池田修 (アートディレクター)
池田 修(いけだ おさむ、1957年6月14日[1] - 2022年3月16日)は、日本のアートディレクター[2]。BankART1929元代表。PHスタジオ所属。
経歴
[編集]大阪府生まれ。大阪府立今宮高等学校卒業、1977年、静岡大学理学部入学、1981年、同大学を中退し、1982年、横浜にあった現代美術のスクール・Bゼミスクールに入る[3]。
Bゼミ卒業後はチームPHスタジオを発足し、展覧会や美術プロジェクト、建築設計等の活動を行った。2004年からは横浜を拠点としたBankART1929の立ち上げと企画運営に携わっていた[4]。
2009年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞、2011年度横浜文化賞文化・芸術奨励賞をBankART1929として受賞している[4]。
2022年3月16日、小脳出血のため、横浜市内の病院にて死去。64歳没[5]。代表を務めていたBankART1929は副理事長の細淵太麻紀が代表代行となり、運営を引き継ぐ[4]。
脚注
[編集]- ^ “池田修を偲ぶ6日間「都市に棲む―池田修の夢と仕事」”. BankART1929 (2022年6月14日). 2022年6月7日閲覧。
- ^ “アートディレクターの池田修氏死去”. 産経新聞. (2022年3月24日) 2022年3月24日閲覧。
- ^ 『池田修の夢十夜』(BankART1929、2022年)
- ^ a b c “「BankART1929」 代表の池田修さんの遺志受け継ぐ”. ヨコハマ経済新聞 (2022年3月23日). 2022年3月24日閲覧。
- ^ “横浜の歴史的建造物をアートへ活用 バンカート代表・池田修さん死去”. 朝日新聞. (2022年3月23日) 2022年3月24日閲覧。
著書
[編集]- 『池田修の夢十夜』(BankART1929、2022年)ISBN 9784902736526