掖邪狗(えきやく、生没年不詳)とは、3世紀中ごろ日本(倭)の弥生時代において実在したとされる人物及び官吏である。
邪馬台国の大夫であり、正始4年(西暦243年)、卑弥呼の使者として魏(中国)に派遣され、率善中郎将の印綬を受ける。卑弥呼死後の、壹與(壱与、いよ、台与、とよ)政権下においても、帰国する魏の使者を送るため派遣された[1]。