柿村将彦
柿村 将彦(かきむら まさひこ、1994年 - )は、日本の小説家。兵庫県尼崎市生まれ[1]。
経歴・人物
[編集]大谷大学文学部卒業[1]。2017年10月、投稿作「権三郎狸の話」で、「日本ファンタジーノベル大賞2017」を受賞し、同作を改題・改稿した『隣のずこずこ』で、作家デビューした[2]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]雑誌等掲載作品
[編集]- 小説
- 「隣のずこずこ(抄)」: 『小説新潮』2017年12月号 新潮社 掲載
- 「狼男少年」: 『小説新潮』2018年2月号 新潮社 掲載
- 「脳と手足」: 『小説新潮』2018年12月号 新潮社 掲載
- 「みみずロケット」: 『小説新潮』2019年12月号 新潮社 掲載
- 「岩を見る」: 『小説新潮』2020年6月号 新潮社 掲載
- 「パンさん」: 『小説新潮』2020年12月号 新潮社 掲載
- 「こいだま」 : 『万象ふたたび』2021年2月 惑星と口笛ブックス(電子書籍)収録
- 「髙なんとか君」 : 『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(西崎憲編、柏書房、2021年6月)収録
- 「もやもや塩湖」: 『小説新潮』2022年3月号 新潮社 掲載
- 「反省文」: 『万象3』2023年12月 惑星と口笛ブックス(電子書籍)収録
- 「ヤケクソジャンプ!」 : 『小説新潮』2024年2月号 新潮社 掲載
- エッセイ等
- 「うまく迷子になりたい」 : 『小説トリッパー』2018年春季号 朝日新聞出版 掲載
- 「ある夜に」 : 『小説すばる』2018年8月号 集英社 掲載
- 「酒と、煙草と、幽霊と―実録カンヅメ体験記―」 : 『小説新潮』2024年2月号 新潮社 掲載
インタビュー記事
[編集]- 「日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作家 柿村 将彦さん(23)」『朝日新聞』2018年4月4日 関西夕刊文化欄「テーブルトーク」掲載
- 「“権三郎狸”と謎の美女が村を壊滅させる――!? 24歳の新鋭が描き出す不条理な面白さ『隣のずこずこ』」『小説 野性時代』2018年6月号 KADOKAWA 2018年5月発売 掲載
脚注
[編集]- ^ a b 『隣のずこずこ』新潮社、2018年3月「著者経歴」より。
- ^ 【日本ファンタジーノベル大賞】柿村将彦さん『権三郎狸の話』(『隣のずこずこ』に改題)が受賞(「本のページ」2017年11月2日)より。