汀一弘
汀 一弘(みぎわ いっこう、1950年[1] - 2006年)は、日本の翻訳家。兵庫県生まれ[1]。1972年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業[1]。在学中はワセダミステリクラブに参加。「宮地謙」名義での翻訳もある。
訳書
[編集]- 『掠奪軍団 : 悪党パーカー』(リチャード・スターク、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1981
- 『2018年キング・コング・ブルース』(サム・J・ルンドヴァル、サンリオ、サンリオSF文庫) 1981
- 『眠れぬ夜の愉しみ』(ハロルド・Q・マスア編、宇佐川晶子他共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1982
- 『現代アメリカ推理小説傑作選 3』(アメリカ探偵作家協会編、小鷹信光他共訳、立風書房) 1982
- 『デス・マーチャント / 魔の三角海域 』(ジョゼフ・ローゼンバーガー、東京創元社、創元推理文庫) 1982
- 『新・読者への挑戦』(アイザック・アシモフ,アリス・ローランス編、共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1983
- 『冷えたギムレットのように : 美酒ミステリ傑作集』(小鷹信光編、共訳、大和書房) 1983
- 『デス・マーチャント / 殺人衛星を奪い取れ!』(ジョゼフ・ローゼンバーガー、東京創元社、創元推理文庫) 1983
- 『過去、現在、そして殺人』(ヒュウ・ペンティコースト、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1983
- 『エドガー賞全集』(ビル・プロンジーニ編、小鷹信光他共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1983
- 『聖者死すべし』(サイモン・クイン、東京創元社、創元推理文庫) 1984 - インクィジター2
- 『地球への侵入者 グルフ・コンクリン選のSFアンソロジー』(グルフ・コンクリン編、共訳、朝日ソノラマ、ソノラマ文庫、海外シリーズ5) 1984
- 『涙が乾くとき』(トマス・B・デューイ、河出書房新社、アメリカン・ハードボイルド6) 1984
- 『妖精王の冠』(ヒルデブラントほか、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 1986
- 『曇りガラスの街』(ジョナサン・ヴェイリン、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1986 - 私立探偵ハリイ・ストウナー
- 『赤く灼けた死の海』(ジョン・D・マクドナルド、角川書店、角川文庫) 1987 - トラヴィス・マッギーシリーズ
- 『復讐者の怒り』(ジョン・カッター、東京創元社、創元推理文庫) 1987
- 『バンカーから死体が : ゴルフ・ミステリー傑作選』(エリナー・ラリー他著、小鷹信光他共訳、東京書籍、シリーズ・ザ・スポーツノンフィクション別巻) 1988
- 『ハンマー・ロック : ボディガード・ジョン・ロック』(ジャック・バーノオ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1988
- 『J.F.ケネディを救え』(スタンリー・シャピロ、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 1988
- 『卑しい街を行く』(ロバート・J・ランディージ編、木村二郎他共訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989
- 『首吊りクロゼット』(トニー・フェンリー、角川書店、角川文庫) 1989
- 『テスラの最終兵器』上・下(ジョン・マルコム、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1989
- 『心憑かれて』(マーガレット・ミラー、東京創元社、創元推理文庫) 1990
- 『最後の楽園』(ジェリー・エイハーン、東京創元社、創元推理文庫) 1990
- 『トワイライト・アイズ』上・下 (ディーン・R・クーンツ、角川書店、角川文庫) 1990
- 『聖竜戦記』上・下(マイケル・リーヴス,バイロン・プライス、角川書店、角川文庫) 1990
- 『彼女のアラスカ : ベスト・アウトドア・コラム』(バリー・ロペス他著、駒沢敏器編、共訳、東京書籍、シリーズ・ザ・スポーツノンフィクション11) 1991
- 『顔を返せ』上・下(カール・ハイアセン、角川書店、角川文庫) 1992
- 『マーメイド』(マーガレット・ミラー、東京創元社、創元推理文庫) 1993
- 『砕けたハート』(トマス・バン、東京創元社、創元推理文庫) 1993
- 『トワイライト・アイズ』上・下(ディーン・R・クーンツ、角川書店、角川ホラー文庫) 1996
- 『七百万ドルの災難』(ジェイムズ・マグヌスン、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1999
- 『行きどまり』(パトリシア・カーロン、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2000
- 『シュロック・ホームズの迷推理』(ロバート・L・フィッシュ、深町眞理子ほか共訳、光文社、光文社文庫、英米短編ミステリー名人選集7) 2000
- 『もうひとつの「カサブランカ」』(マイクル・ウォルシュ、扶桑社) 2002
- 『夢なき者たちの絆』上・下 (マイクル・C・ホワイト、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2002
- 『秘密の顔を持つ女』上・下 (ウィリアム・ベイヤー、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2003
フィリップ・K・ディック
[編集]- 『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック 1』(フィリップ・K・ディック、ジョン・ブラナー編、浅倉久志他共訳、サンリオ、サンリオSF文庫) 1983
- 『銀河の壷直し』(フィリップ・K・ディック、サンリオ、サンリオSF文庫) 1983
- 『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック 4』(P・K・ディック、マーク・ハースト編、浅倉久志他共訳、サンリオ、サンリオSF文庫) 1985
- 『シミュラクラ』(フィリップ・K・ディック、サンリオ、サンリオSF文庫) 1986
「ホースクラン」
[編集]- 『ホースクラン登場』(ロバート・アダムス、サンリオ、サンリオSF文庫) 1987
- 『ホースクランの剣』(ロバート・アダムス、サンリオ、サンリオSF文庫) 1987
- 『ホースクランの復讐』(ロバート・アダムス、サンリオ、サンリオSF文庫) 1987
デヴィッド・ウィルツ
[編集]- 『わが故郷に殺人鬼』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、サンケイ文庫、海外ノベルス・シリーズ) 1988、 のち扶桑社ミステリー
- 『倒錯者の祈り』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1993
- 『闇の狩人』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1995
- 『歪んだ愛』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1995
- 『黒い賛美歌』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1996
- 『眠りについた骨』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1997
- 『破壊の黙示録』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1998
- 『故郷への苦き想い』(デヴィッド・ウィルツ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2001