桑原政夫
桑原 政夫(くわはら まさお、1890年(明治23年)1月14日[1] - 1969年(昭和44年)8月15日[要出典])は、台湾総督府官僚。基隆市尹。
経歴
[編集]埼玉県児玉郡吉岡村(現在の上里町)出身[1]。旧制熊谷中学を経て[2]、1907年(明治40年)、東洋協会専門学校(現在の拓殖大学)を卒業。嘉義庁属、台南州新営郡庶務課長、同東石郡守、台南市助役、台中州員林郡守を歴任し、1932年(昭和7年)に基隆市尹に就任した[3]。
退官後、台湾拓殖株式会社文書課長、台湾野蚕株式会社監査役、台湾畜産興業株式会社監査役などを務めた[4]。
脚注
[編集]- ^ a b 自治制度改正十周年紀念人物史 1931, p. 台中州17.
- ^ 埼玉県立熊谷中学校一覧大正8年1月国立国会図書館2024年10月12日閲覧
- ^ 台湾人士鑑 1937, p. 86.
- ^ 台湾人士鑑 1943, p. 128.
- ^ 防府市. “歴代の市長・副市長”. 2019年8月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 原幹次郎編『自治制度改正十周年紀念人物史』勤労と富源社、1931年。
- 呂霊石編『台湾人士鑑』台湾新民報社、1937年。
- 呂霊石編『台湾人士鑑』興南新聞社、1943年。