歌川直広
歌川 直広(うたがわ なおひろ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
[編集]歌川豊広の門人、歌川の画姓を称す。作画期は寛政から享和にかけての頃で、画風は豊広風とされる。肉筆美人画の作を残す。
作品
[編集]作品名 | 技法 | 形状・員数 | 寸法(縦x横cm) | 所有者 | 年代 | 落款・印章 | 備考 |
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橋上二美人の図 | 絹本着色 | 1幅 | 浮世絵太田記念美術館 | 寛政末頃 | |||
美人蹴鞠図 | 紙本着色 | 1幅 | 83.0x26.9 | 京都府(京都文化博物館管理) | 款記「直廣画」/朱文二重方印 | 賛句「流し眼に 愛もつ軒の 柳かな」[1] |
脚注
[編集]- ^ 埼玉県立博物館編集・発行 『2002FIFAワールドカップTM記念 特別展「KEMARI―蹴鞠―The Ancient football Game of Japan」』 2002年5月24日、pp.13,56。
参考文献
[編集]- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年