明石竜兵太郎
明石竜 兵太郎(あかしりゅう へいたろう、1881年2月14日 - 1931年6月20日[1])は、現在の兵庫県明石市出身で八角部屋に所属した力士。本名は立花 兵太郎(たちばな へいたろう)。身長167cm、体重83kg。最高位は西前頭10枚目。得意技は左四つ、投げ、左筈押し、押し。
経歴
[編集]1902年1月場所に初土俵。1908年1月場所に十両昇進。一度幕下に陥落したが、十両復帰を果たしてからは2場所で十両通過、1911年6月場所に入幕を果たした。しかし、幕内では思うような成績を残せず、病気もあって幕下まで陥落、1914年1月場所に廃業した。女性人気が高く、木下杢太郎が「四本柱の総立ちに 桟敷いろめく国技館 かわいいおしゃくが あられもな 声をはりあげ 明石竜」と詩に詠んだ。
主な成績
[編集]- 幕内成績:17勝28敗9休6分預 勝率.378
- 幕内在位:6場所
改名歴
[編集]- 明石竜 兵太郎(あかしりゅう へいたろう)1908年1月場所 - 1914年1月場所
参考文献
[編集]- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709