広島中央女子短期大学
広島中央女子短期大学 | |
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大学設置 | 1963年 |
創立 | 1925年 |
廃止 | 2004年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人大下学園[1] |
本部所在地 | 広島県広島市安佐南区祇園3-1-15[注釈 1] |
学部 | 食物栄養学科 生活情報学科[注 1] |
広島中央女子短期大学(ひろしまちゅうおうじょしたんきだいがく、英語: Hiroshima Chuo Women's Junior College)は、広島県広島市安佐南区祇園3-1-15[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1963年に設置され、2004年に廃止された。大学の略称は中短。
概要
[編集]大学全体
[編集]- 広島県広島市安佐南区に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人大下学園[1]。
- 1963年に大下学園女子短期大学として開学。順次、学科の増設により最大で3学科、最終的には再編により2学科となった。
- 2002年度の入学生を最後に[注釈 2]、2004年に短期大学としての使命を終える[2]。
- なお、短大設置者の学校法人大下学園は2006年に鴎州コーポレーションが買収し、学校法人AICJ鴎州学園に改称。これに伴い大下学園祇園高等学校はAICJ中学校・高等学校に生まれ変わった。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 広島中央女子短期大学の教育理念:「地域の生活と文化の充実・発展に指導的な役割のできる女性を育成すること」
教育および研究
[編集]- 食物栄養学科は食のエキスパートを養成する学科となっていた。
- 生活情報学科(旧:生活科学科)では生活に関する専門科目のみならず情報処理や情報科学など実社会において役立つ諸科目を学ぶ生活情報コースがあった。
- 生活文化学科は、生活文化に関する基礎知識と技術を学び、人間・生活・文化・伝統などへの理解を深める生活造形コースと日本文化論・国際文化論・アジアの生活文化などを学ぶ国際文化コースがあった。
- 一般教育科目には「女性文化論」と称した科目が置かれていた[3]。
- ロンドン・パリ・ローマなどヨーロッパの主要都市を巡る海外研修旅行が行われていた[3]。
学風および特色
[編集]- 大下龍太郎による「賢母は建国の基」の考えのもとに設立された祇園高等女学校が起源となっている[3]。
沿革
[編集]- 1925年
- 大下龍太郎による祇園高等女学校が創設される[注 2]。
- 1951年
- 1963年
- 1963年
- 1964年
- 1965年
- 1969年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1989年
- 1991年
- 1992年
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2004年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 広島市安佐南区祇園3-1-15[注釈 1]
象徴
[編集]- カレッジマークについては、右記資料を参照のこと[注 13]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]研究
[編集]学生生活
[編集]学園祭
[編集]大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]大学関係者
[編集]- 歴代学長
施設
[編集]- 校舎は4階建てとなっていた。
学生食堂
[編集]- 広島中央女子短期大学の学生食堂は「ルミネ」と呼ばれていた。
寮
[編集]- 学内に置かれていた。
対外関係
[編集]系列校
[編集]卒業後の進路について
[編集]関連項目
[編集]- 廃止された日本の短期大学一覧
- AICJ中学校・高等学校(旧:大下学園祇園高等学校)
- 福屋(大下学園のオーナーであった大下家は、同社のオーナーでもある。)
- フマキラー(大下一族の大下大蔵により設立。創業当初は本校と同じ祇園町に本社・工場を置いていた。)
関連サイト
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 現在は、AICJ中学校・高等学校所在地。なお旧・大下学園祇園高等学校とJR可部線を挟んで隣接しており、両校の間には跨線橋が設けられていた。
- ^ a b 平成15年度より学生募集停止[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af 女のみ
- ^ a b 入学定員は50名。なお右記資料も参照のこと[13]。
- ^ 右記資料においては、確かに全て学科となっている[18]。
- ^ a b 最終募集となった2002年における体制[39][38]。
- ^ a b 最終募集となった2000年における入学定員は50名[40][41][37]。
補足
[編集]- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ 出典[4][5]
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 出典[7][8]。
- ^ 右記資料では入学定員を80名と表記あるが[10]、誤植である。
- ^ 右記の資料がその記載の初見となっている[16][17]
- ^ 出典[22]。昨年度の資料[23]及び本年度のそれ[24]とを見比べた結果から、入学定員は変化なし。
- ^ 出典[28][29]。 昨年度の資料[30]及び本年度のそれ[31]とを見比べた結果から、入学定員は変化なし。
- ^ 出典[33]。うち1回生 204[34]
- ^ 平成13年度より学生募集停止[36]。
- ^ かつて、生活科学科に生活情報コースがあったことから便宜上、生活科学科と同一とみなす[37]。
- ^ 前年の生活科学科における入学定員50に、生活文化学科のそれの50を組み込んで、なおかつ合計100→80に減員する形をとる。
- ^ 出典[4][38]。
- ^ 出典[43][44][45]
- ^ 出典[43][46][47]
出典
[編集]- ^ a b c 文教協会'2003.
- ^ a b 文教協会'2005.
- ^ a b c d e f 広島中央女子短期大学'2000.
- ^ a b 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 337.
- ^ 官報 1925年04月02日より。
- ^ 学校法人一覧 昭和38年版より。
- ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
- ^ 学校法人名簿 平成1年版より。
- ^ 大学時報 = University current review 11(52)【(67)】より。
- ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'63, p. 58.
- ^ 短期大学一覧 昭和39年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (18)より。
- ^ 文部省'64, p. 34.
- ^ 文部省'65, p. 38.
- ^ 全国短期大学一覧 昭和58年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和58年度より。
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'85, p. 68.
- ^ 文部省'86, p. 68.
- ^ 文部省'87, p. 70.
- ^ 文教協会'1988.
- ^ 短期大学教育 (44)より。
- ^ 短期大学教育 (45)より。
- ^ 文部省'88, p. 73.
- ^ 文教協会'1989.
- ^ 文部省'89, p. 75.
- ^ 文教協会'1991.
- ^ 文部省高等教育局'1991.
- ^ 短期大学教育 (47)より。
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 文部省'91, p. 78.
- ^ 文部省'92, p. 81.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 412.
- ^ 文部省'99, p. 82.
- ^ a b 文教協会'2001.
- ^ a b 旺文社'2000.05, p. 381.
- ^ a b c 晶文社'02, p. 460.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ 梧桐書院'2000.4.
- ^ 文教協会'2000.
- ^ 第一法規出版'1984.9.
- ^ a b 教学社'1987.7.
- ^ a b 晶文社'1989.4.
- ^ 梧桐書院'1988.5.
- ^ 梧桐書院'1987.5.
- ^ 晶文社'1988.4.
- ^ 広島中央女子短期大学紀要【全号まとめ】より。
- ^ 大下学園女子短期大学研究集報【全号まとめ】より。
参考文献
[編集]教員養成機関
[編集]- 全国高等学校長協会/編『教員養成課程認定大学短期大学等総覧』第一法規出版 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和39年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和40年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和41年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1990年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 1988年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成元年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成13年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部省 高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧 平成3年度』文部省高等教育局 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社出版編集部/編集『全国短期大学受験案内. 昭和64年度用』晶文社 。
- 晶文社出版編集部/編集『全国短期大学受験案内 1990 '90年度用』晶文社 。
- 晶文社出版編集部『全国短期大学受験案内 2003年度用』晶文社出版 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部/編『全国短期大学案内. 昭和63年対策版』梧桐書院 。
- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内 昭和64年対策版』梧桐書院 。
- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 2001年版』梧桐書院 。
全国短期大学案内(教学社)
[編集]- 教学社 編集『全国短期大学案内 1988最新情報版』教学社 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。
短期大学入学案内冊子
[編集]- 広島中央女子短期大学『suteki MAGAZINE 広島中央女子短期大学 Campus Guide 2001』広島中央女子短期大学。