山田勝彦 (政治家)

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日本の政治家 山田 勝彦 やまだ かつひこ
生年月日	(1979-07-19) 1979年7月19日（45歳）
出生地	日本 長崎県大村市
出身校	法政大学社会学部
前職	山田正彦衆議院議員秘書 福祉施設会社社長
所属政党	（旧立憲民主党→） 立憲民主党
親族	父・山田正彦（元衆議院議員） 姉・山田朋子（長崎県議会議員）
公式サイト	山田勝彦 立憲民主党 長崎 あなたと創る新しい未来
衆議院議員
選挙区	（比例九州ブロック→） （長崎県第3区→） 比例九州ブロック
当選回数	3回
在任期間	2021年11月5日[1] - 2024年4月16日[2] 2024年5月1日[3] - 現職
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山田 勝彦（やまだ かつひこ、1979年〈昭和54年〉7月19日 - ）は、日本の政治家。立憲民主党所属の衆議院議員（3期）。

当時、弁護士として活動していた山田正彦の次男として、長崎県大村市に生まれる^[4]。長崎県立大村高等学校卒業。2003年3月、法政大学社会学部卒業。同年4月、株式会社プレナスに入社^[5]。

2009年8月、同月の第45回衆議院議員総選挙で5期目の当選を果たした父・山田正彦の事務所に入所。2010年6月8日に正彦が農林水産大臣に就任すると、勝彦は同大臣秘書官を務めた。同年9月、秘書官を退職。2013年10月、株式会社やまびこ学苑を設立。2014年4月、子ども発達支援やまびこ学苑を創業^[5]。

2018年8月、旧立憲民主党長崎県連合代表に就任。長崎県第3区総支部長に就任^[5]。

2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では、長崎3区において山田勝彦のほか、自由民主党現職の谷川弥一、山田正彦の秘書をかつて務めた長崎県議会議員（五島市選挙区）の山田博司^[6]らが立候補する混戦となり^[7]、10月31日の投開票の結果、谷川が小選挙区で当選。立憲民主党は比例九州ブロックで4議席を獲得。山田は3番目の惜敗率（96.445％）により、比例復活で初当選した^[8][9]。枝野幸男代表の辞任に伴う代表選挙（11月30日実施）では泉健太の推薦人に名を連ねた^[10]。

2022年12月13日の立憲民主党の常任幹事会で、次期衆院選において新長崎2区からの立候補が内定した^[11]。

2024年1月30日、立憲民主党は常任幹事会において、谷川の辞職に伴う長崎3区補欠選挙への山田の擁立を決定した^[12]。

2024年4月16日、衆議院長崎3区補欠選挙に立候補を届け出たことに伴い、公職選挙法の規定により衆議院議員を退職（自動失職）した。山田の欠員補充として立憲民主党比例九州ブロック次点者の川内博史が繰り上げ当選となっている^[13]。

2024年4月28日、補欠選挙の投開票が行われ、2回目の当選を果たした^[14][15]。同年5月1日付で当選が告示されている^[16]。

同年10月27日の第50回衆議院議員総選挙では、長崎2区で立候補し、加藤竜祥に敗れたものの比例復活で3選^[17][18][19]。

• 憲法改正について、2021年のアンケートで「反対」と回答^[20]。
• 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答^[21]。
• 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答^[22]。

• 攻撃を受ける前に相手の拠点をたたく「敵基地攻撃能力」の保有について、2021年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答^[22]。
• 普天間基地の辺野古移設について、2021年の毎日新聞社のアンケートで「政府は埋め立てをいったん中断して、沖縄県と話し合うべきだ」と回答^[22]。
• 徴用工訴訟などの歴史問題をめぐる日韓の関係悪化についてどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで「政府の今の外交方針でよい」と回答^[22]。

• 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答^[20]。
• 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答^[21]。
• 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「賛成」と回答^[20]。
• クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答^[21]。

• 新型コロナウイルス対策としての、消費税率の一時的な引き下げについて、2021年のアンケートで「必要」と回答^[21]。
• 高校、大学の無償化について所得制限をなくすことに、2021年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答^[22]。
• 「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「ゼロにすべき」と回答^[21]。
• 森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた^[23]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した^[24]。9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議の代表質問で再調査の実施を否定した^[25]。国の対応をどう考えるかとの同年の毎日新聞社のアンケートに対し「さらに調査や説明をすべきだ」と回答^[22]。
• 遺伝子組み換え作物や残留農薬が発達障害やアレルギーの要因になるとして学校給食のオーガニック（無農薬）化を主張している^[26][27]。

• 　子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟^[28]

• 2021年11月5日の午前3時ごろ、五島市で酒に酔った状態で面識のない市民の住宅の玄関ドアを何度も叩き、警察に通報されるトラブルを起こした。山田は「宿泊予定だった親戚宅と間違えた」などとしてその後住民に謝罪したうえで弁護士と相談し、いったんは迷惑料として現金20万円を支払ったものの、後に返金されていた^[29][30][31]。山田は12月13日に大村市の事務所で記者会見を行い、「公人というより私人として迷惑をかけ申し訳ない」と謝罪し、同11日付で党県連副代表を辞任したと発表。また、任期中は禁酒する意向を示した。山田によれば騒動直後は公務スケジュールを理由に被害者に謝罪せず、4日後に被害者から県連に連絡があり、山田が電話で謝罪していた。また、その後に渡した迷惑料の現金20万円が「口止め料」ではないかとの質問に対しては「そういう意図は全くない」と否定。謝罪会見では質問が相次ぐ中、山田の事務所は「時節柄、長時間は控えたい」として約40分で打ち切った^[32][33]。

• 公式ウェブサイト
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表 話 編 歴 長崎県の小選挙区選出衆議院議員(1996年 - )
第1区	西岡武夫 倉成正和 高木義明 冨岡勉 西岡秀子
第2区	久間章生 福田衣里子 加藤寛治 加藤竜祥
第3区	虎島和夫 谷川弥一 山田正彦 谷川弥一 山田勝彦 金子容三
第4区	金子原二郎 宮島大典 北村誠吾 宮島大典 北村誠吾 金子容三 （2022年廃止）

表 話 編 歴 比例九州ブロック選出衆議院議員(1996年 - )
第41回 （定数23）	自由民主党 衛藤晟一 堀之内久男 山下徳夫 東家嘉幸↓ 大原一三 宮路和明 下地幹郎 嘉数知賢 坂井隆憲 林田彪↑ 新進党 愛野興一郎↓ 神崎武法 髙木義明 古賀一成 権藤恒夫 倉田栄喜 島津尚純 東順治↑ 民主党 松本惟子 川内博史 岩田順介 社会民主党 中西績介 浜田健一 日本共産党 吉井英勝 古堅実吉
第42回 （定数21）	自由民主党 下地幹郎 松下忠洋 林田彪 西川京子 堀之内久男 大原一三 嘉数知賢 民主党 原口一博 川内博史 楢崎欣弥 古賀一成↓ 米沢隆↑ 公明党 神崎武法 東順治 江田康幸 社会民主党 重野安正 中西績介 今川正美 自由党 藤島正之 山田正彦 日本共産党 小沢和秋 赤嶺政賢
第43回 （定数21）	自由民主党 野田毅 松下忠洋 仲村正治 西川京子 佐藤錬 三原朝彦 衛藤晟一 松岡利勝 民主党 山田正彦 城井崇 楢崎欣弥 川内博史 松野信夫 楠田大蔵 米沢隆 公明党 神崎武法 東順治 江田康幸 社会民主党 東門美津子 横光克彦 日本共産党 赤嶺政賢
第44回 （定数21）	自由民主党 広津素子 仲村正治 佐藤錬 林田彪 山本幸三 木原稔 遠藤宣彦 冨岡勉 安次富修 民主党 原口一博 山田正彦 横光克彦 北橋健治↓ 古賀一成 川内博史 大串博志 楠田大蔵↑ 公明党 神崎武法 東順治 江田康幸 社会民主党 重野安正 日本共産党 赤嶺政賢
第45回 （定数21）	民主党 皆吉稲生 後藤英友↓ 古賀一成 野田国義 打越明司 道休誠一郎 網屋信介 山本剛正 川越孝洋 中屋大介↑ 自由民主党 野田毅 山本幸三 谷川弥一 衛藤征士郎 北村誠吾 岩屋毅 公明党 神崎武法↓ 東順治 江田康幸 遠山清彦↑ 日本共産党 赤嶺政賢 社会民主党 中島隆利
第46回 （定数21）	自由民主党 宮路和明 宮崎政久 西川京子 林田彪 新開裕司 末吉光徳 湯川一行 日本維新の会 松野頼久 河野正美 中山成彬 山之内毅 公明党 江田康幸 遠山清彦 濱地雅一 民主党 大串博志 原口一博 髙木義明 みんなの党 佐藤正夫 日本共産党 赤嶺政賢 社会民主党 吉川元 日本未来の党 玉城デニー
第47回 （定数21）	自由民主党 岩田和親 穴見陽一 西銘恒三郎 國場幸之助 宮路拓馬 比嘉奈津美 宮崎政久 今村雅弘 公明党 江田康幸 遠山清彦 濱地雅一 吉田宣弘 民主党 大串博志 髙木義明 緒方林太郎 維新の党 松野頼久 河野正美 下地幹郎 日本共産党 田村貴昭 真島省三 社会民主党 吉川元
第48回 （定数20）	自由民主党 園田博之↓ 宮路拓馬 今村雅弘 古川康 國場幸之助 冨岡勉 岩田和親 宮崎政久↑ 希望の党 中山成彬 吉良州司 稲富修二 城井崇 立憲民主党 横光克彦 山内康一 矢上雅義 公明党 江田康幸 遠山清彦↓ 濱地雅一 吉田宣弘↑ 日本共産党 田村貴昭 社会民主党 吉川元 日本維新の会 下地幹郎
第49回 （定数20）	自由民主党 今村雅弘 保岡宏武 岩田和親 武井俊輔 古川康 國場幸之助 宮崎政久 小里泰弘 立憲民主党 末次精一↓ 吉川元 山田勝彦↓ 稲富修二 屋良朝博↑ 川内博史↑ 公明党 濱地雅一 吉田宣弘 金城泰邦 吉田久美子 日本維新の会 阿部弘樹 山本剛正 日本共産党 田村貴昭 国民民主党 長友慎治
第50回 （定数20）	自由民主党 阿部俊子 宮路拓馬 鬼木誠 國場幸之助 岩田和親 古川康 宮崎政久 立憲民主党 屋良朝博 吉川元 山田勝彦 堤かなめ 公明党 濱地雅一 吉田宣弘 金城泰邦 国民民主党 長友慎治 許斐亮太郎 れいわ新選組 山川仁 日本維新の会 阿部弘樹 参政党 吉川里奈 日本共産党 田村貴昭
↓：途中辞職、失職、在職中死去など、↑：繰り上げ当選。