日本中国料理協会

公益社団法人日本中国料理協会(にほんちゅうごくりょうりきょうかい、英文名称The Japan Association of Chinese Cuisine)は、日本における中国料理調理師及びサービス従事者による公益法人

概要

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1977年11月22日にスタートした全日本中国料理調理士協会は1年足らずで休眠状態となった。 その後団体再建を図り、1982年7月3日付で社団法人日本中国料理調理士会(現在の日本中国料理協会)と名称を変更し、発足総会が開かれた。この時点を運営の事実上の出発点と定めている。

事業内容

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  • 中国料理に関する調査研究
  • 中国料理の調理に従事するものに対する指導・講習、相互扶助
  • 食育事業を通じた、一般家庭や学校への中国料理の普及活動
  • 中国料理調理師の養成を通じた保護観察青少年の就労支援
  • 中国料理の加工技術を通じた、クラゲなどの可食資源の研究
  • 40歳未満の青年調理士を対象とした、2年ごとの中国料理の全国コンクールの開催
  • 世界の調理関係団体との交流

沿革

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  • 1977年(昭和52年)11月22日 - 労働大臣の認可を受け、社団法人全日本中国料理調理士協会発足
  • 1982年(昭和57年)7月3日 - 社団法人日本中国料理調理士会に名称変更。初代会長は大城宏喜(当時東京海洋会館料理長)[1]
  • 1987年(昭和62年)9月 - 5周年記念事業「大中国料理フェア」開催。また、同年より日本船舶振興会の助成を受け、医食同源の調査研究事業開始。
  • 1988年(昭和63年)1月 - 機関誌「中国料理専科圓卓」の定期刊行を開始。
  • 2000年(平成12年)10月1日 - 社団法人日本中国料理協会に名称変更。
  • 2009年5月 - 会長が伊東学明から梁樹能に交代。
  • 2011年5月 - 東建一(陳建一)が第5代会長に就任。梁樹能が名誉会長・理事に就任[2]
  • 2013年4月 - 内閣府から公益社団法人の認可を受ける[1]

脚注

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  1. ^ a b 協会概要 - 日本中国料理協会
  2. ^ 日中協第39回定期総会開催, 日中協ニュース, 2011-06-11.

外部リンク

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