広辞林
この項目「広辞林」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 三島由紀夫の説の加筆及び出典追加 (貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます) (2018年3月) |
『広辞林』(こうじりん)は、株式会社三省堂が発行していた中型の日本語国語辞典。
概要
[編集]1907年(明治40年)発行。ただしこれは、広辞林のもととなる「辞林」の発行年であり、「廣辭林」(「廣」は「広」の旧字体)という名前で発行されたのは1925年(大正14年)のことである。その後、1934年(昭和9年)の「廣辞林新訂版」、1958年(昭和33年)の「新版広辞林」、1973年(昭和48年)の「広辞林第五版」を経て、1983年(昭和58年)に16万語を収録した「広辞林第六版」(A5判・2,210ページ)が発行された[1]。「辞林」から「新版広辞林」までは、いずれも国語学者の金沢庄三郎が編者となっている。
その後、三省堂の中型国語辞典は「大辞林」(1988年初版)に移行し、「広辞林」の発行は行なわれていない。
なお、1928年(昭和3年)には「廣辞林」から項目を絞って収録した「小辞林」が発行され、1956年(昭和31年)9月の第176版を経て1957年(昭和32年)2月に「新小辞林」が刊行された[2]。「新小辞林」は1999年(平成11年)に第5版が刊行されたが[3]、その後絶版となっている[2]。
エピソード
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “三省堂書店HP 広辞林”. 2020年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月19日閲覧。
- ^ a b “三省堂辞書の歩み 第34回”. Sanseido Word-Wise Web (2014年11月19日). 2018年3月19日閲覧。
- ^ 【三省堂】新小辞林 第五版 | 社会人のためのハンディな現代国語辞典。 三省堂 WORD-WISE WEB -Dictionaries & Beyond-
- ^ 三島由紀夫『座右の辞書』(風景 1961年1月号に掲載)。『決定版 三島由紀夫全集第30巻・評論6』(新潮社、2003年)に所収。