桑山紀彦
くわやま のりひこ 桑山 紀彦 | |
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生誕 | 1963年 日本・岐阜県高山市 |
出身校 | 山形大学医学部 |
職業 | 医師、NPO法人代表 |
桑山 紀彦(くわやま のりひこ、1963年(昭和38年) - )は、日本の心療内科・精神科医。海老名こころのクリニック院長。特定非営利活動法人「地球のステージ」代表理事[1][2]。
来歴・人物
[編集]岐阜県高山市生まれ。山形大学医学部卒業[3]。在学中よりバックパッカーとして世界を放浪。医師となった後も、湾岸戦争後のイラク、和平後のカンボジア、内戦下のソマリア、戦時下の旧ユーゴスラビア、独立紛争後の東ティモールなどで医療救援や病院復興に携わる。
2009年11月、宮城県名取市に「東北国際クリニック」を開業。その2階に「地球のステージ」の事務局を置き、活動した。2011年3月11日、東日本大震災で建物やスタッフは残ったため、翌日12日から24時間クリニックを開け続けた[4]。
2016年4月、神奈川県海老名市に「海老名こころのクリニック」を開業し、「地球のステージ」事務局も移転。
現在、東ティモールとパレスチナ自治区ガザ地区ラファに事務所を持ち、国際協力活動を行っている[5]。東ティモールでは妊産婦新生児保健、ガザ地区では心理社会的ケア〜「心のケア」を行っている[6]。
年間200回を越えるコンサートステージ「地球のステージ」は全国の学校を中心に広がっており、主に小学校、中学校、高等学校の体育館で世界で起きている出来事、そして東日本大震災の現状とその後の復興を伝えている。
著書
[編集]- 『国際結婚とストレス』明石書店、1995年9月。ISBN 978-4750307435。
- 『ジェンダーと多文化』明石書店、1997年10月。ISBN 978-4750309781。
- 『多文化の処方箋 外国人の「心の悩み」にかかわった、ある精神科医の記録』アルク〈アルク新書〉、1999年3月。ISBN 978-4757400283。
- 『地球のステージ―ほんとうのしあわせってなんだろう?』メイツユニバーサルコンテンツ、2004年6月。ISBN 978-4895777803。
- 『地球のステージ 2』メイツユニバーサルコンテンツ、2005年11月。ISBN 978-4895779548。
- 『心理社会的ケアマニュアル 傷ついた心に寄り添うために』福村出版、2017年8月。ISBN 978-4571240621。
脚注
[編集]- ^ “案内役 桑山紀彦のご紹介 | 地球のステージ”. 地球のステージ (2017年6月14日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ “松本映画祭プロジェクト : 地球のステージ10 HOME”. 松本映画祭プロジェクト (2021年10月9日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ “山形ゆかりの医師 ガザ地区支え続ける“友人との絆””. NHK山形 やまがたWEB特集 (2023年12月21日). 2024年2月17日閲覧。
- ^ “団体について”. 閖上の記憶. 地球のステージ. 2021年11月14日閲覧。
- ^ 「花の日礼拝」『隣人愛』第62巻、近江兄弟社高等学校、2021年9月、2021年11月14日閲覧。
- ^ “パレスチナ・ガザに「心理社会的ケアセンター」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2021年4月19日). 2021年11月14日閲覧。