府中宿 (東海道)
府中宿(ふちゅうしゅく、ふちゅうじゅく)は、東海道五十三次の19番目の宿場である。街は城下町である駿府の一角を成していた。現在の行政区画では静岡市葵区に属する。
概要
[編集]徳川家康のお膝元であり、旧東海道はJR静岡駅の北側に位置する駿府城との間を抜け、安倍川に至る。川の手前の西見付がかつてあった弥勒辺りには、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に登場する安倍川餅を売る売店が存在する。
日本遺産
[編集]2020年(令和2年)6月19日、「府中宿(駿府九十六ヶ町)」として、安倍川餅と共に文化庁の文化財保護制度「日本遺産」のストーリー『日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅~滑稽本と浮世絵が描く東海道旅のガイドブック(道中記)~』の構成文化財の1つに認定された[2]。
最寄り駅
[編集]隣の宿
[編集]注釈
[編集]- ^ 平凡社 2000年
- ^ STORY#094日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅(文化庁日本遺産ポータルサイト)
参考文献
[編集]関連項目
[編集]座標: 北緯34度58分29.0秒 東経138度23分16.0秒 / 北緯34.974722度 東経138.387778度