新笠戸ドック
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒744-0001 山口県下松市大字笠戸島29-120 |
設立 | 1988年 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 5250001009531 |
事業内容 | 船舶の建造・修繕、プラント等の設計・製造、土木建設事業等 |
代表者 | 代表取締役 檜垣幸人 |
資本金 | 1億円 |
主要株主 | 今治造船、幸陽船渠 |
主要子会社 | 南日本造船 |
関係する人物 | 小野虎助、嶋谷徳三郎 |
外部リンク | shin-kasado |
株式会社新笠戸ドック(しんかさどドック)は、日本の造船メーカー。今治造船のグループ会社である。かつては宇部興産の傘下だった。
事業所及び建造能力
[編集]- 本社・工場 - 山口県下松市大字笠戸島29-120
- 第1号船渠:L 153.6 m × B 21.2 m
- 第2号船渠:L 227 m × B 37 m
- 第3号船渠:L 255 m × B 50 m
- 東京営業所 - 東京都千代田区
沿革
[編集]- 1918年 - 笠戸島船渠設立。嶋谷徳三郎の経営する嶋谷汽船と小野虎助の経営する小野造船鉄工所との共同出資だった[1]。
- 1923年 - 8月、第一次世界大戦後の景気悪化により笠戸島船渠会社は解散した[1]。
- 1924年 - 大阪鉄工所笠戸島工場となる。
- 1930年 - 笠戸船渠として大阪鉄工所より独立。
- 1959年 - 笠戸船渠の経営支援のため宇部興産が株式の33%を取得し、同社グループ入り。
- 1988年 - 特定船舶製造業経営安定臨時措置法に基づく造船業界の集約化のため笠戸船渠を整理・解散し、修繕部門を承継して新笠戸ドックを宇部興産の全額出資により新たに設立。
- 2005年 - 今治造船のグループ会社となる[2]。
- 2007年 - 新造船建造を開始。
- 2018年 - 株式会社南日本造船の株式を取得して子会社化[3]。
脚注
[編集]- ^ a b 嶋谷徹(編著)『波浪の百余年を航海した嶋谷海運業史』嶋谷徹、2014年、pp.100 - 101
- ^ 今治造船/新笠戸を買収 - 日本海事新聞電子版(2005年4月6日)、2021年5月30日閲覧。
- ^ 旧南日本造船が特別清算開始 負債総額60億円 - 日本経済新聞(2018年7月26日)、2021年5月30日閲覧。