永見理夫
永見 理夫 ながみ かずお | |
---|---|
内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1949年10月10日(75歳) |
出生地 | 日本 鳥取県 |
出身校 | 早稲田大学教育学部 |
前職 | 地方公務員(国立市) 国立市副市長 |
所属政党 | 無所属 |
公式サイト | 国立市長永見かずおオフィシャルサイト |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2016年12月25日 - 2024年12月24日 |
永見 理夫(ながみ かずお、1949年(昭和24年)10月10日[1] - )は、日本の政治家。元東京都国立市長(2期)。
来歴
[編集]鳥取県に生まれる。1958年(昭和33年)、渋谷区から国立町(現在の国立市)に転入。国立市立国立第三小学校、国立市立国立第一中学校卒業。1974年(昭和49年)3月、早稲田大学教育学部卒業。同年4月、国立市役所に入庁。福祉部長、市民部長、企画部長などを歴任した。2010年(平成22年)3月、定年退職。同年、財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団事務局長に就任[2][3]。
2011年(平成23年)5月、国立市副市長に就任。
2016年(平成28年)11月16日、国立市長の佐藤一夫が肝不全により死去。同日付で市長職務代理者に就任[4]。12月25日に行われた市長選挙に自由民主党・公明党の推薦を受けて立候補。共産党・自由党・社民党の推薦を受けた元市議の小川宏美を破り初当選した。投票率は過去最低の41.13%を記録した[5]。
※当日有権者数:62,380人 最終投票率:41.13%(前回比:14.01pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
永見理夫 | 67 | 無所属 | 新 | 15,462票 | 60.95% | (推薦)自由民主党・公明党 |
小川宏美 | 53 | 無所属 | 新 | 9,907票 | 39.05% | (推薦)共産党・自由党・社民党 |
2020年(令和2年)12月13日の市長選挙では、自公に加え都民ファーストの会からも推薦を受け立候補。共産、社民、生活者ネットから推薦を受けた一級建築士の土屋邦美を破り再選[6]。
※当日有権者数:63,410人 最終投票率:37.18%(前回比:3.95pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
永見理夫 | 71 | 無所属 | 新 | 15,229票 | 65.56% | (推薦)自由民主党、公明党、都民ファーストの会 |
土屋邦美 | 72 | 無所属 | 新 | 7,986票 | 34.40% | (推薦)日本共産党、社会民主党、国立・生活者ネットワーク (支持)緑の党グリーンズジャパン |
2024年(令和6年)12月15日の市長選挙に自民党・日本維新の会・公明党・都民ファーストの会の推薦を受けて立候補するも、元国土交通省職員の浜崎真也に582票差で敗れた[7]。
※当日有権者数:63,411人 最終投票率:42.21%(前回比:5.03pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
浜崎真也 | 40 | 無所属 | 新 | 13,559票 | 51.1% | (自主支援)立憲民主党、日本共産党、社会民主党、国立・生活者ネットワーク |
永見理夫 | 75 | 無所属 | 現 | 12,977票 | 48.9% | (推薦)自由民主党、日本維新の会、公明党、都民ファーストの会、連合東京 |
市政
[編集]- 2020年(令和2年)2月19日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」導入に向けた条例案を、年内に提出すると発表した[8]。同制度は2021年(令和3年)4月1日に導入された[9]。
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、143頁。
- ^ 永見かずおオフィシャルサイト - プロフィール
- ^ “市長の紹介”. 国立市. 2023年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月14日閲覧。
- ^ “「市役所のガマさん」映画出演も 佐藤一夫・国立市長偲ぶ”. 産経デジタルIza!. 産業経済新聞社. (2016年11月17日) 2016年11月26日閲覧。
- ^ “国立市長に永見氏初当選 市政継承、支持集める”. 産経新聞. (2016年12月26日) 2017年3月8日閲覧。
- ^ “東京・国立市長選は永見氏が再選”. 産経新聞. (2020年12月13日)
- ^ 長竹祐子 (2024年12月15日). “国立市長選、無所属新人の浜崎真也氏が初当選「すべてを国立に捧げる」 SNS駆使し政策発信、現職を破る”. 東京新聞. 2024年12月15日閲覧。
- ^ “パートナーシップ条例 国立市も導入意向 /東京”. 毎日新聞. (2020年2月20日) 2020年8月6日閲覧。
- ^ “臼杵市、西宮市、延岡市、生駒市などでも同性パートナーシップ証明制度導入へ”. OUT JAPAN. (2021年3月26日) 2021年3月26日閲覧。