河野純子 (ゲームクリエイター)
河野 純子(かわの じゅんこ)は、かつてコナミに在籍した日本のゲームクリエイター。
人物
[編集]1992年にコナミに入社。以来ロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームを中心に、企画やキャラクターデザインを担当。『シャドウ オブ メモリーズ』で初めてプロデューサーを務めた。
本格的に仕事に携わったのは1995年発売の『幻想水滸伝』が最初[1]。同シリーズでは第2作と第3作では製作として関与しなかったが(第2作にはエンディングのコーラスとして参加)、『幻想水滸伝カードストーリーズ』のカードデザインとして復帰、第4作からはプロデューサーを務めている。
エピソード
[編集]- 『幻想水滸伝』では全ての登場人物の顔グラフィックを担当し、1週間で仲間80人分のグラフィックを仕上げた[1]。
- 『シャドウ オブ メモリーズ』では、製作にあたりドイツを取材旅行している[2]。
- 『Rhapsodia』では、脇役の声を担当した。
テレビゲーム
[編集]- 幻想水滸伝シリーズ
- 幻想水滸伝(キャラクターデザイン、1995年)
- 幻想水滸伝IV(プロデューサー、2004年)
- Rhapsodia(シナリオ・キャラクターデザイン・イベントデザイン・プロデューサー、2005年)
- 幻想水滸伝V(プロデューサー、2006年)
- 幻想水滸伝ティアクライス(スペシャルサンクス、2008年)
- 幻想水滸伝 紡がれし百年の時(スペシャルサンクス・パッケージイラスト、2012年)
- ツインビーRPG(企画、1998年)
- ドルフィンズドリーム(企画、1998年)
- シャドウ オブ メモリーズ(プロデューサー、2001年)
- タイムホロウ 奪われた過去を求めて(ディレクター・キャラクター原案、2008年)
- ザックとオンブラ まぼろしの遊園地(企画・ディレクター・脚本、2010年)
- アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実(原作・メインキャラクターデザイン、2019年)[3][4]
- 百英雄伝 Rising(キャラクターデザイン、2022年)
- 百英雄伝(キャラクターデザイン、2024年)
カードゲーム
[編集]- 幻想水滸伝カードストーリーズ(カードデザイン、2001・2003年)
脚注
[編集]- ^ a b コナミ『幻想水滸伝 公式ガイドブック』
- ^ NTT出版『シャドウ・オブ・メモリーズ 公式ガイド』
- ^ 株式会社インプレス (2019年4月5日). “フジゲームス、「幻想水滸伝」の河野純子氏など豪華クリエイターを迎えて新作「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」を制作中 ティザーサイトを開設。新情報を続々公開予定!”. GAME Watch. 2020年2月16日閲覧。
- ^ “アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実”. アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実. 2020年2月16日閲覧。