[1]/メディア出演:TOKYO FM『Evening File』[2]、紀伊國屋書店新宿南店『編集長の本棚』[3]、青山ブックセンター六本木店『真夏の夜の本50』[4]、『ほぼ日刊イトイ新聞』[5]、編集会議.com『編集・ライター養成講座』[6]、日本テレビ『NEWS ZERO』[7]ほか)。2006年度より「Invitation AWARD」を創設する[8][9][10][11][12]ほか、データ重視で未来を予測する映画特集で知られ、食文化、芸能、現代思想にも強い。
2006年11月28日に授賞式が行われた第1回「GATSBY 学生CM大賞」の審査員[13]、2007年1月31日に授賞式が行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'06 / 第12回AMDAward」の審査委員をつとめた[14]。また同年3月11日、Picture Yourself Sound Schoolのヴァラエティライヴショウ『Picture Yourself Sound School #6 Superstar Carnival 俺たちがテレビだ!』(池袋小劇場)に出演した[15]。2008年10月23日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、第21回東京国際映画祭映画人の視点Director's Angle『黒沢清の世界』にてモデレーターを務め、黒沢清監督と2時間にわたり対談した(企画・運営:江崎毅)[16]。
2009年3月号で『Invitation』休刊後、アクセス・パブリッシングにて、『東京カレンダー』編集長(2010年7月号~2011年8月号)を務める。 2010年は『SPEC magazine』、2011年は東京カレンダーMOOKSとして『女優美学』『女優美学2』、2013年は『ラジオマン 1974~2013僕のラジオデイズ 吉田照美』(ぴあ)を編集。
2013年より『AJ[エー・ジェー]』(ぴあ)のクリエイティブ・ディレクター(後に、編集ディレクター名義)を務める。 2014年は『女優美学III』『ハン・ヒョジュ 1st フォトブック ひざしのほうへ』、2015年は『女優美学IV』の編集長を務める。 2016年は『日本で活躍するアジア最終少女』『アジアで活躍する日本美男子』『ハン・ヒョジュのすべて』『BOYMEN MAGAZINE Vol.1』の編集長を務める。
ビブリオグラフィ
[編集]- 『ケイゾク/雑誌』(上杉純也・相田冬二・木村立哉ほか共著、ぴあ、2000/4/ ISBN 4276238188)[17] - 編集
- 『世にも奇妙な本 世にも奇妙な物語1990 - 2000』(ぴあ、2000/10/25 ISBN 4835600061) - 編集
- 雑誌『Invitation』(ぴあ、2006年1月号~2009年3月号) - 編集長
- 2006年1月号「日本映画はバブルなのか?[18]」
- 2006年2月号「THE 有頂天ホテルへようこそ![19]」
- 2006年3月号「女優ほど素敵なショーバイはない![20]」
- 2006年4月号「国境を越え、ジャンルを超えた男たち BORDERLESS[21]」
- 2006年5月号「マンガという仕事[22]」
- 2006年6月号「2007年までの日本映画169本すべて魅せます![23]」
- 2006年7月号「U-21ジャパン 女子最強選抜88人[24]」
- 2006年8月号「スタジオジブリと「ゲド戦記」の熱い夏[25]」
- 2006年9月号「めざましテレビの大研究[26]」
- 2006年10月号「ENTERTAINMENT×FASHION[27]」
- 2006年11月号「いま、ニッポン中が熱く盛りあがれるカルチャーはスポーツだけだ。[28]」
- 2006年12月号「男たちが語る木村拓哉・論。[29]」
- 2007年1月号「大人になってもコミック&アニメ三昧[30]」
- 2007年2月号「発表!Invitation AWARDS 2006[31]」
- 2007年3月号「ココロもカラダも露にした女優たち[32]」
- 2007年4月号「セレブたちが演じたある一日のファッション物語[33]」
- 2007年5月号「いい本、読みませんか?[34]」
- 2007年6月号「ニュースのある生活は激しく、楽しい![35]」
- 2007年7月号「大ニッポンの広告 そのデザインと企画の力[36]」
- 2007年8,9月合併号「バブル真っ只中!?数字が見える日本映画[37]」
- 2007年10月号「できるビジネスマンのお手本は、最強アスリートのライフスタイルにあった![38]」
- 2007年11月号「ミシュラン日本初上陸[39]」
- 2007年12月号「フィロソフィーで選ぶデザイン家電[40]」
- 2008年1月号「物語で買う男の小物[41]」
- 2008年2月号「東京vsTOKYO[42]」
- 2008年3月号「広告写真の現在 2007-2008[43]」
- 2008年4月号「ワインが変わった![44]」
- 2008年5月号「2008年春夏 ファッション大特集[45]」
- 2008年6月号「オーダーメイドな生活[46]」
- 2008年7月号「PARIS,SEXY![47]」
- 2008年8月号「美しい男 美しい女 美しい映画[48]」
- 2008年9月号「水の京都[49]」
- 2008年10月号「優しいデザイン 乗り物の未来[50]」
- 2008年11月号「スタイリスト北村道子[51]」
- 2008年12月号「酒って実は旨いんです[52]」
- 2009年1月号「ニューヨークに生きる[53]」
- 2009年2月号「極上の本 極上のコーヒー[54]
- 2009年3月号「世界に誇るニッポンのバー[55]」)
- 雑誌『東京カレンダー』(ACCESS、2010年7月号~2011年8月号) - 編集長
- 2010年7月号「遊ぶTOKYO[56]」
- 2010年8月号「あの人が“このお店”に通う理由[57]」
- 2010年9月号「そこにある、極上。“日常”の和食[58]」
- 2010年10月号「食す、学ぶ、磨く。愉しい銀座[59]」
- 2010年11月号「行くと、幸せになれる。小さなお店[60]」
- 2010年12月号「“女子力”から“下町”まで 流行るお店の18カ条[61]」
- 2011年1月号「東京未来予想図[62]」
- 2011年2月号「レストランdeお取り寄せ[63]」
- 2011年3月号「絶景美食温泉2011[64]」
- 2011年4月号「「鮨」に夢中[65]」
- 2011年5月号「美しくなるレストラン[66]」
- 2011年6月号「東京新発見&お散歩レストラン 歩いていこう[67]」
- 2011年7月号「たのしいPASTA&PIZZA[68]」
- 2011年8月号「宣言します!予約が取れなくなるレストラン[69]」
- 『SPEC magazine』(ACCESS、2010/12/4 ISBN 4901976869) - 編集
- 『女優美学 堀北真希 松下奈緒 前田敦子 伊藤歩 加藤あい 戸田恵梨香 宮崎あおい』(撮影:笹口悦民、鶴田直樹、丸谷嘉長ほか)東京カレンダーMOOKS(ACCESS、2011/1/28 ISBN 4901976893)- 編集長
- 『女優美学II 宮崎あおい 前田敦子 皆藤愛子 長澤まさみ』(撮影:笹口悦民、鶴田直樹、丸谷嘉長ほか)東京カレンダーMOOKS(ACCESS、2011/7/7 ISBN 4901976974)- 編集長
- 『ラジオマン1974-2013 僕のラジオデイズ 吉田照美』(ぴあ、2013/11/ ISBN 4835618645)[70] - 編集
- 『女優美学III 有村架純 木村文乃 小松菜奈 山本美月 ハン・ヒョジュ 広末涼子 加藤あい』東京カレンダーMOOKS(東京カレンダー、2014/1/4 ISBN 4906931480)- 編集長
- 『ハン・ヒョジュ 1st フォトブック ひざしのほうへ』(撮影:丸谷嘉長)ぴあMOOK(ぴあ、2014/3/14 ISBN 4835618831)[71] - 編集長
- 『女優美学IV 木村文乃 真野恵里菜 橋本愛 島崎遥香 シャーロット・ケイト・フォックス 知英 山崎紘菜 ハン・ヒョジュ 蓮佛美沙子 小橋めぐみ 松風理咲 橋本真実』(撮影:笹口悦民、丸谷嘉長、鶴田直樹ほか)東京カレンダーMOOKS(東京カレンダー、2015/11/19 ISBN 4906931812)[72] - 編集長
- 『日本で活躍するアジア最終少女 produced by AJ』ぴあMOOK(ぴあ、2016/3/28 ISBN 4835629698)[73] - 編集長
- 『アジアで活躍する日本美男子 produced by AJ』ぴあMOOK(ぴあ、2016/3/28 ISBN 4835629795)[74] - 編集長
- 『ハン・ヒョジュのすべて produced by AJ』(撮影:丸谷嘉長)ぴあMOOK(ぴあ、2016/3/31 ISBN 4835629728)[75] - 編集長
- 『BOYMEN MAGAZINE Vol.1 ボイメン・マガジン』(Sweet Thick Omelet、2016/5/25 ISBN 4907061188)[76] - 編集長
- 『BOYMEN MAGAZINE Vol.2 ボイメン・マガジン』(Sweet Thick Omelet、2017/1/7 ISBN 4907061269)[77] - 編集長
- 『夢は叶えるもの!ボイメンを創った男 谷口誠治』(構成:生嶋マキ)(Sweet Thick Omelet、2017/1/7 ISBN 4907061250)[78] - 編集
脚注
[編集]- ^ 2005年12月10日発売『インビテーション』2006年1月号「日本映画は、バブルなのか?」日本映画2005年総決算・2006年大予測 究極のコラボレーション 浅野忠信☆宮崎あおい
- ^ 2006年5月29日TOKYO FM『Evening File』(DJ:柴田玲)地球の他の場所へ思いを向けてみましょう
- ^ 2006年6月10日~7月10日『紀伊國屋書店』新宿南店オリジナル企画!!編集長の本棚「『INVITATION』編集長 小林淳一氏が選ぶ100冊」
- ^ 2006年7月10日~21日『青山ブックセンター六本木店』STUDIO VOICE×Invitation合同企画「読まずに寝られるか!?『真夏の夜の本50』VERY BEST OF MIDSUMMER NIGHT'S BOOKS」*:『STUDIO VOICE』品川亮編集長×『Invitation』小林淳一編集長
- ^ 2006年11月30日「ほぼ日刊イトイ新聞」『三位一体モデル』を読んだ人たちに聞きました
- ^ 2007年1月26日『編集会議.com』編集・ライター養成講座『Invitation』編集長が語る、カルチャー誌の仕事
- ^ 2007年3月22日 日本テレビ『NEWS ZERO』「ZERO CULTURE」3DCGアニメ映画急増の理由とは?
- ^ 2006年12月27日『@ぴあ最新ニュース』映画『ゆれる』の“映像の新鮮さ”を評価。「第1回Invitation AWARDS」受賞決定
- ^ 2007年1月10日『@ぴあ最新ニュース』宮崎あおい、伊勢谷友介らが映像の祭典でのはじめてづくしに笑顔「第1回Invitation AWARDS」授賞式
- ^ 2007年1月10日『CinemaCafe.net』2006年活躍したのはこの人!「第1回 インビテーション・アワード」 伊勢谷友介、宮崎あおい、チェン・ボーリン受賞
- ^ 2007年1月10日『シネマトゥデイ映画ニュース』今年最初のイイ男とイイ女は伊勢谷と宮崎あおいに決定!
- ^ 2008年1月24日『@ぴあ最新ニュース』映画、CM、TVドラマまで一堂に会する映像の祭典「2007年度Invitation AWARDS」受賞発表
- ^ 2006年11月28日授賞式『学生のためのCM映像コンテスト「GATSBY 学生CM大賞」』ヒストリー
- ^ 2007年2月5日『マイコミジャーナル』大賞は『時かけ』優秀デジタルコンテンツが集った「第12回AMDAward」
- ^ 2007年3月11日『Picture Yourself Sound School』#6 Superstar Carnival 俺たちがテレビだ!(日曜千秋楽!!)
- ^ 2008年10月23日『第21回東京国際映画祭 映画人の視点Director's Angle黒沢清の世界』
- ^ 『ケイゾク/雑誌』(TVぴあ増刊 2000年4月10日発売)
- ^ Invitation(インビテーション)2006年1月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年2月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年3月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年4月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年5月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年6月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年7月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年8月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年9月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年10月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年11月号
- ^ Invitation(インビテーション)2006年12月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年1月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年2月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年3月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年4月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年5月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年6月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年7月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年8,9月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年10月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年11月号
- ^ Invitation(インビテーション)2007年12月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年1月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年2月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年3月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年4月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年5月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年6月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年7月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年8月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年9月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年10月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年11月号
- ^ Invitation(インビテーション)2008年12月号
- ^ Invitation(インビテーション)2009年1月号
- ^ Invitation(インビテーション)2009年2月号
- ^ Invitation(インビテーション)2009年3月号
- ^ ASIN B003L7QKO4, 東京カレンダー2010年7月号
- ^ ASIN B003QJ7SU2, 東京カレンダー2010年8月号
- ^ ASIN B003V0OR0K, 東京カレンダー2010年9月号
- ^ ASIN B003YVGG0U, 東京カレンダー2010年10月号
- ^ ASIN B0042AJBCW, 東京カレンダー2010年11月号
- ^ 東京カレンダー2010年12月号
- ^ ASIN B004BG3F9C, 東京カレンダー2011年1月号
- ^ 東京カレンダー2011年2月号
- ^ 東京カレンダー2011年3月号
- ^ 東京カレンダー2011年4月号
- ^ 東京カレンダー2011年5月号
- ^ 東京カレンダー2011年6月号
- ^ 東京カレンダー2011年7月号
- ^ 東京カレンダー2011年8月号
- ^ ラジオパーソナリティ生活40年を綴った自伝的エッセイ『ラジオマン1974-2013 僕のラジオデイズ』 吉田照美著 2013年11月13日(水)ぴあより発売!
- ^ ハン・ヒョジュ来日!初のフォトブック「ひざしのほうへ」発刊記念 記者会見
- ^ 東京カレンダーWEB『女優美学』2014/11~2015/01(今最も輝きを放っている女優にフォーカスする人気ムック「女優美学」が今年も11/19に発売された。その一端を東京カレンダーWEBだけで公開しよう!木村文乃 蓮佛美沙子 真野恵里菜 島崎遥香 山崎紘菜 シャーロット・ケイト・フォックス)
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- ^ 名古屋から生まれた今年最も注目のグループ「BOYS AND MEM」のオフィシャルマガジン発売が決定。
- ^ 「BOYMEN MAGAZINE ボイメン・マガジン」Vol.2発売のお知らせ
- ^ 名古屋から全国へ。名古屋からアジアへ。 「夢は叶えるもの!ボイメンを創った男」谷口誠治