森本章倫

森本 章倫(モリモト アキノリ、1964年(昭和39年)4月[1] - )は、日本の交通工学者、都市計画研究者[2]。第38代日本都市計画学会会長[3]マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員宇都宮大学助手、助教授、教授などを経て、現在は早稲田大学理工学術院 創造理工学部教授。博士(工学) (早稲田大学)、技術士(建設部門)[4]。 日本都市計画学会会長のほか、日本交通政策研究会常務理事、土木学会 コンサルタント委員会 副委員長。芳賀・宇都宮LRT協議会会長[5]。 専門は土木計画学交通工学[6]山口県出身。

来歴

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山口県岩国市生まれ[7]。岩国市立麻里布小学校、岩国市立麻里布中学校、山口県立岩国高等学校を経て、1983年04月 早稲田大学 理工学部 土木工学科 (現・社会環境工学科)入学。1987年03月、同土木工学科卒業し、同年04月、早稲田大学大学院 理工学研究科 博士前期課程に進学。1989年03月同大学院課程修了後、1989年04月 同大学院 理工学研究科 博士課程後期に進学。1992年03月、同博士課程後期 単位取得退学。早稲田大学助手、1994年04月 - 1999年01月 宇都宮大学助手。1999年02月 - 2007年03月 宇都宮大学 工学部建設学科建設工学コース(現・地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科) 助教授。2007年04月 - 2012年07月 宇都宮大学 准教授[8]。 2012年08月 - 2014年03月 宇都宮大学大学院 教授。2017年10月から 静岡県 都市計画審議会会長。2019年10月から 東京都 土地利用審査会会長[2]

著書

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  • 交通工学ハンドブック 交通工学研究会 交通工学研究会, 丸善 2001年
  • 明日の都市交通政策 成文堂 2003年
  • コミュニティバスの導入ノウハウ 現代文化研究所 2006年
  • 交差点改良のキーポイント 尾崎晴男, 森本章倫 他と編著
  • 都市のクオリティ・ストック 鹿島出版会 2009年
  • 交通工学研究会,丸善出版 2011年
  • 人口減少時代における地域公共交通のあり方 ― 都市自治体の未来を見据えて 日本都市センター, 内海 麻利, 木村 俊介, 板谷 和也, 南木 孝昭, 高野 裕章, 石田 雄人らと 日本都市センター 2015年
  • コンパクトシティを考える 浅見 泰司, 中川 雅之らと プログレス 2018年
  • 図説わかる都市計画 森田哲夫他と編著, 学芸出版社 2021年

脚注

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  1. ^ INC, SANKEI DIGITAL「構想から30年を経て、歴史的な開業を迎える芳賀・宇都宮LRT。開業により宇都宮市に起こる変化と運行会社が抱える想いとは?」『』2023年12月7日。2023年12月7日閲覧。
  2. ^ a b 研究者詳細 - 森本 章倫”. w-rdb.waseda.jp. 2023年12月7日閲覧。
  3. ^ 会長就任あいさつ|学会案内|公益社団法人 日本都市計画学会”. www.cpij.or.jp. 2023年12月7日閲覧。
  4. ^ 教育×WASEDA ONLINE」『』。2023年12月7日閲覧。
  5. ^ 日本放送協会. “高校生がLRT導入に尽力した教授から「都市計画」を学ぶ|NHK 栃木県のニュース”. https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20230906/1090015901.html 2023年12月7日閲覧。 
  6. ^ 投稿者: (2017年4月1日). “【コラム】コンパクトシティとスマートシティ/森本章倫・早稲田大学教授”. China Integrated City Index. 2023年12月7日閲覧。
  7. ^ 森本章倫さんの紹介 - 岩国市”. www.city.iwakuni.lg.jp. 2023年12月7日閲覧。
  8. ^ 森本 章倫”. www.mlit.go.jp. 2023年12月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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