旧ウィトリッヒ邸
旧ウィトリッヒ邸(きゅうウィトリッヒてい)は神奈川県横浜市戸塚区矢部町735番地にある洋風古民家。スイス人男性アーノルド・ウイトリッヒ(?年-1983年、Arnold Wuethrich、ドイツ語:Arnold Wüthrich)の旧宅[1]。横浜市認定歴史的建造物(非公開)[2]。なお建築名の表記は「ウイトリッヒ」ではなく「ウィトリッヒ」となっている。
概要
[編集]1930年(昭和5年)ごろにスイスから来日したアーノルド・ウイトリッヒが、1933年(昭和8年)ごろ建てた家と言われる。青い塗装の壁に赤い屋根を持つ2階建ての木造建築。設計者や施工者は不明である[2]。
ウイトリッヒが農地としていた戸塚区俣野町のウイトリッヒの森[3][4]へ新居を建てて引っ越してからは無人となったが、解体されずそのまま現地に残り2003年(平成15年)度に横浜市認定歴史的建造物となった[2]。
脚注
[編集]- ^ “戸塚区にある謎の森!?「ウイトリッヒの森」に住んでいたアーノルド・ウイトリッヒ氏って誰?”. はまれぽ. (2017年8月20日) 2023年11月15日閲覧。
- ^ a b c “横浜市認定歴史的建造物一覧”. 横浜市 (2023年9月7日). 2023年10月15日閲覧。
- ^ 戸塚区史刊行委員会『戸塚区史』(1991年)188ページ
- ^ 横浜市環境創造局みどりアップ推進部みどりアップ推進課 『市民の森・ふれあいの樹林ガイドマップ:09まさかりが淵市民の森・ウィトリッヒの森・深谷市民の森』(2022年)
参考資料
[編集]- 戸塚区史刊行委員会「コラム:個人の名をつけたウイトリッヒの森」『戸塚区史』188ページ 1991年(平成3年)3月発行
- 横浜市環境創造局みどりアップ推進部みどりアップ推進課 『市民の森・ふれあいの樹林ガイドマップ:09まさかりが淵市民の森・ウィトリッヒの森・深谷市民の森』2022年(令和4年)3月発行
外部リンク
[編集]- 横浜市認定歴史的建造物一覧都市整備局企画部都市デザイン室
座標: 北緯35度24分21.0秒 東経139度31分47.7秒 / 北緯35.405833度 東経139.529917度