東京フレンズ
東京フレンズ The Movie | |
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Tokyo Friends:The Movie | |
監督 | 永山耕三 |
脚本 | 衛藤凛 |
製作 | 高木正臣 松本輝起 |
製作総指揮 | 千葉龍平 迫本淳一 |
出演者 | 大塚愛 松本莉緒 真木よう子 小林麻央 瑛太 |
音楽 | Sin |
主題歌 | 大塚愛『ユメクイ』 |
撮影 | 猪本雅三 |
編集 | 深沢佳史 |
製作会社 | 「東京フレンズ The Movie」フィルムパートナーズ |
配給 | 松竹 |
公開 | 2006年8月12日 |
上映時間 | 115分 |
製作国 | 日本 |
興行収入 | 5億930万円[1] |
前作 | 東京フレンズ |
『東京フレンズ』(とうきょうフレンズ )は2005年6月8日に発売されたavexとフジテレビが製作したDVDドラマ[2]。略称『東フレ』。大塚愛初主演作品である[3]。キャッチコピーはDVD版が「一番最初に描いた夢を、あなたは今も、覚えてる?」、映画版が「一番最初に描いた夢を、私は今も、覚えてる。」
2005年4月13日に講談社『TOKYO★1週間』増刊『MOVE!』に連載された同名作品の単行本が発売された。
2006年8月12日に全国松竹系でDVD版の続編となる映画が公開された。タイトルは「東京フレンズ The Movie」[4]。
概要
[編集]高知から上京した岩槻玲は、バイト先の居酒屋・「夢の蔵」で出会った新谷隆司率いるバンド『サバイバル・カンパニー』(通称:サバカン)[5]のボーカルをやる羽目に。そこから玲の環境は一変する…
ストーリー
[編集]DVD版
[編集]高知の田舎で育った岩槻玲は、ある日突然、家出同然で憧れの地である東京へ上京する。当ても無く辿り着いた居酒屋・『夢の蔵』で、バイトをする事にし、そこで、後に信頼出来る仲になる3人の女の子、羽山ひろの・藤木涼子・我孫子真希と、バンド『サバイバルカンパニー』(通称:サバカン)のギタリスト新谷隆司らと出会う。バンド内のトラブルで『サバカン』のボーカリストがいなくなってしまい、途方に暮れていた隆司は、玲の歌声を聴き、『お前の声が好きだから』と、玲を『サバカン』に率いれる。最初は渋々やっていた玲だが、次第に歌う事への魅力を感じ、それを自分の夢としていった。ひろの達ともそれぞれの悩みや不安を支えあい、乗り越える事によって、絆を深めていった。そして、自分に『歌』を与えてくれた、隆司とお互いに惹かれあい、いつしか愛しあう様になるそして…
玲と3人の友達の友情、隆司との恋、そして全員が夢に向かって進む姿を描いた青春ドラマ。
映画版
[編集]DVD版以降の物語。
『サバカン』のボーカリスト・岩槻玲はバンドの仲間達と共に、メジャーデビューに向けて、その後も順調にライブ等行い、評判を上げていった。ひろの達もそれぞれの夢や恋に不安を抱きつつも、相変わらず仲良しな日々を送っていた。ある日、夢の蔵での涼子の結婚式、NYに留学した真希からお祝いが届く。一緒についていた手紙には、何とNYであの隆司の姿を見かけたと言うものだった。フラワーチャイルズ(通称:フラチャ)の騒動以来、消息不明の音信不通だった隆司を心配していた玲は、動揺を隠せない。その姿を見て、涼子は玲にNY行きのチケットを渡す。断る玲だが、涼子の思いやりに心動かされ、プロモーションで忙しい時期にもかかわらずバンドの仲間達に『一発殴ったら帰って来ます』と言って、NYへ。真希と再会し、玲は隆司を探し出すのだが…。
愛する人と一緒にいたいキモチと、歌を歌いたい想いの狭間で揺れる玲。玲が最後に選んだ道は何だったのか? そして、隆司とひろの・涼子・真希が選んだそれぞれの未来とは…?
キャスト
[編集]- 岩槻玲:大塚愛
- 羽山ひろの:松本莉緒
- 藤木涼子:真木よう子
- 我孫子真希:小林麻央
- 新谷隆司:瑛太
- 奥田孝之:伊藤高史
- 永瀬充男:中村俊太
- 田中秀俊:平岡祐太
- 笹川佳恵:みさきゆう
- 岩槻航:田中圭
- 長谷川泉:君嶋ゆかり
- 美里:中村ゆり
- 白川:松重豊
- 北原:矢島健一
- 大河内:浅野和之
- 工藤康人:小木茂光
- フラワー・チャイルズメンバー:Ricken's
- 岩槻俊作:小倉一郎
- 木内暁美:星野真里
- 小橋亨:佐々木蔵之介
- 和田岳志:古田新太
- 里見健一:佐藤隆太
- 笹川敬太郎:北村一輝
- 笹川和夫:勝村政信
スタッフ
[編集]DVD版
[編集]- 監督:永山耕三(フジテレビ)
- プロデュース:阿部元博(avex group)、剣持嘉一、高橋なな美(avex entertainment)、東海林秀文・高井一郎(フジテレビ)
- 脚本:衛藤凛
- 企画:松浦勝人
- エグゼグティブプロデューサー:千葉龍平、高木政臣
- アソシエイトプロデューサー:柳崎芳夫、石田成一、高木康裕、渡辺真喜子
- 音楽:Sin
- 技術プロデューサー:瀬戸井正俊
- 撮影:佐藤友孝
- 映像:権田博
- 照明:藤原武夫、稲木健
- 音声:桜井秀一、山田裕樹
- 選曲:小西善行、塚田益章
- 音響効果:近藤隆史、赤座聡子
- 編集:深沢佳文、平川正治
- ライン編集:飯塚守
- MA:亀山貴之、古跡奈歩
- 美術プロデュース:木村達昭
- 美術デザイン:荒川淳彦
- 美術進行:内村和裕、吉田敬
- 大道具:宮本昌和
- 操作:茂進、安藤朋希
- 建具:阿久津正巳
- 装飾:高田修司、竹原丈二、鎌田徳夫、山科貴弘
- 持道具:岡村英輔、市橋理恵
- 衣裳:星野和美、金子光浩、中野知美
- スタイリスト:北村勝彦、北村彩子、ume
- メイク:金原理恵子、杉本和弘、對馬晶子、橋本彩乃、下田英里
- 視覚効果:高橋信一
- アクリル装飾:早坂健太郎
- 電飾:井野岡利保
- 生花装飾:勝野純子
- 植木装飾:原利保
- フラワーコーディネーター:住川啓子
- 協力:渋谷ビデオスタジオ、ビデオスタッフ、東新、バスク、富士映画、高知新阪急ホテル、東放ミュージックカレッジ、ショウビズクリエイション、Halfton Music、Gilsun、ホテル函館ロイヤル
- バンド指導:吉田ヒロシ
- スチル:為広麻里
- タイトルバック:山本雅之
- タイトルデザイン:小関一智
- 演出補:長瀬国博、山本一男、大畑真治
- スケジュール担当:田中孝幸
- 制作担当:角田隆
- 制作主任:小川勝美、菅村実雪、白井麻理
- 制作補:秋山八重子
- 記録:曽我部直子、渡辺美恵
- プロデュース補:玉田祐美子、柴田圭子
- 制作:フジテレビ
- 企画:avex group
- 製作:エイベックス・エンタテインメント
映画版
[編集]- 監督:永山耕三
- 脚本:衛藤凛
- 音楽:Sin
- 製作総指揮:千葉龍平、迫本淳一
- 製作:高木正臣、松本輝起
- 撮影:猪本雅三
- 編集:深沢佳史
- 主題歌:大塚愛「ユメクイ」
- 配給:松竹
- 製作:「東京フレンズ The Movie」フィルムパートナーズ(エイベックス・エンタテインメント、松竹、IMJエンタテインメント、電通、ファミマ・ドット・コム、衛星劇場、スカパー・ウェルシンク、幻冬舎、Yahoo! JAPAN、講談社)
テーマソング
[編集]DVD版
[編集]- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 第1話「to me」 - BOO BEE BENZ
- 第2話「君という花」 - BOO BEE BENZ
- 第3話・4話「ユメクイ」 - 大塚愛
- 第5話「フレンズ」 - 大塚愛
- 挿入歌
- 第1話:「to me」 - サバイバル・カンパニー
- 第2話:「to me」、「君という花」 - サバイバル・カンパニー
- 第3話:「ハリケーン」 - サバイバル・カンパニー
- 第4話:「ちょっと」 - サバイバル・カンパニー
- 第5話:「tears」 - 大塚愛
映画版
[編集]- オープニングテーマ
- 「ユメクイ」 - 大塚愛
- エンディングテーマ
- 「tears」 - 大塚愛
- 挿入歌
- 「フレンズ-サバカン ver.-」、「Mackerel's canned food」、「tears-サバカン ver.-」 - 大塚愛
- 「girl friend」 - Ricken's
サウンドトラック
[編集]映画版で劇中に登場する大塚愛の楽曲は「ユメクイ」、「フレンズ -サバカン ver.-」、「tears-サバカン ver.-」、「Mackerel's canned food」の4曲である。
エピソード
[編集]- 『夢の蔵』では、『トマト茶漬け』(居酒屋・土間土間にて一時期実際にメニューとして販売されていた事がある)が、映画版では『トマトラーメン』も出て来る。
- 『サバカン』が歌っている歌(特にDVD版)の中には、BOO BEE BENZという、実在のインディーズバンドのオリジナル楽曲もある。
- キャッチフレーズに有る『一番最初に描いた夢を、あなたは今も、覚えてる?』と『一番最初に描いた夢を、私は今も、覚えてる。』、これらの『夢』とは、未来の事だけでなく、全ての事において、最初に抱いた感情の事を指すのだと、大塚愛は思っている。
派生作品
[編集]- コミカライズ版
- DVD版発売に先立ってDVD版1 - 4のコミカライズ版(原作:衛藤凛・漫画:小林ユミヲ)が講談社『TOKYO★1週間』増刊『MOVE!』に連載された。この連載は2巻で単行本化され2005年4月に出版されており、第1巻はDVD1・2、第2巻はDVD3・4に対応する。
- DVD5に対応するコミック単行本第3巻は2005年6月に出版された。
- 映画公開に先立ってコミック単行本「東京フレンズTheMovie」が出版された。
- ノベライズ版
- DVDのノベライズ版単行本(作:衛藤凛)が2005年6月に全2巻で出版された。第1巻はDVD1・2・3、第2巻はDVD4・5に対応する。
脚注
[編集]- ^ 「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2007年(平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、184頁。
- ^ 大塚愛が初主演したオリジナル青春群像劇「東京フレンズ」がDVD発売 - TOWER RECORDS ONLINE(2005年03月30日)
- ^ 東京フレンズ The Movie - Yahoo!映画
- ^ 『東京フレンズ The Movie』大塚愛、松本莉緒、真木よう子、小林麻央 単独インタビュー - シネマトゥデイ(2006年8月23日)
- ^ 大塚 愛、一日限りの幻のバンドを結成!? - BARKS(2006.6.20 18:50)
外部リンク
[編集]- 東京フレンズ 公式サイト
- 東京フレンズ - allcinema
- 東京フレンズ The Movie 公式サイト - ウェイバックマシン(2007年2月3日アーカイブ分)
- 東京フレンズ The Movie 公式ブログ - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - Yahoo!ブログ
- 東京フレンズ The Movie - allcinema
- 東京フレンズ The Movie - 映画.com
- 東京フレンズ The Movie - 日本映画製作者連盟
- 東京フレンズ The Movie - 文化庁日本映画情報システム
- 東京フレンズ The Movie - KINENOTE
- 東京フレンズ The Movie - MOVIE WALKER PRESS
- 東京フレンズ The Movie - シネマトゥデイ
- 東京フレンズ The Movie - IMDb