橋本栄莉
人物情報 | |
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生誕 | 1985年 日本 新潟県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京学芸大学教育学部卒業 一橋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了 |
学問 | |
研究分野 | 文化人類学 |
研究機関 | 高千穂大学人間科学部 立教大学文学部 |
学位 | 博士(社会学) |
主要な作品 | 『エ・クウォス』 |
橋本 栄莉(はしもと えり、1985年[1] - )は、日本の文化人類学者。立教大学文学部准教授。学位は、博士(社会学)。専門は文化人類学。
略歴
[編集]新潟県出身[1]。2008年、東京学芸大学教育学部卒業[2]。2008年より南スーダンでヌエル族のフィールドワークを開始[3][4]。2010年、一橋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了[2]。2010年から2011年までジュバ大学平和開発研究センター 所属研究員[2]。2013年12月、ジュバ虐殺、クーデター未遂事件を受けて滞在中の南スーダンを緊急脱出[5]。2015年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了[1][2]。論文「エ・クウォス : 南スーダン、ヌエル社会における予言的出来事と拡張する想像力の民族誌」で博士(社会学)[6]。2015年からウガンダの難民居住区を中心にフィールドワーク[7][3]。2017年から高千穂大学人間科学部助教。2018年、同准教授[2]。2019年、立教大学文学部史学科超域文化学専修准教授[2]。
2024年現在、ヌエル族コミュニティでのフィールドワーク経験は、南スーダンで総計19カ月(村落部・都市部、2008年から2013年)、ウガンダで総計7カ月間(首都カンパラおよび難民定住区、2015年から2018年)[3]。
受賞
[編集]- 2017年 - 若手難民研究者奨励賞[1]
- 2017年 - 日本文化人類学会奨励賞[1]
- 2019年 - 澁澤賞[2]
- 2019年 - 発展途上国研究奨励賞[2]
- 2019年 - 日本アフリカ学会研究奨励賞[2]
- 2019年 - 高島賞[2]
- 2019年 - 国際宗教研究所賞[2]
- 2020年 - 日本質的心理学会賞[8]
著書
[編集]単著
[編集]- 『エ・クウォス : 南スーダン・ヌエル社会における予言と受難の民族誌』九州大学出版会、2018年3月。ISBN 978-4-7985-0222-9。
- 『タマリンドの木に集う難民たち : 南スーダン紛争後社会の民族誌』九州大学出版会、2024年4月。ISBN 978-4-7985-0373-8。
共編著・訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 橋本 2018, 奥付.
- ^ a b c d e f g h i j k researchmap
- ^ a b c 橋本 2024, p. 9. 「プロローグ」。
- ^ 橋本 2024, 奥付.
- ^ 橋本 2024, p. 275. 「エピローグ」。橋本 2024, pp. 6-9. 「プロローグ」。
- ^ 橋本, 栄莉『エ・クウォス : 南スーダン、ヌエル社会における予言的出来事と拡張する想像力の民族誌 E KUOTH: AN ETHNOGRAPHY OF PROPHETIC EVENTS AND MORAL IMAGINATION AMONG THE NUER OF SOUTH SUDAN』(博士(社会学)論文)一橋大学、2015年3月。doi:10.15057/27142。 NAID 500000963666。学位授与番号: 甲第843号。
- ^ 橋本 2024, p. 275. 「エピローグ」。
- ^ ハシモト エリ 橋本 栄莉 HASHIMOTO Eri立教大学 研究者情報。2024年3月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 橋本栄莉『エ・クウォス : 南スーダン・ヌエル社会における予言と受難の民族誌』九州大学出版会、2018年
- 橋本栄莉『タマリンドの木に集う難民たち : 南スーダン紛争後社会の民族誌』九州大学出版会、2024年。
- 橋本栄莉 - researchmap