松村正直
松村 正直 | |
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誕生 | 1970年9月3日(54歳) 東京都町田市 |
職業 | 歌人 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京大学文学部ドイツ文学科卒業 |
ジャンル | 短歌 |
主な受賞歴 | ながらみ書房出版賞(2002年) 日本歌人クラブ評論賞(2011年) 佐藤佐太郎短歌賞(2014年) |
松村 正直(まつむら まさなお、1970年9月3日 - )は、日本の歌人。国際啄木学会会員。東京都町田市出身、京都府京都市在住。歌誌「塔」元編集長。同人誌「パンの耳」発行人。三菱倉庫の社長を務めた松村正直(政治家松村謙三の長男)とは同姓同名の別人。
来歴
[編集]駒場東邦高等学校、東京大学文学部独文科卒業後、8年間フリーターをしながら全国の地方都市を移り住む。1996年に石川啄木の影響で短歌をはじめ、翌年「塔」入会。1999年「フリーター的」で第45回角川短歌賞次席。2000年毎日歌壇賞受賞。2002年第1歌集『駅へ』で第10回ながらみ書房出版賞受賞。2011年評論集『短歌は記憶する』で第9回日本歌人クラブ評論賞受賞。2014年第3歌集『午前3時を過ぎて』で第1回佐藤佐太郎短歌賞受賞[1]。NHKラジオ「夜はぷちぷちケータイ短歌」にも選者として出演経験を持つ。2020年度「NHK短歌」選者。2020年末をもって「塔」を退会[2]。
著書
[編集]歌集
[編集]- 第1歌集『駅へ』(ながらみ書房、2001年)ISBN 4860230485 →『駅へ 新装版』(野兎舎、2021年)[3]ISBN 978-4-9911871-0-0
- 第2歌集『やさしい鮫』(ながらみ書房、2006年)ISBN 4860234189
- 第3歌集『午前3時を過ぎて』(六花書林、2014年)ISBN 978-4-903480-99-2
- 第4歌集『風のおとうと』(六花書林、2017年)ISBN 978-4-907891-49-7
- 第5歌集『紫のひと』(短歌研究社、2019年)ISBN 978-4-86272-623-0
歌書
[編集]- 評論集『短歌は記憶する』(六花書林、2010年)ISBN 4903480496
- 評伝『高安国世の手紙』(六花書林、2013年)ISBN 4903480895
- 評論集『樺太を訪れた歌人たち』(ながらみ書房、2016年)ISBN 978-4-86629-022-5
- 歌書『戦争の歌』(笠間書院、2018年)ISBN 978-4-305-70918-9
- 時評集『踊り場からの眺め 短歌時評集2011-2021』(六花書林、2021年)
その他
[編集]- アンソロジー『現代短歌最前線 新響十人』(北溟社、2007年)ISBN 4894485419
- 『永田和宏 シリーズ牧水賞の歌人たち』(編集)(青磁社、2008年)ISBN 4861980968
- 『今さら聞けない短歌のツボ100』(共著)(角川学芸出版、2012年)ISBN 4046526041
- 『角川短歌ライブラリー 決定版 短歌入門』(共著)(角川学芸出版、2012年)ISBN 4046526130
出演番組
[編集]- 夜はぷちぷちケータイ短歌(NHKラジオ)
- 「NHK歌壇 口語のインパクト」 - NHK短歌(NHK教育テレビ)(2005年2月12日)
- 「列島縦断 短歌スペシャル 第21回」(NHK-BS2)(2006年4月22日)
- 「列島縦断 短歌スペシャル 第24回」(NHK-BS2)(2007年10月27日)
- 「NHK短歌 題“呼ぶ”/梅雨」 - NHK短歌(NHK教育テレビ)(2011年6月12日)
脚注
[編集]- ^ 佐藤佐太郎短歌賞:松村正直さんの歌集に決定
- ^ “ご報告”. やさしい鮫日記. 2021年1月13日閲覧。
- ^ 『駅へ』新装版刊行!
外部リンク
[編集]- やさしい鮫日記 - 自身のブログ。
- 松村正直 (@masanao0903) - Twitter
- 東郷雄二「今週の短歌 010:2003年7月 第1週 松村正直 または、現代の一所不住の短歌は西へ東へ」(松村正直作品書評)
- 東郷雄二「橄欖追放 第73回 松村正直『短歌は記憶する』」(同上)
- 東郷雄二「橄欖追放 第154回 松村正直『午前3時を過ぎて』」(同上)
- 東郷雄二「橄欖追放 第219回 松村正直『風のおとうと』」 (同上)
- 「現代歌人ファイルその4:松村正直」-トナカイ語研究日誌(同上)