海邦銀行SC

海邦銀行SC
原語表記 海邦銀行サッカークラブ
呼称 海邦銀行SC
愛称 かいぎんサッカークラブ
クラブカラー  
創設年 1985年
所属リーグ 九州サッカーリーグ
ホームタウン 沖縄県那覇市
ホームスタジアム
南風原町黄金森公園陸上競技場
南城市陸上競技場
吉の浦公園ごさまる陸上競技場
東風平運動公園サッカー場
収容人数 5,300(黄金森陸)
2,400(南城市陸)
2,000(ごさまる)
850(東風平サ)
代表者 日本の旗 石井洋介
監督 日本の旗 新田呂
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

海邦銀行SC(かいほうぎんこうエスシー、Kaiho Bank Soccer Club)は、沖縄県那覇市を本拠地とする社会人サッカーチーム。正式名称は海邦銀行サッカークラブ、愛称はかいぎんサッカークラブである[1]

歴史

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1985年第42回国民体育大会(海邦国体)に向けた沖縄県の強化チームとして創設[2][3]。名称は海邦クラブ

1985年・1986年九州各県リーグ決勝大会で2年連続準優勝するも、ともに入替戦で三菱重工長崎に敗れ九州リーグ昇格を逃す。

1986年、地元開催となる全国社会人サッカー選手権に出場し、ベスト8に進出。

国体後は一般チームとして活動を続ける。1996年第76回天皇杯全日本サッカー選手権大会に初出場。この年は沖縄県リーグ1部を制し九州各県リーグ決勝大会で準優勝するも、入替戦ではまたしても三菱重工長崎に敗れ九州リーグ昇格を逃す。

1999年度は県リーグ優勝を果たすと、翌年1月の九州各県リーグ決勝大会では沖縄県勢として初優勝。沖縄県勢初の九州リーグ昇格を果たした[2]

2000年から、地元の金融機関である沖縄海邦銀行とスポンサー契約を結び海邦銀行サッカークラブ(海邦銀行SC)へ改称。

この年は4年ぶりに天皇杯出場を果たしたが、リーグ戦は18試合でわずか2勝しか挙げられず、9位のブレイズ熊本に勝点11の差をつけられ、1年で沖縄県リーグへ降格。

2002年、県リーグ1部で3年ぶりに優勝。九州各県リーグ決勝大会も優勝し、3年ぶりに九州リーグへ復帰した。

2006年は9チーム中最下位となったが、翌年1月に九州各県リーグ決勝大会2位の延岡市SCとの入替戦に勝利して残留。

2010年は9チーム中最下位となったが、翌年1月に九州各県リーグ決勝大会2位のF.C.那覇との入替戦に勝利して残留。

2011年沖縄県サッカー選手権大会で優勝し11年ぶりに天皇杯に出場[2]

2012年、13年ぶりに全国社会人サッカー選手権に出場。1986年以来となるベスト8に進出する。

2010年代以降は九州リーグで安定して中位を争うチームとなり、2014年には史上最高の2位と躍進した。

2022年の九州リーグではわずか1勝(2分)と振るわず最下位に終わり、21年ぶりに沖縄県リーグへ降格[4]

2023年は沖縄県リーグ1部を無敗で制すと、九州各県リーグ決勝大会でも決勝戦で板付FCに勝利し、優勝。1年で九州リーグへの復帰を果たした[5][6]

2024年の九州リーグでは2年前と同様の1勝(3分)止まりで再び最下位に終わり、1年で沖縄県リーグへの降格となった[7][注 1]

クラブ成績

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年度 所属 順位 勝点 試合 PK勝 PK敗 得点 失点
1999 沖縄県1部 優勝
2000 九州 10位 8 18 2 0 - 2 14 14 53 -39
2001 沖縄県1部
2002 優勝
2003 九州 8位 26 22 6 3 - 2 11
2004 7位 20 18 6 1 - 0 11
2005 7位 18 18 5 1 - 1 11
2006 9位 7 16 2 0 - 1 13 15 43 -28
2007 9位 15 20 5 0 - 0 15 17 80 -63
2008 6位 21 18 5 2 - 2 9 18 44 -26
2009 5位 23 16 6 1 - 3 6 22 21 1
2010 9位 15 16 4 0 - 3 9 16 38 -22
2011 8位 17 18 3 2 - 4 9 19 34 -15
2012 5位 30 18 9 1 - 1 7 34 29 -5
2013 5位 24 18 5 3 - 3 7 27 45 -18
2014 2位 37 18 10 3 - 1 4 51 25 26
2015 6位 22 18 5 2 - 3 8 36 42 -6
2016 8位 7 9 2 0 - 1 6 10 27 -17
2017 6位 33 20 8 4 - 1 7 38 40 -2
2018 6位 23 18 5 3 - 2 8 26 41 -15
2019 5位 26 18 7 2 - 1 8 34 39 -5
2020 新型コロナウイルスの影響により途中辞退(のちにリーグ戦中止)[8]
2021 6位 21 18 7 0 - 0 11 29 37 -8
2022 11位 5 20 1 - 2 - 17 15 61 -46
2023 沖縄県1部 優勝 23 9 7 - 2 - 0 39 4 35
2024 九州 10位 6 18 1 - 3 - 14 15 67 -52

タイトル

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リーグ戦

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カップ戦

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所属選手・スタッフ

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2024年

スタッフ

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役職 氏名 前職 備考
代表 日本の旗 石井洋介 海邦銀行SC コーチ
総監督 日本の旗 金城進
監督 日本の旗 新田呂 FC琉球 選手兼任
コーチ 日本の旗 島優也 港川キッカーズ 選手兼任
アドバイザー 日本の旗 仲間幹 海邦銀行SC 監督

選手

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Pos No. 選手名 前所属 備考
GK 1 日本の旗 與那城慧太 沖縄国際大学
21 日本の旗 新里ジュリアン 浦添SC
31 日本の旗 奥間悠貴 沖縄国際大学
35 日本の旗 與那城昴太 F.C.那覇
DF 4 日本の旗 宮城歩武 名桜大学
11 日本の旗 山川侑馬 FCセリオーレ
23 日本の旗 比屋根大介 東風平クラブ
25 日本の旗 櫻井豪流 FC Nahacelona
26 日本の旗 宮里尚 沖縄国際大学
27 日本の旗 志村保明 国際武道大学
29 日本の旗 高良京司 静岡産業大学
30 日本の旗 仲宗根良太 横浜猛蹴
MF 2 日本の旗 仲宗根知弘 FC与那原
3 日本の旗 与儀尚汰 びわこ成蹊スポーツ大学
5 日本の旗 與那嶺偉 鹿児島ユナイテッドFCセカンド
7 日本の旗 照屋靖人 コニカミノルタSC豊川
8 日本の旗 金城大樹 FCカリーナ 主将
9 日本の旗 吉元雅人 名護スポーツFC
15 日本の旗 波平真洋 八重山けまりFC
17 日本の旗 比嘉雄作 沖縄電力SC
18 日本の旗 伊集守慶 東風平クラブ
24 日本の旗 堀川笙 鹿児島実業高校
28 日本の旗 島優也 港川キッカーズ コーチ兼任
34 日本の旗 池間優亮 NIIGATA J.S.C
36 日本の旗 秦賢二 MIOびわこ滋賀
37 日本の旗 伊佐航平 沖縄国際大学
38 日本の旗 田島聖 日本経済大学
39 日本の旗 上原大輔 東風平クラブ
FW 6 日本の旗 益田原拓真 FCあまわり
13 日本の旗 吉嶺文啓 琉球大学
14 日本の旗 新田呂 FC琉球 監督兼任
16 日本の旗 恩納正気 イトーSC
19 日本の旗 佐藤駿 沖縄国際大学
20 日本の旗 野原健太 日本体育大学
32 日本の旗 平川伶王 東風平クラブ
33 日本の旗 野原圭 エナジックF.C.那覇

永久欠番

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歴代監督

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  • 1998年[10] - 2022年:仲間幹
  • 2023年 - :新田呂

ユニフォーム

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ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

ユニフォームスポンサー

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掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
沖縄海邦銀行 OKINAWA
KAIHO
鎖骨 なし - -
背中上部 なし - -
背中下部 なし - -
なし - -
パンツ なし - -

ユニフォームサプライヤー

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歴代ユニフォームスポンサー年表

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年度 鎖骨 背中上部 背中下部 パンツ サプライヤー
2015 OKINAWA
KAIHO
- - - - - Mizuno
2016
2017 PENALTY
2018
2019
2020

脚注

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注釈

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  1. ^ 海邦銀行SCと共に九州リーグへ昇格していた板付FCは8位での自力残留を決めており、九州各県L決勝大会での優勝・準優勝の立場が、1年で真逆に明暗分かれる結果となってしまった。

出典

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  1. ^ かいぎんサッカークラブ”. 沖縄海邦銀行. 2018年2月26日閲覧。
  2. ^ a b c 第91回天皇杯(チーム紹介)”. 共同通信社 (2011年10月25日). 2018年2月26日閲覧。
  3. ^ [海銀SC疾走20年 九州L挑戦の軌跡](中)有力選手の受け皿に 37年受け継ぐ「向上心」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース”. 沖縄タイムス+プラス. 2022年3月19日閲覧。
  4. ^ 沖縄SV、不敗で走破 海銀は敗れ降格 サッカー九州リーグ”. 琉球新報. 2024年9月4日閲覧。
  5. ^ 海邦銀行サッカークラブが優勝 九州L復帰 九州各県リーグ”. 琉球新報. 2024年9月4日閲覧。
  6. ^ 海邦銀行サッカークラブの九州各県リーグ決勝大会優勝について”. 沖縄海邦銀行. 2024年9月4日閲覧。
  7. ^ 試合結果報告”. Instagram. 2024年9月10日閲覧。
  8. ^ 辞退時点で「1PK勝1PK敗1敗・得点2・失点3」で暫定5位であった。
  9. ^ 絆つないだ海銀SC「22」 故・浜元さん、仲間見守る”. 琉球新報. 2024年9月4日閲覧。
  10. ^ [海銀SC疾走20年 九州L挑戦の軌跡](上)走力鍛え戦う海銀に 降格危機2度乗り越え | 沖縄タイムス+プラス ニュース”. 沖縄タイムス+プラス. 2022年3月19日閲覧。

外部リンク

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