梅佳代

梅 佳代(うめ かよ、1981年3月23日[1] - )は、日本写真家石川県鳳珠郡能登町出身。

2006年に初写真集『うめめ』を刊行[1]。写真集としては異例の13万部を超えるベストセラーとなり、翌年同著で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞[1]。日常に潜む様々な光景を独自の観察眼で捉えた作風に定評がある。

経歴

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  • 1981年、石川県鳳至郡柳田村(現在の鳳珠郡能登町)生まれ[1]
  • 1999年、石川県立宇出津高等学校(現石川県立能都北辰高等学校)卒業、日本写真映像専門学校[1]入学
  • 2000年、キヤノン写真新世紀「男子」佳作受賞[1][2]
  • 2001年、キヤノン写真新世紀「女子中学生」佳作受賞[1][2]
  • 2002年、日本写真映像専門学校卒業[2]
  • 2003年、「Curator's Paradise 2: Fumiya Sawa ボクノ部屋ナゼカドコカニ」(graf gm)
  • 2004年、「ソコニナニガミエル? : 写真をめぐる4の表現」(浜田市世界こども美術館
  • 2004年、「UME TUM: the amazing world of kayo ume and wisut ponnimit」(room)
  • 2006年、「束の間美術館ソイサバーイ」(シラパコーン大学他)
  • 2007年、写真集『うめめ』で第32回木村伊兵衛写真賞受賞
  • 2007年、「うめめ;ここは石川県の部屋」(金沢21世紀美術館デザインギャラリー)
  • 2008年、「日常の喜び」(水戸芸術館現代美術ギャラリー)
  • 2009年、「一号館アルバム:梅佳代、ホンマタカシ、神谷俊美 3人の写真家による三菱一号館復元の記録」(三菱一号館
  • 2010年、「一人快芸術」(広島市現代美術館
  • 2010年、「ウメップ:シャッターチャンス祭り」(表参道ヒルズ スペースオー)
  • 2013年、「梅佳代展 UMEKAYO」(東京オペラシティアートギャラリー)[2]
  • 2014年、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」(森美術館
  • 2018年、春に第一子出産[3][4]

主な著書

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撮影を手掛けた作品等

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i ご存知ですか? 3月23日は写真家・梅佳代、37歳の誕生日です”. 文春オンライン (2018年3月23日). 2020年6月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e 【梅佳代】“梅佳代流”で伝わる懐かしさ 故郷で撮った写真集「のと」上梓”. ZAKZAK (2013年6月19日). 2020年6月13日閲覧。
  3. ^ 『SWITCH』1月号は梅佳代を総力特集、星野源とのフォトセッションも - IMA・2018年12月27日
  4. ^ 写真家の食卓 潮田登久子×島尾伸三×しまおまほ×梅佳代(前編) - IMA 2019 Summer Vol.28・2020年5月11日
  5. ^ “今春閉校した那須海城中・高校 思春期まっただ中を記録 梅佳代さんの写真集「ナスカイ」出版”. 下野新聞SOON. (2017年6月25日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/3596 2020年6月13日閲覧。 
  6. ^ “梅佳代や川島小鳥ら気鋭7人が撮影、どついたるねん写真集”. 音楽ナタリー. (2013年10月8日). https://natalie.mu/music/news/100948 2020年6月13日閲覧。 
  7. ^ 私立恵比寿中学 修学旅行 - 小学館
  8. ^ “エビ中新着MVでニキビに悩む&梅佳代撮影の写真集発表”. 音楽ナタリー. (2016年4月11日). https://natalie.mu/music/news/183056 2020年6月13日閲覧。 
  9. ^ “小関裕太の写真集は素の顔ぞろい!?「決め顔しないで」撮影の梅佳代氏が禁止令”. デイリースポーツ. (2018年10月7日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/10/07/0011709569.shtml 2020年6月13日閲覧。 
  10. ^ “SixTONESのやんちゃな笑顔に接近 芽吹きのパワーを最大限に発揮”. ORICON NEWS. (2020年1月17日). https://www.oricon.co.jp/news/2153351/full/ 2020年6月13日閲覧。 

外部リンク

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