山口康助
山口 康助(やまぐち こうすけ、1921年7月23日 - 2013年[1][2])は、日本の日本史学者・教育者。
福島県生まれ。会津中学校(現福島県立会津高等学校)、新潟高等学校卒、学徒出陣し、復学、1947年東京帝国大学文学部国史学科卒、腎臓摘出、結核と病に襲われる[3]。同大学院修士課程修了、同附属図書館司書、山梨大学講師、1953年文部省初等中等教育局教科書調査官、東京学芸大学教授、1985年定年退官、帝京大学教授、聖徳大学教授[4]。新しい歴史教科書をつくる会会員。
著書
[編集]- 『歴史教育の構造』東洋館出版社 1966
- 『戦雲くらく日は落ちて』熊谷善如絵 牧書店 新少年少女教養文庫 1970
- 『情報化時代の人間像と教育』明治図書出版 双書情報処理能力の育成 1972
- 『社会科能力研究入門』明治図書出版 明治図書新書 1972
- 『技術史のなかの日本人』近代文芸社 1997
共編著・監修
[編集]- 『改訂社会科の計画と展開 現場に根ざした改訂指導要領の実践的研究』編 新光閣書店 1960
- 『社会科授業の分析と改善 教え方の基本的ルールを求めて』編 新光閣書店 1962
- 『社会科指導内容の構造化 目標・内容・方法の統合的把握とその実践』編 新光閣書店 1963
- 『歴史学習の構造的展開』小沢栄一共編著 新光閣書店 1964
- 『玉川児童百科大辞典 15 日本歴史』編 誠文堂新光社 1967
- 『社会科における思考の因子とその形成』編著 明治図書出版 1968
- 『神話伝承をどう教えるか 社会科におけるその扱い方』高橋早苗共編著 明治図書出版 1968
- 『小学校新指導要領の指導事例 第5-8 社会科編』編 明治図書出版 1970
- 『能力育成をめざす社会科の構造・計画・展開 新指導要領に即して』編著 新光閣書店 1970
- 『むかしといまのくらし』吉田常吉共監修 学研 学習ずかん百科 1970
- 『社会科の情報処理能力』編著 明治図書出版 双書情報処理能力の育成 1971
- 『小学校新指導要領の評価研究 社会科編』編 明治図書出版 1971
- 『社会科における比較学習の指導』編著 明治図書出版 小学校教育研究講座 1975
- 『小学校社会科指導細案 第1・2~6学年』編 明治図書出版 新学習指導要領細案化シリーズ 1974-75
- 『人物・物語を重視した歴史学習』新潟県水原小学校共著 明治図書出版 1975
- 『歴史人物辞典』浅香勝輔,平田嘉三共編 ぎょうせい 1975
- 『社会科学習のつまずきを生かす授業』編 明治図書出版 1976
- 『これからの歴史教育』編著 東洋館出版社 1985
- 『東京教育懇話会誌 続輯』村尾次郎共編 錦正社 1990
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ “山口, 康助, 1921-2013 - Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)”. 国立国会図書館. 2024年10月29日閲覧。
- ^ 「最新日本史」執筆者一覧「故人」とある。
- ^ 『歴史教育の構造』[要文献特定詳細情報]
- ^ 『現代日本人名録』[要ページ番号]2002年