松平保久
松平 保久(まつだいら もりひさ、1954年(昭和29年)3月15日[1] - )は、日本のテレビプロデューサー。会津松平家の14代当主[2]。
来歴・人物
[編集]1954年、会津松平家13代当主松平保定の息子として東京都で生まれる。
1976年(昭和51年)学習院大学法学部法学科を卒業後、日本放送協会に入局する[2]。大阪放送局・放送センター・盛岡放送局に勤務の後、2010年(平成22年)にNHKエンタープライズへ転籍[2]、プロデューサーとしてドキュメンタリー・映画関連業務など番組制作に携わる[2]。
2018年(平成30年)9月22日に会津若松市で催された戊辰150年式典で、先人たちの苦難を偲んだ。この会で松平は、「困難に満ちた幕末の会津の歴史だが、強い誇りをもって、未来につなげてほしい」と語った。
2019年(令和元年)5月4日に歴代会津藩主を慰める墓前祭「お花まつり」が開かれた。墓所には2代目藩主正経以降の藩主が葬られており、松平は墓所祭の祭主を務めた。当日は長男(親保)と会津松平家奉賛会の会員ら80人が参列した。
参考書籍
[編集]- 加藤明『お殿様は「今」』洋泉社〈歴史新書〉、2016年。ISBN 978-4800309235。