山田銀行 (三重県)

1911年(明治44年)に発行された『鳥羽誌』掲載の山田銀行鳥羽支店の広告。

山田銀行(やまだぎんこう)は、三重県宇治山田町(現伊勢市)に設立された明治期から大正期の銀行で、現在の三重銀行の前身の一つ。

参宮鉄道(現JR参宮線)などを開業した、伊勢の実業家である太田小三郎らによって1894年(明治27年)に設立。その後近隣の銀行を合併するも、1919年(大正8年)四日市銀行(現・三十三銀行)に合併され歴史の幕を閉じた。

沿革

[編集]
  • 1894年(明治27年)5月10日:設立。
  • 1900年(明治33年)6月28日:山田商業銀行を合併。
  • 1909年(明治42年)12月1日:三重銀行(2021年4月30日まで存在した別の三重銀行とは関係ない)を合併。
  • 1919年(大正8年)3月10日:四日市銀行(現・三十三銀行)に合併。