新美南吉記念館
新美南吉記念館 Niimi Nankichi Memorial Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 新美南吉記念館 |
専門分野 | 新美南吉 |
館長 | 山本英夫[1] |
管理運営 | 半田市 |
建物設計 | 新家良浩建築工房[2] |
延床面積 | 2,121.18m2[2] |
開館 | 1994年(平成6年)6月 |
所在地 | 〒475-0966 愛知県半田市岩滑(やなべ)西町1丁目10-1 |
位置 | 北緯34度54分33.62秒 東経136度54分40.33秒 / 北緯34.9093389度 東経136.9112028度座標: 北緯34度54分33.62秒 東経136度54分40.33秒 / 北緯34.9093389度 東経136.9112028度 |
外部リンク | 新美南吉記念館 |
プロジェクト:GLAM |
新美南吉記念館(にいみなんきちきねんかん)は、愛知県半田市が設置するる新美南吉の記念文学館である[3]。
概要
[編集]1994年(平成6年)6月、半田市によって新美南吉生誕80周年・没後50周年を記念し、童話『ごん狐』の舞台とされる中山の地に開設された。
建物は半田市と社団法人愛知建築士会が主催した全国コンペにより選出されたものである。当時としては最多応募数の中から(421点[4])新家吉宏、岡村雅弘、石田純治の3名が共同受賞し、その斬新な構成が話題を集めたほか、1994年度の第2回愛知まちなみ建築賞を受賞している[2]。記念館に隣接する童話の森には遊歩道(せせらぎの小径、あじさいの道、花のき広場、兵十橋)などが整備され、散策や自然観察などが楽しめる。
館内の展示室には南吉の残した原稿や日記、手紙などの資料と南吉の作品6点のジオラマ模型の展示が行われている。図書室には、南吉の作品や研究書が多く収蔵されているほか、ビデオシアターでは『ごん狐』や『手袋を買いに』などの作品を月替わりで上映している。
2010年(平成22年)6月には明仁天皇・美智子皇后夫妻が同館を来訪した。
2013年(平成25年)には、新美南吉の生誕100周年を記念して展示室を一部改装し、同年1月5日にリニューアルオープンした。なお、同年4月に半田市名誉市民である森信三の展示を半田市立博物館へ移設している[5]。
2023年(令和5年)1月4日、新美南吉の生誕110周年を記念して常設展示を一新し、開幕式が行われた[6]。
利用案内
[編集]- 開館時間 - 9時30分 - 17時30分
- 休館日 - 毎週月曜日、毎月第2火曜日(祝日・振替休日の場合は翌日休館)、年末年始
- 入館料 - 210円(中学生以下無料)
交通アクセス
[編集]- 名鉄河和線「半田口駅」から徒歩で約20分。
- 同線「知多半田駅」からバスで15分、タクシーで約10分、自転車で約15分程度。知多半田駅にはレンタサイクルがある。
- 半田市公共交通バス「ごんくる」乗車、「新美南吉記念館」バス停下車すぐ。
- 知多半島道路半田中央ICから車で約3分。
脚注
[編集]- ^ “会員トピックス - ひと”. 半田市商工会議所. 2013年8月23日閲覧。
- ^ a b c “第2回愛知まちなみ建築賞”. 愛知県公園緑地課. 2013年8月23日閲覧。
- ^ “新美南吉記念館”. 半田市. 2023年3月27日閲覧。
- ^ “南吉記念館について”. 新美南吉記念館. 2022年8月22日閲覧。
- ^ “森信三展示は移転しました。”. 新美南吉記念館. 2014年8月5日閲覧。
- ^ “新美南吉生誕110年で一新 半田の記念館で開幕式”. 中日新聞. 2023年1月6日閲覧。