岡谷雄太
岡谷 雄太 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1999年7月12日(25歳) 東京都大田区 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在のチーム | MTM・カワサキ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゼッケン | 61 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ウェブサイト | Yuta Okaya Official Site | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
岡谷 雄太(おかや ゆうた、1999年7月12日 - )は、東京都大田区出身のモーターサイクル・ロードレースライダー。東京都立つばさ総合高等学校出身。身長163cm、A型。
2018年、全日本ロードレース選手権J-GP3クラスにおいて、開幕戦でのデビューウィンを含む年間最多勝(6戦中3勝)を挙げ、年間ランキング2位、ルーキーオブザイヤーを獲得。
2019年よりFIMスーパーバイク世界選手権(World SBK)併催のスーパースポーツ300世界選手権(World Supersport 300・WSSP300)にフル参戦を開始。
2020年には同クラス日本人初ポールポジション、日本人初表彰台、日本人初優勝を達成している。
2023年にはKawasaki ProDina Racingよりスーパースポーツ世界選手権(World Supersport・WSS)にステップアップすることが発表されている。
経歴
[編集]全日本ロードレース選手権
[編集]2006年、7歳の頃にポケットバイクに乗り始める。
その後、2008年にミニバイクへ移行し、2013年、14歳でNSF100 HRCトロフィーのシリーズチャンピオンを獲得。
2014年にロードレースにステップアップし、CBR250R Dream Cupに参戦。翌年2015年から、各地のサーキットのJ-GP3クラスに参戦を開始する。2017年にもてぎロードレース選手権J-GP3クラス年間チャンピオンとなり、国際ライセンスへの昇格を果たす。
2018年、モリワキクラブより全日本ロードレース選手権J-GP3クラスにフル参戦し、開幕戦のツインリングもてぎでデビューウィンを飾る。その後第4戦SUGO、第5戦筑波レース2でも優勝しクラス最多勝を挙げ、年間ランキング2位と、ロードレース特別賞のJ-GP3クラスルーキーオブザイヤーを獲得した。
スーパースポーツ300世界選手権
[編集]2019年、DS Junior Teamより、日本人で初めてFIMスーパーバイク世界選手権World Supersport300クラスへフル参戦を開始。Kawasaki Ninja 400を駆り、最高位15位、年間ランキング41位。
2020年はMTM MOTOPORT Kawasakiに移籍し、同クラスにフル参戦。第3戦ポルトガルでは、日本人初ポールポジションを獲得、翌日のレース2では3位でゴールし、日本人初表彰台を達成した。また、その後第6戦カタルニア・レース2で日本人初優勝を遂げた。年間ランキング10位。
2021年も同チームよりSSP300にフル参戦。開幕戦アラゴン・レース1、第10戦スペイン・レース2、第11戦ポルティマオ・レース1で3位表彰台を獲得し、年間ランキング5位。
2022年も引き続きMTM KawasakiよりSSP300にフル参戦。第7戦フランス、最終戦ポルティマオを怪我で欠場したものの、第2戦オランダ・レース2で3位、第3戦エストリル・レース1で3位、第4戦エミリアロマーニャ・レース2で2位、そして第8戦カタルニア・レース1ではシーズン初の優勝を飾り、ランキング7位。
また、同年第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースにKAWASAKI PLAZARacing Teamより初出場し、チームメイトの岩戸亮介、清末尚樹と共にSSTクラス優勝を成し遂げた。
スーパースポーツ世界選手権
[編集]2023年はKawasaki ProDina Racingよりスーパースポーツ世界選手権に参戦するも、戦闘力が低いZX-6Rで苦戦しノーポイントに終わった。
また、同年第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースにKAWASAKI PLAZARacing Teamより初出場し、チームメイトの岩戸亮介、清末尚樹と共にSSTクラス2位を達成した。
全日本復帰
[編集]全日本ロードレース選手権に芳賀紀行が監督を務めるワークナビニトロレーシングからST600にヤマハ・YZF-R6を駆って参戦することが発表された。[1][2]
レース戦績
[編集]2011年
- NSF100 HRCトロフィー 筑波サーキット コース1000 年間チャンピオン
2012年
- NSF100HRCトロフィー 筑波サーキット コース1000 年間チャンピオン
- NSF100HRCトロフィー もてぎ北ショートコース 年間チャンピオン
2013年
- NSF100HRCトロフィー グランドチャンピオンシップ Jr.クラス 優勝
2014年
- SUGOロードレース選手権 CBR250R Dream Cup Eクラス 年間ランキング2位
- 筑波ロードレース選手権 CBR250R Dream Cup Eクラス 年間ランキング5位
- もてぎロードレース選手権 CBR250R Dream Cup Eクラス 年間ランキング8位
- CBR250R Dream Cup グランドチャンピオンシップ 4位入賞
2015年
- 筑波ロードレース選手権 J-GP3クラス(N) 年間ランキング5位
2016年
- MORIWAKI CUP TTサーキットアッセン ワイルドカード参戦 7位
- 筑波ロードレース選手権 J-GP3クラス(N) 年間ランキング5位
2017年
- もてぎロードレース選手権 J-GP3クラス(N) 年間チャンピオン
- 筑波ロードレース選手権 J-GP3クラス(N) スポット参戦 第1戦優勝 年間ランキング9位
- 鈴鹿サンデーロードレース J-GP3クラス(N) スポット参戦 年間ランキング11位
2018年
- 全日本ロードレース選手権 J-GP3クラス 年間ランキング2位 ルーキーオブザイヤー
2019年
- FIMスーパースポーツ300世界選手権 年間ランキング41位
2020年
- FIMスーパースポーツ300世界選手権 年間ランキング10位
2021年
- FIMスーパースポーツ300世界選手権 年間ランキング5位
2022年
- FIMスーパースポーツ300世界選手権 年間ランキング7位
- FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会 総合13位 SSTクラス優勝
2023年
- FIMスーパースポーツ世界選手権 年間ランキング27位
- FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会 SSTクラス2位
スーパースポーツ300世界選手権
[編集]- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
年 | バイク | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 順位 | ポイント | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | R1 | R2 | ||||
2019年 | Ninja400 | ARA DNQ | ASS DNQ | IMO DNQ | JER 26 | JER 28 | MIS 19 | DON 15 | POR DNQ | MAG 22 | LOS Ret | 41位 | 1 | ||||||||
2020年 | JER 4 | JER Ret | POR 27 | POR 3 | ARA Ret | ARA Ret | ARA Ret | ARA Ret | CAT 27 | CAT 1 | MAG 6 | MAG 5 | EST 12 | EST 6 | 10位 | 89 | |||||
2021年 | ARA 3 | ARA 4 | MIS 4 | MIS Ret | ASS Ret | ASS 6 | MOS 11 | MOS Ret | MAG Ret | MAG 5 | CAT 8 | CAT 5 | JER 8 | JER 3 | POR 3 | POR 4 | 5位 | 140 | |||
2022年 | ARA 5 | ARA Ret | ASS 4 | ASS 3 | EST 3 | EST 8 | MIS 8 | MIS 2 | MOS 20 | MOS 7 | MAG DNS | MAG DNS | CAT 1 | CAT 13 | POR DNS | POR DNS | 7位 | 129 |
脚注
[編集]- ^ sanga (2024年3月28日). “岡谷雄太、全日本ロードST600にWORK NAVI NITRO RACINGから参戦。カワサキからヤマハにスイッチ | MotoGP”. autosport web. 2024年3月31日閲覧。
- ^ “岡谷雄太さんの2024年3月27日のポスト”. 2024年3月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 岡谷雄太ファンクラブ ロクイチ61
- Twitter (@Yutaokaya61)
- Instagram (@yutaokaya61)