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Deutsch梅本正倫
梅本 正倫[1]（うめもと まさとも、1901年（明治34年）10月[1] - 1951年（昭和26年））は、満州の会社役員。撫順セメント取締役[1][2]。南満州鉄道参事[1][2][3]。お笑いタレントの渡部建は孫[4]。
人物
[編集]奈良県吉野郡下市町出身[4]。梅本馨とヒデの息子[4]。旧制奈良県立畝傍中学校、旧制第三高等学校を経て、1926年に京都帝国大学経済学部を卒業[5]。南満州鉄道に入社する[1][4]。東郷採炭所庶務係主任庶務課労務係同人事係主任、古城子採炭所副長等を経て同社参事に任じ撫順炭鉱庶務課長となる[1][2]。
1943年5月、新京に移転し、満鉄調査部から改組された満鉄調査局次長に就任する[6]。
職場近くで妻とねと出会い、結婚する[4]。終戦2年後に日本へと帰還し、妻とねの実家のある福岡で暮らす[4]。1951年、50歳で亡くなる[4]。趣味は読書、ゴルフ[1][2]。宗教は真宗[1][2][3]。
家族・親族
[編集]- 梅本家
- 先妻・静（1907年 - ?）[7]
- 後妻・とね（群馬県・藤田英の長女、1914年 - ?）[2][8]
- 長男・章夫[2]（東京銀行元副頭取[4]、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社長[4]、1934年 - ）
- 次男・彪夫[2]（TBS常務取締役[4]、1935年 - ）
- 三男・茂夫（富士紡績社長）[4]
- 長女・靖子（1937年 - ?）[1][2][3]
- 次女（長崎県人で東芝に勤務する渡部新次郎の妻、渡部建の母）[4]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『人事興信録 第14版 上』ウ70頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年6月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『人事興信録 第13版 上』ウ73頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年6月23日閲覧。
- ^ a b c 『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』満州46頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年2月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l ファミリーヒストリー渡部建アンジャッシュ〜南北朝からの誇りグルメの遺伝子（2017年10月25日放送）。
- ^ 『京都帝国大学一覧 大正15年至昭和2年』 卒業生姓名 経済学士643頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年6月23日閲覧。
- ^ 『Mantetsu Chōsabu : kankeisha no shōgen』Tetsuo Imura, 井村哲郎、Ajia keizai kenkyūjo、Tōkyō、1996年、36,448頁。ISBN 4-258-04002-9。OCLC 39124379。
- ^ “大衆人事録. 第12版 北海道・奥羽・関東・中部・外地・満州・支那・海外篇 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2021年2月22日閲覧。
- ^ “工業人名大辭典 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年11月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 京都帝国大学編『京都帝国大学一覧 大正15年至昭和2年』京都帝国大学、1927 - 1935年。
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年。
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