廣瀬忠彦
廣瀬 忠彦(ひろせ ただひこ、1928年10月22日 - )は、日本の園芸学者。香川大学名誉教授。専門は蔬菜園芸学(野菜園芸学)。京都府京都市東山区出身。
略歴
[編集]商家生まれのため京都市立第一商業学校(現:京都市立西京高等学校・附属中学校)に入学したが、農学への道を志して1945年に京都府立農林専門学校に進学し、さらに京都大学農学部農学科に入学。卒業後の1952年に西京大学(現:京都府立大学)農学部農学科助手となり、論文「トウガラシの育種に関する基礎的研究」により、京都大学より農学博士の学位を受ける。
1969年に京都市から香川県に転居。香川大学農学部助教授、次いで教授となり、岡山大学・島根大学非常勤講師を兼任。香川県より香川県野菜振興対策協議会委員を委嘱される。1985年、愛媛大学連合大学院設立に伴い農学研究科教授を併任。1986年、香川大学農学部附属農場長を併任。1987年、園芸学会の評議員に選出され、また香川県園芸研究協議会会長となる。1992年に香川大学停年退官、香川大学名誉教授となる。