梶雅範
梶 雅範(かじ まさのり、1956年2月8日 - 2016年7月18日)[1]は、日本の科学史学者、東京工業大学教授[2]。ロシアと日本の化学史が専門[2]。
生涯
[編集]横浜市生まれ[2]。1979年東京工業大学理学部化学科卒。1988年同大学院理工学研究科社会工学専攻博士課程修了、「メンデレーエフによる元素の周期律発見と発見に至る過程の歴史的考察」で学術博士[2]。1990年から1992年にかけてソ連のレニングラード国立大学(留学中にサンクトペテルブルク大学と改称)にソ連政府奨学金留学生として留学。1994年から東京工業大学人文社会群助教授[2]、2015年社会理工学研究科教授。すい臓がんのため闘病を続けたが、2016年に死去[2]。
著書
[編集]共編著
[編集]翻訳
[編集]- ロンドン科学博物館、アメリカ国立歴史博物館、スミソニアン博物館『科学大博物館 装置・器具の歴史事典』橋本毅彦,廣野喜幸共監訳 朝倉書店 2005
- スティーヴ・フラー『我らの時代のための哲学史 トーマス・クーン/冷戦保守思想としてのパラダイム論』中島秀人監訳 三宅苞共訳 海鳴社 2009