朝日新人文学賞
朝日新人文学賞(あさひしんじんぶんがくしょう)は 朝日新聞社が主催していた公募新人文学賞。年一回。受賞は選考委員の合議によって決定される。受賞者には正賞として記念品、副賞として100万円が授与された。また作品は、「小説トリッパー」誌上に掲載された。2008年の第19回を最後に終了。
受賞作一覧
[編集]第1回から第10回
[編集]- 第1回(1990年) 魚住陽子「奇術師の家」
- 第2回(1991年) 竜口亘・鹿島春光「ぼくと相棒」
- 第3回(1992年) 甲斐英輔「ゆれる風景」
- 第4回(1993年) 受賞作なし
- 第5回(1994年) 畑裕子「面・変幻」
- 第6回(1995年) 中山可穂「天使の骨」
- 第7回(1996年) 竹森千珂「金色の魚」
- 第8回(1997年) 金重明「鳳積術」(「算学武芸帳」に改題)
- 第9回(1998年) 乗峯栄一「天神斎一門の反撃」(「なにわ忠臣蔵伝説」に改題)
- 第10回(1999年) 勝浦雄「ビハインド・ザ・マスク」(「サンタクロース撲滅団」に改題)
第11回から第19回
[編集]- 第11回(2000年) 辻井南青紀「無頭人」
- 第12回(2001年) 小野正嗣「水に埋もれる墓」・柳広司「贋作『坊っちゃん』殺人事件」
- 第13回(2002年) 桜井鈴茂「アレルヤ」
- 第14回(2003年) 駒井れん「パスカルの恋」
- 第15回(2004年) 河井大輔「サハリンのイトウ」
- 第16回(2005年) 楽月慎「陽だまりのブラジリアン」
- 第17回(2006年) 受賞作なし
- 第18回(2007年) 岩槻優佑「なもなきはなやま」
- 第19回(2008年) 大島孝雄「ガジュマルの家」