松木創
松木 創(まつき つくる)は、日本のテレビディレクター、映画監督、脚本家である。北海道登別市出身。
経歴
[編集]北海道室蘭栄高等学校、中央大学文学部西洋史学科卒。1991年に北海道文化放送に入社。フリーランスを経て、現在は共同テレビジョン第一制作部担当部長。
受賞歴
[編集]- 「遠いボート」 第2回 小学館DENiMライター新人賞 佳作
- 「人生の楽園」(2000年 - 2006年、テレビ朝日) 橋田寿賀子賞優秀賞 ATP優秀賞
- 「ON THEATER 爆笑探偵団」(2006年、北海道文化放送) FNSソフト工場優秀賞
- 金曜プレステージ「中村勘三郎襲名公演 664日全記録」(2007年、フジテレビ) 日本民間放送連盟賞 優秀賞 日本ポストプロ協会賞ミキシング部門ゴールド賞
- 金曜プレステージ「勘三郎 感動密着413日」(2009年、フジテレビ) 14th Asian Television Awards (ATA2009) ノミネート
- ノンフィクションW「太陽の男 ラファエル・ナダル」(2010年、WOWOW) 日本民間放送連盟賞優秀賞
- 金曜プレステージ「勘三郎密着!涙の復帰スペシャル 闘病そして震災…激動の553日」(2011年、フジテレビ) ギャラクシー賞奨励賞
- 「カウンターのふたり」(2012年、BS12 TwellV)ATPグランプリ2012奨励賞
- 「カウンターのふたり第三話 終わりと始まりの間」(2012年、BS12 TwellV)ギャラクシー賞奨励賞
- 「カウンターのふたり 続編」(2013年、BS12 TwellV)第3回衛星放送協会オリジナル番組アワード オリジナル番組賞 企画賞(ドラマ番組部門)
- 土曜プレミアム「一周忌特別番組 勘三郎 最期の言葉」(2013 フジテレビ)ニューヨーク・フェスティバル2014奨励賞
- ザ・ノンフィクション「転んでも転んでも 三國清三 上海進出1000日」(2013年、フジテレビ)第30回ATP賞優秀賞(構成)
- 「映画 中村勘三郎」 FIPA 2015 International Creation 選出
- 「土曜プレミアム 30年目の真実 宮崎勤の肉声」JPPAアワード2018ミキシング部門シルバー賞
- 「中村屋ファミリー2020 待ってました!勘九郎 七之助 試練と喝采の幕開けスペシャル」(2020年、フジテレビ)第49回 国際エミー賞ノミネート
- 「恋は50を過ぎてから」(2022年、BS11) 日本民間放送連盟賞ドラマ部門優秀賞
主な演出作品
[編集]映画
[編集]- 「映画 中村勘三郎」(2013年12月21日公開[1][2])
- 「 リカ~自称28歳の純愛モンスター~」(2021年6月18日公開)
連続ドラマ
[編集]- 「セサミストリート日本版」(2004 - 2005年、テレビ東京)※チーフ監督
- 「ドラマ24 嬢王」(2005年、テレビ東京)
- 「ドラマ24 下北GLORY DAYS」(2006年、テレビ東京)
- 「ドラマ24 クピドの悪戯」(2006年、テレビ東京)
- 「美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!」(2007年、テレビ東京)
- NHKドラマ8「乙女のパンチ」(2008年、NHK総合)
- 「嬢王3 〜Special Edition〜」(2010年10月 - 12月、テレビ東京)
- 「クルマのふたり〜TOKYO DRIVE STORIES」(2011年11月 - 2012年3月、BS12)※チーフ監督
- 「撮らないで下さい!!グラビアアイドル裏物語」(2012年1月 - 2012年4月、テレビ東京)※チーフ監督
- 「カウンターのふたり」(2012年4月 - 10月BS12)※チーフ監督
- 「カウンターのふたり続編」(2013年1月 - 3月BS12)※チーフ監督
- 「プレミアムよるドラマ おわこんTV」(2014年7-8月、NHKBSプレミアム)※チーフ監督、メイン脚本 ☆文化庁芸術祭参加作品[3]
- 「ラーメン大好き小泉さん」(2015年6月 - 、フジテレビ)※チーフ監督
- 「馬子先輩の言う通り」(2015年10月 -12月 、フジテレビ)※全12話監督
- オトナの土ドラ「ノンママ白書」(2016年8月 - 9月、東海テレビ・フジテレビ)
- 「実況される男」(2016年10月 - 12月、フジテレビ)※チーフ監督
- 「警視庁いきもの係」(2017年7月 - 9月、フジテレビ)
- 「直撃!シンソウ坂上」再現ドラマ(2018年4月 - )
- ドラマパラビ「癒されたい男」(2019年4月 - 6月、テレビ東京)※チーフ監督
- オトナの土ドラ「リカ」(2019年10月 - 11月 、東海テレビ・フジテレビ)※チーフ監督
- オトナの土ドラ「リカ~リバース~」(2021年3月 - 4月 、東海テレビ・フジテレビ)※チーフ監督
- Amazonオリジナルドラマ「星から来たあなた」(2022年2月 - 、Amazon Prime Video)※チーフ監督
- ドラマプレミア23「吉祥寺ルーザーズ」(2022年4月 - 6月 、テレビ東京)
- 「心霊内科医 稲生知性」(2023年3月、フジテレビ)企画、脚本、全4話監督
- 「心霊内科医 稲生知性2」(2023年12月、フジテレビ)企画、脚本、全4話監督
- 土ドラ「嗤う淑女」※メイン監督(2024年7月 - 9月、東海テレビ・フジテレビ)
単発ドラマ
[編集]- 「ON THEATER 爆笑探偵団」(2006 北海道文化放送 )(脚本・演出)
- 「世にも奇妙な物語」(フジテレビ)
- 「未来同窓会」(2007年)
- 「心霊アプリ」(2012年)
- 「呪web」(2013年)
- 「0.03フレームの女」(2013年)
- 「墓友」(2014年)
- 「サプライズ」(2014年)
- 「蟲たちの家」(2015年)
- 「夢みる機械」(2016年)
- 「夢男」(2017年)
- 「コインランドリー」(2020年)
- 「スキップ」(2021年)
- 「コンシェルジュ」(2022年)
- 「視線」(2023年 脚本も)
- 「地獄で冤罪」(2023年)
- 「TOKYO本音モデルズ」(2009年、フジテレビ)(選曲・演出)
- 「TOKYO本音モデルズ2」(2010年、フジテレビ)(選曲・演出)
- 「ラーメン大好き小泉さん2016新春スペシャル」(2016年1月、フジテレビ)
- 「ラーメン大好き小泉さん2016年末スペシャル」(2016年12月、フジテレビ)
- 「ラーメン大好き小泉さん2019春SP」(2019年4月、フジテレビ)
- 「ラーメン大好き小泉さん 二代目!」(2020年3月、フジテレビ)
- 「ラーメン大好き小泉さん 二代目!2022新春SP」(2022年1月、フジテレビ)
- 土曜プレミアム「衝撃スクープSP 30年目の真実〜東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声〜」(2017年、フジテレビ)
- 「プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡」(2019年4月、フジテレビ)
- 「恋は50を過ぎてから」 (2022年12月、BS11)
ドキュメンタリー
[編集]- 今夜は好奇心!「12歳でブラジル留学!天才サッカー少年熱闘150日」(1994 フジテレビ)
- ザ・ノンフィクション
- 「ススキノ・ダンス〜最果ての人間交差点」(1996 フジテレビ)
- 「ホストの前に人間やろ〜ナニワの青春物語3」(2008 フジテレビ)
- 「アイドルすかんぴん」(2011 フジテレビ)
- 「帰らざる街」(1997 北海道文化放送 函館山ロープウェイ映画祭上映作品)
- 「サミットの料理人〜日本代表シェフの闘い」(2000 フジテレビ)
- 「人生の楽園」(2000 - 2006 テレビ朝日)
- 情熱大陸「三國清三」(2001 毎日放送)
- 「芸術に恋して!」(2001 - 2003 テレビ東京)
- カスペ!「中村勘九郎ニューヨーク公演」(2004 フジテレビ)
- 金曜エンタテインメント「世紀の大襲名 勘九郎から勘三郎へ」(2005 フジテレビ)
- キヤノンスペシャル「ジュラシック・コード」(2005 テレビ朝日)
- 金曜プレステージ
- 「中村勘三郎襲名公演 家族が支えた664日全記録」(2007 フジテレビ)
- 「これが日本の大家族!勘三郎感動密着413日~涙と笑いの親子愛スペシャル」(2009 フジテレビ)
- 「森光子 完全密着533日〜放浪記2000回舞台裏」(2009 フジテレビ)
- 「勘三郎が泣いた!勘太郎挙式&感動秘話〜さよなら歌舞伎座SP」(2010 フジテレビ)
- 「勘三郎密着!涙の復帰スペシャル 闘病そして震災…激動の553日」(2011 フジテレビ 芸術祭参加作品 )
- 「緊急特別追悼番組さようなら勘三郎さん 独占密着…最期の日々」(2012 フジテレビ )
- 「香取慎吾 能登へ行く〜能登半島地震 風評被害からの脱出」(2007 フジテレビ)
- 「中村勘三郎スペシャル 伝えるべき大切なもの」(2007 フジテレビ)
- ノンフィクションW
- 「太陽の男 ラファエル・ナダル〜No1テニスプレーヤーの原点〜」(2010WOWOW)
- 「ウィンブルドンのサムライ〜日本最強プレーヤー佐藤次郎の悲劇〜」(2011WOWOW)
- 「ノバク・ジョコビッチの覚醒 テニス新王者 驚異の一年」(2011WOWOW)
- 「岡田武史〜中国で闘う理由〜」(2013WOWOW)
- 「歌舞伎座開場スペシャル 今語られる勘三郎…役者の生き様 夫婦の絆 独占告白&秘蔵映像300日」(2013 フジテレビ )
- 土曜プレミアム「一周忌特別番組 勘三郎 最期の言葉」(2013 フジテレビ)
- 「密着!!中村屋ファミリー大奮闘2014」(2014 フジテレビ)
- 金曜プレミアム
- 「The 世界力 渡辺謙×錦織圭×松山英樹」(2016東海テレビフジテレビ)
- 「密着!中村屋ファミリー 涙と笑いの猛稽古2019」(2019年12月20日 フジテレビ[7])
主な構成作品
[編集]- ザ・ノンフィクション
- 「僕がホストになった理由〜ナニワの青春物語」(2006 フジテレビ)
- 「僕がホストになった理由2〜友情と裏切りの街角」(2007 フジテレビ)
- 「姉と弟のススキノ物語」(2008 フジテレビ)
- 「驕り〜ホストの前に人間やろ4」(2009 フジテレビ)
- 「ホストの前に人間やろ5 ラオスのおばあちゃん」(2011 フジテレビ)
- 「ホストの前に人間やろ 特別編 敬一と一義」(2012 フジテレビ)
- 「転んでも転んでも 三國清三 上海進出1000日」(2013 フジテレビ)
- 「写真甲子園2009〜レンズの中の青春」(2009 北海道文化放送)
- ノンフィクションW「失われたオスカー像」(2015 WOWOW)
- 中村屋ファミリーSP (フジテレビ)
作詞
[編集]- 「空を飛びたいな〜ビッグバードのテーマ」(作曲 矢野顕子)
エッセイ
[編集]- 「遠いボート」(小学館DENiM)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “映画 中村勘三郎:作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2013年12月21日). 2024年3月7日閲覧。
- ^ “映画 中村勘三郎”. コロムビアミュージックショップ:コロムビア公式通販サイト. コロムビア・マーケティング (2014年2月19日). 2024年3月7日閲覧。 “監督:松木創(共同テレビ)”
- ^ “【お知らせ】”. おわこんTV. NHK (2014年10月2日). 2014年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月4日閲覧。
- ^ “祝!中村屋ファミリー 独占密着!泣いて笑って稽古して…5歳と3歳兄弟の初舞台SP”. フジテレビホームページ. 金曜プレミアム. フジテレビジョン (2017年2月3日). 2024年3月7日閲覧。 “【演出】松木創”
- ^ “27年続くフジ「中村屋ファミリー密着ドキュメント」 珍しい前田愛のインタビューも”. サンスポコム. 産経デジタル (2017年12月21日). 2024年3月7日閲覧。 “演出を担当した松木創さん(共同テレビ)”
- ^ “密着!中村屋ファミリー 勘九郎七之助に世界が喝采&7歳5歳涙の猛稽古SP”. フジテレビホームページ. 金曜プレミアム. フジテレビジョン (2018年11月9日). 2024年3月7日閲覧。 “【演出】松木 創”
- ^ “密着!中村屋ファミリー 涙と笑いの猛稽古2019〜勘九郎&七之助大いなる挑戦 勘太郎8歳 覚悟のひとり立ち&長三郎6歳 初の女方〜”. フジテレビホームページ. フジテレビジョン (2019年12月20日). 2024年3月7日閲覧。 “【演出】松木 創”
- ^ “中村屋ファミリー2020 待ってました!勘九郎 七之助 試練と喝采の幕開けSP”. フジテレビホームページ. フジテレビジョン (2020年12月18日). 2024年3月7日閲覧。 “【構成】松木 創”
- ^ “密着!中村屋ファミリー 父から子へ…受け継がれる「連獅子」 涙の猛稽古SP”. フジテレビホームページ. フジテレビジョン (2021年12月24日). 2024年3月7日閲覧。 “【構成】松木 創”
- ^ “密着!中村屋ファミリー 浅草に平成中村座が完全復活!歓喜と熱狂の大舞台SP”. フジテレビホームページ. フジテレビジョン (2022年12月23日). 2024年3月7日閲覧。 “【構成】松木 創”
- ^ “密着!中村屋ファミリー 〜勘九郎の涙 七之助の宿命 姫路城で歴史が動いた!46年ぶりの衝撃SP〜”. フジテレビホームページ. フジテレビジョン (2023年12月22日). 2024年3月7日閲覧。 “【構成】松木 創”
外部リンク
[編集]- 松木創 (@geneiza) - X(旧Twitter)