少年チャレンジ

少年チャレンジ』(しょうねんチャレンジ)は、学習研究社(現・学研ホールディングス)が1970年代末期から1980年代初めにかけて発行していた学童向け漫画雑誌である。

概要

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野球漫画を主に連載した雑誌『どっかんV』(1977年4月創刊[1][2])をリニューアルする形で、1979年1月に創刊。イメージキャラクターには、当時の人気力士だった高見山大五郎が起用された。創刊時の特典として、金色の野球バットの形状をしたボールペンが読者にプレゼントされた。

えびはら武司の長編連載デビュー作であり、アニメ化もされ彼の代表作ともなった『まいっちんぐマチコ先生』が連載されていた。この他、永井豪安田達矢共著の『00学園 スパイ大作戦』やいしいひさいち(原作)・あいきさだむ(作画)の『おじゃまんが山田くん』などといった著名な執筆陣・原作者による漫画も連載された。しかし、売り上げはライバル誌の『月刊コロコロコミック』(小学館)に大きく水をあけられていた。

なお、創刊から1981年6月までは月刊誌として刊行され、翌月より隔週刊誌に移行している。

発行部数の低迷に伴い、1982年2月初旬に刊行した同年2月12日号を以って休刊(事実上の廃刊)となった。『まいっちんぐマチコ先生』は同年4月より『中2コース』と『月刊アニメディア』にて連載が続行され、その他の連載漫画の多くは最終号で完結した。

主な連載漫画

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脚注

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関連項目

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